仕事の打合せで、新宿のオゾンに出かける用事あったので、ちょうど本日から展示が始まったばかりの早稲田大学芸術学校三年生の卒業設計展2010を拝見してきました。
ちょうど2年半前まで教えていた学生たちが、大きなプロジェクトの設計にチャレンジし、社会性や敷地とのコンテクスト、機能的なプログラミングを考えながら設計に取り組んでいる様子はとても嬉しく感じました。
写真手前の透明スケルトン模型と敷地模型は、ちょうど今日が当番だったそうで、全体を案内してくれた瀧波君の作品です。敷地の特性を読み込んで、力強い形を埋め込んだ造形力には素晴らしい物を感じました。
こちらは病院施設を設計した岩田君の模型写真です。流線型で構成された疾走感のあるデザインは目を惹きました。
大きな模型を作り、大胆な表現の図面に取り組んでいる学生たちの姿勢に、大きな勇気をもらうことができました。ただ、毎年思うのですが、ちょっと時代的にずれているというか、大掛かりな再開発的なプロジェクトが多いことには疑問も感じたのも事実です。