Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

元麻布ヒルズのコンセプトルームでお打合せ

元麻布ヒルズA邸

元麻布ヒルズの150平米のリフォームプロジェクトで、森ビルが所有している高層階のコンセプトルーム(リノベーションのショールーム?)を使わせてもらっての打ち合わせをして参りました。

元麻布ヒルズ_棟内ショールームでのお客さま打ち合わせ

今回のリフォーム工事はマンションの分譲会社であり、今も棟内に賃貸住戸を多数持っている森ビルにお願いすることになっており、その関係でこのコンセプトルームを使わせて貰いました。

元麻布ヒルズ_棟内ショールーム

実は、こちらのショールームはまだ完成したばかりの2015年に森ビル・リビングソリューショングループの小林さんからのご紹介で、見学させて貰ったことがありましたが、改めてお客さまと一緒にお邪魔して、勉強になることが沢山ありました。

玄関ホール_床&壁素材研究@元麻布ヒルズA邸

今回のお打合せは主に素材の打ち合わせがメインでした。特に玄関ホールの床と壁に使う大理石又はタイルの候補サンプルとカタログを持参して、それぞれのメリット、サイズ、価格感を見て頂きました。
大判の大理石調タイルは輸入物ばかりで、国内在庫があまりないだけでなく、製品自体の扱いがすぐに無くなったりと、なかなか難しいのが実情です。

元麻布ヒルズA邸_見積り用図面

リフォームという意味では、間取りは大きく壁が移動する箇所は無いので、見積り用の資料もこのように平面図に仕上げ材を書き込んだものを中心に、

元麻布ヒルズA邸_リビングスケッチ

デザイン的にポイントになる部分については、このようなスケッチや展開図を描いて補足した見積り用資料を作っています。

元麻布ヒルズ_棟内ショールームでのお客さま打ち合わせ

見積りの項目に抜け落ちがないかを見て頂きながら、細かい箇所については口頭で打ち合わせをしてメモ書きを加えてゆきます。

フロアヒンジの説明@元麻布ヒルズ棟内ショールーム

コンセプトルームは外国からの投資家も意識した和の要素が強いので、今回の元麻布ヒルズA邸で考えているデザインの方向性や素材感などはテイストが違い、その点ではあまり参考になりません。ただ、気持ち良い空間で打ち合わせができることは何よりのメリットでしたし、細かな点では、A邸では廊下からリビングへの扉を床付けのフロアヒンジを使う予定ですが、こちらにもフロアヒンジがあるので、その使い勝手を実地で見て、体験して頂くことができたことなど、便利なことも幾つかありました。

元麻布ヒルズ_棟内ショールーム

和のテイストは確かにありますが、250平米の広さを贅沢に使った空間は家具やインテリアアート次第で、色々とアレンジが効きそうでした。

元麻布ヒルズ_棟内ショールーム

フレックスフォルムのソファにプロメモリアのチェア、アルマーニカーサのスタンド照明に、フルオーダーで作って貰ったラグ等、大好きな家具&インテリアに囲まれた中での打ち合わせはとても快適でした!

ハンターダグラスのシルエットシェード研究

港区R邸

窓際をすっきりと見せたいときによく使っているハンターダグラス社のシルエットシェードですが、現在採用を検討している港区R邸のお客さまから遮光性能などについての質問があったので、ご一緒に六本木一丁目のショールームに伺って参りました。

ハンターダグラスショールーム訪問

白金台S邸からシルエットシェードを使い始めて、もう9年もの月日が経ちます。以前、一度だけこちらのショールームにお邪魔しておりましたが、他に新しい製品も増え、グレードアップしたシェード類もあるので、それらについての一通り説明をして頂きました。

ハンターダグラスショールームにてシルエットシェード見学

同じシルエットシェードだけでも、2種類の羽幅の違いや、遮光と透過の二通りがあります。右側のガラスの奥の製品はより立体的な羽を使ったピルエット・シェードという製品です。

ハンターダグラスショールーム@六本木一町目

こちらの展示コーナーでは、シルエットシェードの背面になって見えなくなってしまっていますが、縦型のルミネット・シェードも展示されていました。こちらは以前南麻布K邸のリビングで採用させてもらったものです。

シルエットシェード(ハンターダグラス)

シルエットシェードの遮光タイプを使った際のデメリットも説明してもらいました。窓枠とシェードの間に隙間ができてしまうので、横からの光漏れがあることや、羽を閉じたときにでも上の方はそれなりに閉まるのですが、下の方は生地の重みで垂れてくることで、閉まり度合いが甘くなるとのことでした。

ハンターダグラスのシルエットシェードの色味確認

メリットとデメリットを説明した上でも、やはりシルエットシェードを使いとのことでしたので、色々な色味のサンプルを見て頂きました。

ハンターダグラスショールーム訪問

小さなサンプルだけで見ても、大きな面になった時のイメージが湧きにくいとのことで、ハンターダグラス社の営業担当の長濱さんに事例写真でプレゼンして貰いました。

シルエットシェードの色味

色味を実例写真で確認の上、主寝室は黒で、息子さんのお部屋は濃い茶色で進めることに決まりました。ただ、これらの色は廃版予定で、在庫が無くなり次第終了とのことで、早めにリフォームキューからオーダーして貰うことも決まりました。

