Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

仕上げ打合せ&工事契約@関西I邸

関西I邸

長らくメールやオンライン打ち合わせで仕上げ材や工事額の調整を続けてきた関西I邸ですが、お金のこととスケジュールのことの目途が立ったので、久しぶりに関西のご自宅に伺ってのお打合せとなりました。

関西M邸仕上げ打合せ&工事契約

仕上げ材は何度かご持参してお見せしたことがあったのですが、まだ途中段階での仮の設定でしたので、最終的にどの素材が工事契約書に入っているかを確認させて頂きました。

関西M邸仕上げ打合せ&工事契約

粗大としては決まっていましたが、色やテクスチャーが決まっていなかったものの残っていたので、同じ金額内で選べる候補素材を見て頂き…、

関西M邸仕上げ打合せ&工事契約

竹田さんからの説明と、こちらからのアドバイスでこのシートの上に重ねた素材で最終決定となりました。リビング壁に大きく張る、イタリア産の加工大理石のサルバトーリは、すぐにでも発注しないと工事スケジュール的に厳しいので、こちらについては先行発注させて頂くことも決まりました。

エアコンや浴室、キッチン設備なども発注に向けての最終決定が迫っているので、大量の仕様書を持参して説明させて頂きました。

関西M邸仕上げ打合せ&工事契約

工事金額については、色々な事情が重なって減額することとなっていましたが、この日の素材決定で契約前の増減も纏めることができました。

関西M邸仕上げ打合せ&工事契約

家具も含めての金額調整が必要でした。工事お引き渡し時には家具も一緒に納品する予定となっているので、金額調整のためにダイニングチェアを幾つかの候補の中から決めさせて頂きました。

工務店の社長と担当者、現場監督も一緒に立ち合って貰ってのお打合せでしたので、工事契約締結を記しての関係者一同での記念写真を撮影させて頂きました。いよいよマンションへの工事申請を経て、工事着工となりますので、どうぞ今後とも宜しくお願い致します。

家庭画報のWEBマガジンに転載されました

渋谷区Q邸

先月号の雑誌「家庭画報」のマンションリノベーション特集号にて掲載された渋谷区Q邸の記事が家庭画報のウエブ版、家庭画報.comに転載されています。

2本の記事に分かれて転載されていますが、1本目は「豪邸」マンションのビフォー&アフターという記事です。

2本目の記事は、建築家・各務謙司さん流「マンションリノベーション術」というタイトルで、家庭画報に個人の名前が大きく取り上げて貰えたこと、恥ずかしいと共にとても名誉なことだと嬉しく思っております。
弊社ブログの家庭画報に取り上げられた渋谷区Q邸記事はこちらです。

久々のTOYOキッチンショールーム訪問

六本木Y邸

美術館のような生活感のない空間をご希望の六本木Yさまから、キッチンはステンレス製の機能美を持ったものが良いとのことで、TOYOキッチンショールームに伺うことになりました。

TOYOキッチンショールーム

お客さまの携帯インスタで見せて下さったTOYOキッチンのイメージです。独立したダイニングテーブルも不要で、このようなスタイルのイートインキッチンになさりたいとのことでした。

TOYOキッチンショールーム

久しぶりの南青山のTOYOキッチンショールームです。カウンターの両面から使えるスクエアなシンク「パラレロ」や…、

TOYOキッチンショールーム

ステンレスの表面にキルティングを施したような仕上げなどは、案内では見ておりましたが、改めて拝見すると、凄い技術の革新があることを実感することができました。

TOYOキッチンショールーム

こちらのカウンタートップは、波型加工されたステンレスで弾力性もあるとのことでした。ただ、残念ながら、お客さまのYさまは清掃性とシンプルさから特別な加工ナシのステンレスカウンタートップになさりたいとのことでした…。

TOYOキッチンショールーム

キッチン背面収納もすっきりさせたいとのことで…、

TOYOキッチンショールーム

このようなトール収納をつけたいとのことでしたが、中身が透けて見えないものが良いとのことで、残念ながらTOYOではない製品を組み合わせることになりそうです。

キッチン背面扉&ガラス@六本木Y邸

当初は白い美術館空間の中に、ビビッドな色味の建具などを入れてるお話しもあったので、キッチン背面収納の面材としてカラーガラスのサンプルをお見せしましたが…、

キッチン背面扉&ガラス@六本木Y邸

大きな面だと簡単には変えられないので、まずは白系のカラーガラスのようなものが良さそうだとのお話しで落ち着きました。

床タイル決め@六本木Y邸

玄関からLDK、洗面の床まで敷き込むタイルは、グレーの石目調の物で決定です。

床カーペット決め@六本木Y邸

寝室はカーペットが良いとのこと、硬めの物を幾つか選んでお見せしたところ、タイルとも色合いが似ているものを見つけることができました。

工事契約@六本木Y邸

実は数回前の打合せから、何度か概算見積りをリフォームキューの坂本さんに出して貰っていました。コロナやウクライナの戦争のことなどで建材や住宅設備が品薄になったり、価格が上昇してきているので、早めに工事契約をして、先行発注しようとのことになり、この日に工事契約を結ばせて頂きました。まだ、未決の部分もありますが、工事着工までにすべてを決めるように打ち合わせを続けてゆくことも確認させて頂きました。