Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

建築家31人展@新宿パークタワー

ニュース

仕事の打ち合わせで新宿オゾンに行く用事があったので、その帰りに同じビル内で展示されていた建築家31人展に寄って参りました。

建築家31人展

良質な住宅を設計する色々なタイプの建築家31人が自分たちで会場設営から展示、受付まで企画するというユニークな展示会で、デザイン重視のかっこいい模型から、如何にも使い勝手が良さそうな居心地の良い住宅まで、バラエティーに富んだ展示になっていました。

石川利治氏の模型

こちらは大学の研究室の一つ上の先輩で時々一緒にお仕事もしている、3*D空間創考舎の石川利治さんの展示です。シャープなデザインながら使い勝手も良く検討された素敵な住宅でした。石川さんも当日いると伺っていたので、設計した住宅の工夫や31人展についても色々とお話を聞いてきました。展示は明日5日までとのことでした。

住まいの学校でのマンションリフォームセミナーと今週の家

ニュース

一般財団法人 住まいの学校で5月23日にリフォームセミナー「ワンランク上をめざすリフォーム提案・プランニング術」を行うことになりました。

マンションリフォームセミナー

午前は戸建住宅を中止に中西ヒロツグさんが、午後をマンションリフォームで各務が説明することになっています。

また、これに関連して(セミナー講師のリフォーム実例として)住まいの学校のホームページのコンテンツ「今週の家」に目白S邸が事例として紹介されていますので、こちらもどうぞご覧ください。

塗装下地作り@田園調布F邸リノベーション工事

田園調布F邸

田園調布のF邸リノベーション工事では、塗装する壁と天井のボード張りが全て終わり、塗装屋さんが入って下地作りを始めています。

塗装下地作り

一段床が上がった子供のプレイコーナーからキッチンダイニング方向を見返した写真です。手前でしゃがんでいるのが塗装屋の親方さんで、塗装職人としての経歴はまだ30年(!)程度とのことでした。

塗装下地のパテしごき

アップでパテの様子を見ると、ボードの継ぎ目に最初のパテをあて、一度ペーパーで数ってから、コーナーガードで補強されたコーナーを中心に二度目のパテが上塗りされ、さらにヒビされやすい開口部の角周りを三度目のパテを盛っている様子が判ります。平滑な面であれば、2度のパテ、コーナーや割れやすい部分は3度のパテで下地を完成させてゆくとのことでした。

ダイニングからキッチン、そして奥のプレイコーナーまで天井はフラットですし、壁も一枚で大きく繋がっているものが多いので、塗装下地作りも相当大変なようです。キッチン奥では造作棚も作り始められていました。

<寝室のある2階ではフローリングの施工も始まっています。1階ではウォールナットとチェリーを使い分けて、2階ではバーチを採用しています。

1階の浴室にも窓が取り付き、下地ボード張りからタイルを張ってゆく準備が徐々に始められる予定です。