Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

キッチン収納調査@品川N邸

品川N邸

リフォームデザイン進行中の品川の高層マンションリフォームN邸ですが、奥さまコダワリのキッチン計画の精度を上げる為に、担当スタッフの岸本さんとキッチン収納調査に伺って参りました。

元からとても広いキッチンで、お子さま3人を加えた家族5人分の食材、食器、お鍋類、調理機器類があるキッチンですので、ただ、今の収納物量を調査するのではなく、それらをリフォーム後にも使うのか、処分するのかをヒアリングしながら、すべての扉と引き出しをあけて、中をチェックさせて頂きました。

リノベーションの為のキッチン持ち物調査

これからも使ってゆきたいもの、これまで愛用してきたけどリフォームをキッカケに処分を考えているもの、今まではこのように使ってきたけど、他の家庭ではどのようにしているのか、新しい調理家電の使い勝手はどうなのか等、一つ一つの収納を見ながらお話をしてゆきました。そのメモを取りながら、収納量の寸法も確認してゆく作業です。
キッチンだけで1時間ほどの時間が掛かりました!

リノベーションの為の持ち物調査

その後は、流れで廊下の収納やクローゼット、洗面などもザっと確認させて頂きました。

グレー色の塗装サンプル

また、この日はダイニングの壁をアクセントして色を変える提案をしていたので、その候補となるグレー色の塗装見本を見て頂きました。

グレー色の塗装サンプル

暗いグレーは好みではないことは伺っていたので、明るめのグレーからベージュ、グレージュなどの色身を見て頂きました。

リノベーションの為の床下設備調査

更に、もう一日別日での設備調査もお願いして、その際には設計施工をお願いすることになったスタイル・イズ・スティル・リビングの齋藤社長にも同席して貰いました。
シンク下の引き出しを取り外して、床下の配管ルートがどうなっているかを確認中の様子です。

リノベーションの為の床下設備調査

点検口を覗き込むと、このように給湯管が床下のパーティクルボードの裂け目から配管されていることが判りました。水回り部分の床下の寸法も同時に確認することができました。

リノベーションの為の天井裏設備調査

廊下天井の点検口からは天井裏の給水管状況を、

リノベーションの為のPS内配管調査

トイレ横のPS点検口からは通気管の位置を確認することができました。

2日間の調査の結果を踏まえて、ここからキッチンレイアウトプランの精度を上げつつ、リフォーム案も改善してゆきたいと考えております。

検査&取説&お引渡し@駒沢X邸

駒沢X邸

ここまで約5か月ほどの工事期間が掛かったヴィンテージマンションのリノベーションプロジェクト駒沢X邸ですが、ようやく工事がほぼ終わり設計&施主検査とその手直し、そして取り扱い説明を経てお引渡しを無事完了することができました。

駒沢X邸竣工検査_リビングダイニング

大きなリビングダイニングは、腰壁と同じ素材で回した造作のテレビボードが部屋の突き当りにある構成です。張り終わった後、すぐに養生されて隠れていた黒いフローリングと腰壁ががシックな雰囲気を醸し出しています。

駒沢X邸竣工検査_玄関ホール

手直しと組み立てに大変な手間が掛かった既存の建具も、何事もなかったかのように顔をして、玄関ホールとリビングの間に立っています。左右には工務店のと造作家具屋の現代製作所が苦労して取り付けたダブルの遮音ガラスも無事、取り付けられています。
右奥へと廊下を進むと…、

駒沢X邸竣工検査_廊下

お客さまが気にって取り入れた黄色いファブリック張りの収納建具が並んでいます。

駒沢X邸竣工検査_レザー巻きのPS

玄関ホールの手前にはPSを楕円状にカバーして、人工レザーで巻いた筒が佇んでいます。左奥では青の片岡社長がフセンをつけてチェックした箇所を確認してくれています。

ワインレッドカラーのオーダーキッチン

組み立て完成後、やはり養生で隠れていたキッチンです。オーダーキッチン屋のリブコンテンツがフルオーダーで作ってくれた奥さま拘りのキッチンです。
ワインレッドカラーの扉色の発色性には担当の鈴木さんも随分苦労したようです…。

ダイニングテーブルとペンダント照明の高さ確認

Xさまが現場に来てくださったタイミングで、事前に届いていたペンダント照明の高さ確認をお願い致しました。下で男性二人が抱えている白い板は食卓の高さで、そこからペンダント照明の下端で85センチの高さで吊ることが決まりました。

クラシカルエレガントなペンダント照明

アメリカ製の照明器具屋のアーテリアーズでお願いしたペンダント照明です。日本に輸入後、きちんとPSE認証( 電気用品安全法適合性検査 )を取得した照明器具です。

取り扱い説明@駒沢X邸

電気一般、そして照明器具の取り扱い説明(取説)で、ムラデンの藤木社長が来てくれました。

駒沢X邸竣工検査_リブコンテンツのオーダーキッチン

キッチンはリブコンテツの鈴木さんと、弊社の間瀬さんで細かく調理設備の説明をしてくれました。

ミーレスチームオーブンの取り扱い説明

ミーレの電子レンジ機能付きオーブンは日々進化しているので、ベテランの鈴木さんもXさまからの細かい質問にはタジタジで、マニュアルを見ながら皆で勉強しいるようでした。

