Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

サルバトーリ対談@モダンリビング

港区R邸

弊社で高級マンションの壁素材として良く使っている、イタリア製の加工大理石のサルバトーリについて、日本側サルバトーリの総代理店・インテリアズの國分社長とその魅力について対談させて頂いた記事がインテリア雑誌「モダンリビング」(ハースト婦人画報社)の2024年1月号に掲載されました。

サルバトーリ対談@モダンリビング

内容としては、どのようにサルバトーリと出会ったのか、そしてどこに惹かれて、ここまで多用してきたのかを國分社長との対談で掘り下げて貰いました。

サルバトーリ対談@モダンリビング

タイトルは「建築家の視点で見るサルバトーリの魅力とは?」となっています。

サルバトーリ対談@モダンリビング

対談記事の中では、弊社がお手伝いしたマンションリノベーションの事例写真も紹介して貰っております。こちらは関西I邸プロジェクトのリビングの壁にサルバトーリのトラッティを張ったものです。工事途中に見学にいらしたお客さまがこのきれいな壁が出来上がりを見て、当初はこの壁の手前に壁掛け式の大型テレビを設置する予定でしたが、それをお客さまの強いご意向で工事途中で変更して、天井埋め込みスピーカーとプロジェクターにしたという印象深いエピソードのお宅です。

サルバトーリ対談@モダンリビング

左側の写真は、港区R邸の玄関ホールの写真です。とにかく多様であまり日本で見たことが無い素材をふんだんに使ったマンションになさりたいとのこと、知っている限りの高級素材をお見せした中で、サルバトーリのシェブロンを気に入って頂き、玄関壁に張った事例写真です。

サルバトーリ対談@モダンリビング

こちらが対談記事が掲載されたモダンリビングの表紙です。ラグジュアリーマンションの新基準とのタイトルで、僕らの設計事例も掲載して貰いたかった所ですが、ちょうどよいタイミングで取材撮影できるプロジェクトがなったのが残念です…。
以下は、対談の取材撮影時の様子です。写真はインテリアズのサルバトーリ担当の佐々木大樹さんが撮影してくれたものです。

サルバトーリ対談@モダンリビング

インテリアズの地下のショールームで、サルバトーリのバンブーが貼られた壁の前が対談場所でした。

サルバトーリ対談@モダンリビング

対談時の写真をカメラマンが撮影してくれている様子です。カメラマンの右にいらっしゃるのがモダンリビングの担当編集者の山田さんの後ろ姿です。

サルバトーリ対談@モダンリビング

横から見ると、こんなに離れた所から、三脚なしで手持ちの望遠レンズで撮影しているのです!近くにカメラがないのは緊張しないで良いですね…。

サルバトーリ対談@モダンリビング

しかし、最後のポートレート撮影時には、ここまで近くにカメラが寄っての撮影で、にこやかな笑顔が作れず、大苦労のひと時でした…。
このような貴重な機会に対談相手として選んでくださった國分社長、どうもありがとうございました!担当編集者の山田さま、きめ細かいフォローどうもありがとうございました。当日の夜には、國分社長と担当営業マンの佐々木さん、そしてモダンリビングの高坂編集長と反省会と称しての食事会に呼んで頂きました。國分社長、美味しく楽しい夕食、どうもご馳走さまでした。

ナイルスナイル2024年1月号に掲載されました

渋谷区Q邸

富裕層向け会報誌のNIlE’s NILE(ナイルスナイル)の2024年1月号の、「住まうことの楽しさ特集」号に4組5名の建築家の一人として選ばれた記事が掲載されました。

ナイルスナイル2024年1月号_住まうことの楽しさ特集

ナイルスナイルには、実は2011年(もう13年前ですね…)にも取り上げて貰ったことがあるのですが、今回は「豊かで自分らしい住まい」をどう考えるかについて取材を受けました。

ナイルスナイル2024年1月号_住まうことの楽しさ特集

ポートフォリオは、恥ずかしながらの事務所打ち合わせ室での撮影です。取材陣の方々からは「「富裕層向けのマンションリフォーム&リノベーションなのに、事務所空間が取り澄ましていない研究室のような雰囲気で良いですねと」と変な誉められ方をして頂きました。

ナイルスナイル2024年1月号_住まうことの楽しさ特集

事例としては、渋谷区Q邸の写真を中心として、好きなものを集めただけでは、自分らしい住まいにならないのではといった逆説的なお話しをさせて頂きました。

ナイルスナイル2024年1月号_住まうことの楽しさ特集

こちらが今回の特集のタイトルページです。

ナイルスナイル2024年1月号_住まうことの楽しさ特集

ほかに取り上げられていたのは、長年の憧れでいつかは追いつきたいと目標にしている横堀建築設計事務所の横堀健一さんとコマタトモコさん、硬派で忌憚のない意見を聞かせてくれる尊敬する建築家の井上洋介さん、そして僕よりも若手ながら実績も姿勢も素晴らしい芦沢啓治さん錚々たる建築家のメンバーで、なぜこの中に一緒に選ばれたのか不思議な気持ちを持っております…。

新築マンション_千代田区O邸リフォーム提案-1

ザ・ライブラリー

新年早々、ザ・ライブラリーブログのティーザーからスタートです。
2024年の秋に完成予定の新築マンションをご購入なさった千代田区Oさまから、間取り変更のご相談メールを頂きました。

新築マンションリフォーム_千代田区O邸_オリジナル平面図

最初に頂いたメールは「2024年の秋に引き渡し予定のマンションですが、インテリア・家具及び照明と一部設備についてご相談をしたいです。」という素っ気ない(笑)メールでした。元々、ザ・ライブラリーは新築マンションの間取り変更やインテリアに対応しようと立ち上げたリノベブランドでしたので、大喜びで返信させて頂きました。
こちらからは、「初めまして、千代田区の新築マンションのインテリアと家具、設備の変更についてお問い合わせありがとうございます。新築マンションのモデルルームが残っているようであれば、そちらをザッと拝見させて頂いた後に、最寄りの喫茶店等で
お話しをさせて頂くことは可能でしょうか?差しつかえなければ、マンション名を教えて頂きたいの共に、間取り図をお送り頂けないでしょうか?。」と返信させて頂いた所でOさまから送って頂いたのが冒頭の間取り図でした。

新築マンションリフォーム_千代田区O邸_リフォーム提案-1

最初にパートナーの田口さん一緒に考えたインテリア提案がこちらです。リビングダイニングでは、長方形の長辺外壁側壁の柱型から柱型までを大きな木製フレームで囲って巨大テレビボードとして演出し、その背面にバラバラとあった扉と収納を纏めて見せ、キッチンのアウトセット引き戸を引き込み扉に変更する提案です。また玄関ホールが無く、ただ廊下が長く続くだけの単調な空間を、壁にカラーガラスや突板を張って、ホールらしさと突き当り感を出す提案としています。ご要望通りに間取り変更なしで、内装だけを触ってできることはこの程度しかありませんが、これだけだと提案としては凡庸な気がしたので、もう1案、間取り変更も含めた案を考えてみました。

新築マンションリフォーム_千代田区O邸_リフォーム提案-2

リビングダイニングについては、ほぼ提案-1と同じ内容ですが、洗面と玄関ホールとそれに挟まれた洋室3の壁や設備を細かく触ってそれぞれの欠点を補正した提案-2としています。
洗面と洋室3と玄関ホールだけを拡大した比較図も掲載している、ザ・ライブラリーのブログで続きをご覧ください。