Architects think of Premium Reform & Renovation
2006.05.20
[お茶室リフォーム]
お茶室リフォームも空間の姿が見えてきて、完成も間近となってきました。先日調整をした障子には和紙が貼られ、完成した建具として搬入されてきました。
左官壁もすっかり乾いて目指した仕上がりの色となり、後は畳が入ればもう完成です。
電気屋さんは照明器具やコンセントを設置しており、大工の伊藤さんは最後の仕上げに掛け障子を掛ける釘や、床の間に花や掛け軸を掛けるための釘の取り付けを行っています。
2006.04.29
お茶室のリフォーム工事もいよいよ終盤で、建具屋さんが建具の建て込み、調整に来てくれました。
中庭を背景に、建具の調整をしている建具屋の背中に、職人さんの心意気を感じませんか?天井のエアコン用のガラリ(ルーバー状の目隠し)も入り、天井も後は照明器具をつけるのみです。
大工の伊藤さんは、大工兼現場監督ですが、器用で何でもできるので、本日は塗装屋の手伝いとして、障子の框(かまち)に汚れ防止ワックスを塗る手伝いをしていました。
2006.04.26
左官の本塗りに入る前に、改めて現場で炉の作り方について打合せを致しました。畳に炉が触れると、熱が伝わって畳がすぐ痛んでしまうので、炉の端部には特に注意が必要なのです。
コンクリート床に耐火レンガを敷き、更にコンクリートブロックを廻して熱に対処するという考えで今回は進めることになりました。写真は、現場で大工の伊藤さんと打合せをしている私、各務の姿です。
図面は打合せ用に、事前に作っておいた詳細(ディテール)図で、ほぼこのような寸法で収める事に決定しました。