Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

リフォーム提案力速習講座の打合せ

建築知識学校 リフォームセミナー

来月3月9日(水)に開催されることになった建築知識学校リフォーム速習一日講座の打合せで、乃木坂のエクスナレッジ社を訪問致しました。

建築学校・リフォームセミナー打合せ

左から時計回りに藤山校長と建築知識の西山編集員、そして同僚で午前の戸建リフォーム編講師の中西ヒロツグさんで、四人でセミナー内容の確認と配布資料、セミナー後のフォロー体制について話しました。前回のセミナーの反省点も踏まえて、よりグレードアップした内容になりそうです。
今回は前回以上に大人気だそうで、開催決定から半月ほどで定員を軽くオーバーする70人の方から申し込みがあり、既に応募も打ち切りになってしまったそうです。

リフォーム講座の読者アンケート

こちらは雑誌建築知識1月号から連載しているリフォーム・リノベーションスーパー講座についての読者アンケートです。「タイムリーな企画で次回が楽しみ」、「内容が具体的で良かった」等のアンケートを見せて貰い、これまでで以上にやる気が湧いてきました。
この後は建築知識編集部の六本木飲み会に参加して、色々な裏話を聞かせて貰いました。

「最高のリフォームをデザインする方法」と建築知識「リフォームのオキテ」

ニュース

エクスナレッジ社から出版された「最高のリフォームをデザインする方法」と建築専門誌・建築知識の最新号「リフォームのオキテ」の二冊のムックと雑誌にリフォームについて書いた記事が掲載されています。

最高のリフォームをデザインする方法

「最高のリフォーム」本は、以前の建築知識のリフォーム・リノベーション特集号に掲載した記事を少し手直ししたうえで再掲載して貰ったものです。「リフォームのオキテ」誌は、昨年の企画立ち上げの際からお手伝いしてきた特集で、書いている記事自体はそれほど多くはありませんが、とても思い入れのある特集号になりました。

リフォームの造作家具について

こちらは「最高」本の記事で、加工場での箱作りと現場での大工作業のメリットを上手く合体させた造作家具の作り方を紹介しています。

こちらは「オキテ」誌の記事で、混乱しがちな解体現場で、どうしたら間違わずに残す物と解体する物を指示できるかについて書いた文章です。

3号前から始まった連載の「スーパーリフォーム・リノベーション講座」の記事も8ページに渡って掲載されています。今回は「効果的なPR手法」とのことで、Webを中心にどのようにして設計事務所がリフォーム物件のPR営業をしているかを紹介しています。
特集号の記事と連載の記事を同時に書き進めるのは、ダブルの締切で本当に大変な思いをしましたが、担当編集者の西山さんの頑張りに何とか応えようと踏ん張ったことで、何とかこのような雑誌の形に仕上がりました。

こちらで書いた原稿以外にも、売れっ子設計者(?)たちの色々なリフォーム設計のノウハウが掲載されていますので、是非手に取ってご覧ください。なお、最高のリフォーム本の表紙に使われているイラストは6年ほど前のもので、残念ながらお施主様の都合でボツになった恵比寿のマンションリフォームプロジェクトの為に書描いたプレゼンテーションスケッチです。

リフォーム設計スケッチ

マンションリフォームのご相談 2題

高輪I邸

今月、マンションリフォームのご相談を頂いた二軒のマンション現場に調査に伺って参りました。

高輪のマンションリフォームの現調

一つは高輪で築40年弱のマンションです。子どもたちが独立したご夫婦が、お二人で快適に住める住まいにしたいとのことで、リフォームのご相談がありました。高輪の高台に位置して、南面からの光が気持ち良い空間ですが、廊下が多く、水回りが中途半端な位置にあることが問題になっています。

写真の玄関や、キッチンなどは比較的きれいに使われているので、うまく既存を活かしながら、メインの空間となるリビングダイニングを快適にするかが勝負どころと持っています。

麻布のマンションリフォームの現調

もう一つは麻布の築30年のマンションで、こちらは30代のご夫婦とお子様が楽しく暮らすユニークな空間にしたいとのご相談です。間仕切り壁のないワンルーム的な空間に、大きめの水回りを上手く配置して欲しいとのご要望でした。

既存では水回りが一段上がっているので、水回りを移設した時に更に段差が大きくなるのかが技術的に難しいところです。共に100平米強で、どちらも事務所から近い場所なので、設計が楽しみです。