オーダーシャワーユニットの取り扱い説明

オーダーユニットバスとシャワーユニットは、東京バススタイルの眞柄社長が主に使用後の清掃方法を中心に説明をしてくれました。

ガス乾燥機カン太君の取り扱い説明

ガス乾燥機のカン太君の使い方は東京ガスの担当者が説明してくれました。

エルメスの壁紙を張った寝室

一番奥にある主寝室には、奥さまが気に入ったエルメスの壁紙を張っています。

カーテンレールの切断

お引渡し当日の朝には、カーテン屋のバウハウスが入って、カーテンレールの実測、切断、そして取付けまで行ってくれました。

カーテンレールの取り付け

社長の鈴木さん、自らがレールの取り付け、カーテンの吊り込みまで頑張ってくれました。

駒沢X邸竣工検査

ペンダント照明やカーテンが入った状態でお引渡しを待つリビングダイニング空間です。

駒沢X邸竣工検査

リビングからダイニング側を見返した様子です。カーテンも遮光裏地を取り付けたクラシカルエレガントな生地を選びましたが、空間とファブリックの相性もばっちりです。

駒沢X邸竣工検査_シャワーユニット

トイレ、手洗い、メディスンキャビネットとカウンター、すべてが揃ったシャワーユニットとその手前の奥さま専用の洗面です。

取り扱い説明後の竣工記念写真

取説に協力してくれた各会社の担当者とお客さまと一緒に、お引渡し時の記念撮影です。左から順に、バウハウス鈴木さん、リブコンテンツの田原社長、現代製作所の吉岡さん、リブコンテンツの担当の鈴木さん、青の現場監督の石坂さん、弊社担当設計者の間瀬さん、Xさま、各務、青の片岡社長、現代製作所の上林社長です。
長らくお待たせいたしましたが、すべての空間を気に行って頂けたようで、とにかくとても嬉しい竣工お引渡しとなりました!

ダイニングテーブル&チェア探し@品川N邸

品川N邸

デザイン&設計がスタートしている品川N邸ですが、設計を進めながら、同時に家具探しをしております。ソファはこれまでお使いの物を今後も使ってゆきたいとのことでしたが、ダイニングセットについては、既存の物が大きすぎるので、お子さまたちが巣立っていった後はもっとコンパクトで、スタイリッシュで使い勝手が良いものを見つけたいとのことでした。

ダイニングテーブル&チェア探し

ダイニングテーブルとダイニングチェアのダイニングセットといっても、テーブルのサイズ、形状、仕上げ、椅子はテーブルとの高さのマッチング、座りやすさ、重さ、張地等、選ぶにもいろいろな判断基準があるため、まずは僕らが良く使っている家具ブランドのショールームをザっと回ることにいたしました。
まず最初に伺ったのは、カッシーナでした。六本木T邸で採用した、ミニマムデザインながらエクステンションするテーブルのNAAN(ナーン)と名作椅子のCAB(キャブ)に座って頂きました。

ダイニングテーブル&チェア探し

次は、六本木のミッドタウン内にあるタイム&スタイルです。コストパーフォーマンスが良い椅子で、南青山Y邸で使わせて貰ったPhilip Half Arm Chair(フィリップ)の座り心地を体験して頂きました。

ダイニングテーブル&チェア探し

そして、モルテーニでは、エクステンションテーブルの名作、Filigree(フィリグリー)の滑らかな動きを見ながら、Chelsea(チェルシー)を、

ダイニングテーブル&チェア探し

アルフレックスでは、Flute(フルーテ)Affogato(アフォガート)を見て頂きました。
半日で駆け足で4つの家具ブランドショールームを見て頂きましたが、以前キッチンを見るついでに見学した、アクタスが扱っているポリフォルムのテーブルが一番印象に残っているとのことでしたので、日を改めて、新宿アクタスショールームを再訪致しました。

2階の一番目立つ場所に置いてあった、こちらのテーブル、Haward(ハワード)は素敵なのですが、大理石は汚れやシミの扱いが難しいことに加え、重量的に震災等が起こった際のことを考えて、木製天板の物を見たいとのお話でした。

ダイニングテーブル&チェア探し

以前訪問した際にはなかった、木製のハワードが窓際のブースに展示されていたので、組み合わせで置かれていた椅子、Grace(グレース)と岸本さんが近くから持ってきてくれた Ventura(ヴェンチューラ)との相性を見させて頂きました。

ダイニングテーブル&チェア探し

ポリフォルムは、イタリアのハイブランドらしく、レザーの種類も豊富なので、色味サンプル帖を見ているだけでも楽しくなります。

ダイニングテーブル&チェア探し

テーブルの木製甲板の色味と、レザーのテクスチャーとシボ(レザーのシワ模様)のマッチングを試してみました。

ダイニングテーブル&チェア探し

窓際のブースだと自然光と電球色の照明が重なって、色味の確認が難しかったので、隣接するポーゲンポールブースのカウンターを使って色味を見て、幾つかのサンプル生地をお願い致しました。
まだ、家具探しは始めたばかりですが、ポリフォルムの物は奥さまが相当気に入って下さっているので、お時間がある土日にご主人さまも一緒に改めて訪問したいとのお話しでした。


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