Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

雑誌「都心に住む」の取材・撮影-2@目白Y邸

リフォーム

2週連続しての雑誌「都心に住む」の取材撮影です。今回伺ったのは昨年の6月頃にリフォームのお手伝いをした目白Y邸で、特集の内容は「新築かリノベ中古か(仮)」というテーマです。

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高級マンションを見慣れている「都心に住む」の取材陣もお部屋に入った瞬間に「気持ちいい!」と言ってくれた空間です。テラス付きの明るいタイル張りの空間に、ヴィンテージ感のあるスカンジナビアンな家具が本当にマッチしていますね。

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Yさまご一家は、元々賃貸で住んでいらした築浅(ご購入&リフォーム時で築8年)マンションの違う部屋を中古としてご購入して、CP(コストパーフォーマンス)を見ながら必要箇所だけを上手にリフォームなさりました。今回は中古&リノベの事例として取り上げて貰うことになります。

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都心に住む編集部の江原さんが見守る中、カメラマンの相馬さんが撮影してくれている様子です。

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こちらがちょうど同じアングルで、僕各務が撮影した写真です。あまりに明るいので、露出が不自然な写真になってしまいました…。プロのカメラマンが撮影すると、どのように映っているのか興味深々です。

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他にも寝室やキッチンなども撮影させて頂きました。

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取材撮影が終わった後の記念撮影です。前列がY家の皆さま、後列左から、ライターの長谷井さん、カメラマンの相馬さん、都心に住む編集部の江原さんに僕、各務です。
折角のお休みの日なのに、取材&撮影にご協力くださったY家の皆さま、本当にどうもありがとうございました!

 

雑誌「都心に住む」の取材・撮影@代官山T邸

代官山T邸

リクルート社の雑誌「都心に住む」の取材撮影で代官山T邸にほぼ一年ぶりにお邪魔して参りました。

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相変わらずとてもきれいにしていらっしゃるTさまのお宅です。昨年も一度取材&撮影を受けていましたが、今回は前回と特集の趣旨が違って、「閑静な街暮らす 欲しかったのは低層マンション」というタイトルで、低層ならではの魅力を伺いたいとのことで、再訪させて頂きました。
因みに先回の取材では「閑静に住む都心の住宅街」という特集でした。

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以前も取材に立ち会ってくれた都心に住む編集部の江原さんが、ライターの富山さんとカメラマンの柴田さんを案内して、どこの空間をどのように撮影するかを指示してくれました。

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その間に、照明器具で具合が悪いものが幾つかあるとのお話を事前に伺っていたので、施工を担当したリフォームキューの岩波さんとうちのスタッフの竹田さんにお施主さまがどの箇所がどう具合が悪いのかをご説明してくださいました。

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お施主さまも取材撮影が2度目で馴れていらっしゃるので、先に低層の魅力を語って頂いてから、すぐに撮影に取り掛かってもらいました。

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自分たちで設計しておいてナンですが、何度伺ってもカッコ良い空間で、ホレボレしてしまいます。特にこの黒檀の特注建具とバサルティーナの壁の相性はスタイリッシュです!

仕上げ材打合せ@青山I邸

青山I邸

現在解体工事がほぼ終わった進んでいる青山I邸プロジェクトでは、仕上げ材料の打ち合せが続いています(通常は解体前に仕上げ材を決めてしまうのが一般的な流れですが、今回はほかの部屋のリフォーム工事などとの兼ね合いで、解体工事が終わった後にしばらく間をおいてからリフォーム工事が始まる段取りとなっています)。

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基本的な仕様で工事見積りがすでにできている段階からのお手伝いなので、新しい素材をご提案する場合には、ベースとなる素材との差額がどのくらいになるかを確認しながら選択することになります。

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キッチンの背面カウンター上、洗面カウンター上、来客用トイレの手洗いカウンター上には、それぞれユニークなモザイクタイルを使いたいとのご希望があったので、リフォーム工事の設計施工を受けているM社と僕らで、幾つかのモザイクタイルのサンプルを持ち寄ってみました。ただ、小さいサンプルで、目地も詰まっていないと張った時の様子が判りにくいので、この日はどのサンプルの大判を用意するかの候補を決めて貰うところまでで打ち合わせは終わってしまいました。

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このショールームにあるキッチンとダイニングを空間的に繋ぐ扉が気に入っていらっしゃるので、どのようなデザインでどのようなサイズで仕上げるかについても、使い勝手を確認しながら打合せいたしました。

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先回の打ち合わせの1週間後に、今度は品川区のご自宅での仕上げ材打合せの様子です。

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建具や家具扉については、基本はオレフィンシート張りとなるので、その色味を決めてゆきました。所々ポイントとなる家具や建具は天然突板で仕上がるので、その突板サンプルも持ってきてもらっています。

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先回の打ち合せで選んで頂いたガラスの背面に金箔をはったモザイクタイルは、目地を詰めて大判のサンプルを作ってもらいました。こちらは来客用のトイレに採用することが決まりました。

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もう一つの大判サンプルは、写真のような玉虫色のガラスタイルです。光の状況によって色味が全く変わって見えるので、またその次の打ち合わせの際にショールームに持ち込ませてもらって、間接照明付きのメディスン・キャビネット下に置いて、色味を確認させて貰いました。
こちらもお施主さまがとても気に入ってくださったので、キッチンと洗面両方でこのタイルを採用することになりました。

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仕上げ材の打合せ4回目で、ほぼすべての素材が揃ったので、すべてをパネルに並べて最終確認をしているところです。確かに、全体として静かできれいな素材イメージですが、少々華やかさに欠けているので、先ほどの2種類のモザイクタイルが華を添えてくれそうです。

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この時点で、まだ決まっていなかったのが、リビングの窓際に作る予定のテレビ&AV用のボード収納の天板でした。幾つかの仕上げイメージ写真をIさんたちに送って貰ったものから、似た素材で日本に在庫がある御影石系のサンプルを集めて貰っています。こちらについては、当日ご出席頂けなかったのご主人さまの意見が特に重要な箇所なので、持ち帰っての宿題となりました。
価格的には、どれでも大きな違いはないので、この内容で最終的な見積りを纏めて貰うこととなりました。