Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

リフォーム提案力速習講座

建築知識学校 リフォームセミナー

雑誌「建築知識」が主催したリフォーム提案力速習講座でマンションリフォームについてお話して参りました。

リフォーム提案力速習講座

これは昨年行われた建築知識学校のリフォームセミナーの延長ですが、以前は2ヶ月掛けていたものを一日に纏めて、午前3時間半を劇的ビフォー&アフターで有名な中西ヒロツグさんが戸建住宅リフォームについて、そして午後3時間半で僕がマンションリフォームについてを一気に説明してしまおうという野心的な試みでした。

中西ヒロツグさん@リフォームセミナー

こちらは中西さんが戸建リフォームを説明している様子です。いつも通り、ユニークでリラックスした話しぶりで、とてもわかりやすい内容でした。それに対し僕の方は、内容を欲張って詰め込み過ぎてしまった上に、時間配分がうまくゆかず、焦って早口になってしまいました。

写真は手書きのプレゼンテーションシートの実物を休み時間中に見てもらっている様子です。設計事務所の方から大手住宅メーカーや不動産会社、近くは東京ですが、一番遠いところでは広島からも参加してくれた方がいたそうです。教室満員70人の方々に、何とかお話しすることができた満足感で、今日はゆっくり休めそうです。

富裕層雑誌「ナイルスナイル」に掲載されました

ニュース

先々月白金台S邸をお借りして取材・撮影して貰った、富裕層向け会員制雑誌「ナイルスナイル」に各務の記事が掲載されました。

ナイルナイルの記事

建築・リフォームのプロとして、どのようなマンションが今後も価値が下がらないかについてアドバイスさせてもらっています。

ナイルスナイル

ポイントとしては、

  1. 空間のボリューム
  2. ライフスタイルとのマッチング
  3. 家具のレイアウトまで考えられた間取り

に絞ってアドバイスしています。残念ながら書店では扱っていない雑誌なので、内容に興味がある方はカガミ建築計画までお問い合わせください。

鋼製サッシの取付け 六本木T邸リノベーション

六本木T邸

六本木T邸のリノベーション工事現場では、鋼製サッシの取付けが始まりました。リビングダイニングとオフィス/書斎空間を分ける今回の設計での鍵となる重要な要素です。

鋼製サッシ取付け

当初設計打合せと施工をお願いしていた会社が発注直前に倒産してしまったことで、スケジュールが遅れ気味になっていました。

鋼製サッシの詳細ディテール

今回は室内の間仕切りとして使うので、雨漏りや風の圧力などを考慮しなくても良いので、細いメンバーの鋼材を組み合わせたシャープな作りとしています。写真右側で火花が散っているのは溶接で固定している場面です。

鋼製建具詳細図

細かい取り合いまで打合せをして詰めた詳細(ディテール)図です。スチールのフラットバーとアングル材の組み合わせで作って貰ったスチールサッシュです。フィックス(固定)部分と可動の建具部分の組み合わせになっています。

室内スチールサッシ

こちらはオフィス側からリビングを見返した写真です。サッシ手前上部には、木製ブラインドを埋め込む凹みが、反対側には特注のLEDライン照明が組み込まれる予定です。この工業的でシャープなスチールサッシが取り付いたことで、空間に締まりがでてとてもカッコよくなってきました。