Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

女性誌の取材-1(キッチンを中心としたリフォーム)

戸建住宅リフォーム

昨年完成した戸建住宅(2世帯)のリフォーム事例が、光文社の女性誌「STORY」に掲載される事になり、その取材と写真撮影がありました。このお宅では3人目のお子様が生まれる事になり、それにあわせて、広かったダイニングスペースを子ども部屋にリフォームすることになり、設計のお手伝いをいたしました。

新しく作った子供部屋は2方向から出入りできる部屋とし、キッチンを中心に回遊性のある平面計画としています。通路に面して、大人っぽい洗面台を新設し、新に作った屋根裏部屋(ロフト)へと登るハシゴ兼収納もデザインしました。キッチンに立つと、このお宅の全ての場所で起こっている事が見渡せるという考え方です。

詳しい内容は来月1日に発売される「STORY」に掲載されますので、どうぞご覧下さい。

インテリア雑誌DREAM掲載 白金台K邸

ニュース

僕らがリフォーム設計をした白金台のマンション改装事例が、老舗のインテリア雑誌「DREAM(どりーむ)」の最新号(No.454号)に掲載されています。

お施主様の要望と、それらを僕らがどのように読み解いて、このリフォーム計画に当てはめて行ったかを丁寧に取材し、とても読みやすい、面白い記事にしてくれました。

このお宅のリフォームでのポイントはご主人が愛好しているアート(日本現代美術)の扱い方と、奥様が大好きな料理の舞台であるキッチンの設計です。細かい部分の工夫まで雑誌では紹介されていますので、是非本屋さんで手にとってご覧下さい。

相見積りと競争入札 軽井沢中古別荘リフォーム-04

軽井沢Y邸

 

軽井沢は夏の観光シーズンには工事ができないという独特な規制があります。僕らはこの期間を利用して、施工業者3社に相見積りをお願いしました。一般に競争入札と相見積り(あいみつもり)という言葉が混同されていますので、簡単に説明しておきます。
競争入札とは一般に公共工事でよく使われる手法ですが、まずその工事をちゃんと施工するだけの技術力や実績、企業規模があるかを審査に掛けます。十分であると審査された施工業者に図面を配り工事内容を説明し、後はその工事の見積り金額を入札してもらいます。後は自動的に、入札の結果によって一番安い価格で入札してきた業者に決定する方法です。時には最低入札価格というものを決めて、それ以下で不当に安い場合は対象にしない事もあります。

現場説明中

それに対して、相見積りは、やはりある程度の審査をした上で、見積り金額を入れてもらうのですが、見積り書の中身やスケジュール、さらには設計者と施工業者の相性や「やる気」までをも含めて審査する方法です。金額一辺倒ではなく、より考え方や気持ちといった部分まで考慮されるので、一番安い業者に決定する訳ではない所が、面白い所です。

今回は、軽井沢近郊の業者さん2社と群馬県の業者さんの3社にお願いいたしました。3社とも、こちらで下調べをして、ちゃんとした紹介を貰ってから連絡している業者ですので、それぞれやる気は十分感じられました。あとは、どのような見積りが出てくるのかが楽しみです。