シルエットシェードの汚れ掃除方法

以前、あるショールームでシルエットシェードを見たときに、蚊かハエの死骸がフィンの間に残ってしまっているのを見たことがあったので、そのようなことがあるかを念のために長濱さんに確認しました。ホコリについては静電気防止処理をしているので、ほとんど気にならないそうですが、たまに虫が間に入ってしまうことは確かにあるそうです。ただ、彼女が持っているようなエアスプレーを使えば、透過性のある側のスクリーン側から吹けば、すぐに除去することができるとのことで、実演もして貰い、この点でも納得してシルエットシェードを採用して頂けることになりました。

 

ニシザキ工芸との造作家具打ち合わせ

港区R邸

港区R邸の作り付け家具は、建築の造作家具分野では抜群の知名度を誇るニシザキ工芸さんが担当してくれることになりました。まだ、詳細が決まっていない段階から、こちらのデザインイメージを伝えるとともに、お客さまが色々と検討できるように突板の塗装サンプルを作って貰うところから打ち合わせを始めました。

造作家具&建具打ち合わせ_ニシザキ工芸

ニシザキ工芸が有名なのは、彼らが作る造作家具の精度以上に、家具塗装へのこだわりだと言われています。現在の造作家具屋は、家具を作る工場も自社で作っているところは少なくなってきており、塗装は外部委託しているところがほとんどなのですが、ニシザキは自社工場のすぐ隣に塗装工場を持っているのが、何よりの強みになっているようです。
因みに、先日のブログで紹介した、お客さまとの打合せで使った突板の塗装サンプルはほぼ全てニシザキさんにお願いしたものです。

造作家具ディテールスケッチ

初回の打ち合わせでは、初っ端から家具の詳細図を書いてもらうのではなく、まず初回の打ち合わせではこれまでに僕らがデザインしてきた造作家具の写真を見て貰ったり、仕上がりイメージに近い写真などを見て貰い、特に難しくなりそうな部分については、写真のようなラフスケッチを描いて、考えて貰うように依頼致しました。

造作家具&建具打ち合わせ_ニシザキ工芸

2回目の打ち合わせでは、先回の打ち合わせで詰めた箇所をより具体的に描いた図面を用意してくれたので、事前のメールやり取りで送って貰った図面に赤チェックをしたうえで、寸法の体系などを考えさせて貰いました。

家具図の赤チェック

チェックは赤ではなく、青でしたね…。
番号を振った造作家具だけで約30個あり、さらに建具や枠も加えると50個近い要素を、それぞれの機能的&デザイン的だけで判断してゆくと、全体としての作り方の統一感が無くなってしまうので、太い部材の寸法や細い目地の体系、金属との取り合いなどを整理して考えてゆきます。

シャム柿の塗装パネルサンプル

また、お客さまとの打合せに必要な具体的に塗装サンプルをどのように作って貰うかを相談させて貰いました。2枚ならんでいる塗装された突板は西麻布N邸でも採用したシャム柿の突板(他社製作品)です。実はこの突板の大元を扱っている山一商店さんには二種類のシャム柿の突板があり、それらを混ぜるのか単体で使うのかをニシザキ工芸の野田さんと上野さんに相談するためにお見せしたものでした。

シャム柿突板の貼り方研究

2種類の突板を撮影したものをどのように並べ、白太(シラタ:白い部分)がどのように見えて、デザイン的に一番映えるかを検討するための資料です。突板屋さんでは、突板には表と裏があって、できれば表面だけを使って欲しいと言われておりましたが、経験が豊かなニシザキ工芸さんでは、塗膜を厚く作る鏡面仕上げにするのあれば、裏面を使っても良いのではとのアドバイスも張って、裏面も使ってランダムに見える柄で進めることになりました。

造作家具と建具へのシャム柿突板の貼り方指定

実際に上記の突板を作った場合に、造作家具と建具がひと繋がりになった個所にどう貼るかを検討したのがこちらのスケッチです。

造作家具&建具打ち合わせ_ニシザキ工芸

より詳細な製作図を作って貰ったうえでの3回目の打ち合わせで、ようやく図面に赤チェックを入れて、ニシザキ側の考え方とこちらのデザイン意図のすり合わせを行いました。

造作家具&建具打ち合わせ_ニシザキ工芸

金物などのサンプル(金物はニシザキではなくリフォームキュー工事)が届いたので、それらと絡む部分のディテールも打ち合わせをさせて貰いました。写真中央左の真鍮色のルーバーは、玄関折り上げ天井内の立ち上がりや、リビングの窓際の小壁に貼る部材のサンプルです。

金属ルーバーの取り付け方スケッチ

ルーバーの取り付けは建築工事の範疇で、造作家具との絡みは無いのですが、リフォームキューの坂本さんも全ての打ち合わせに同席してもらっているので、一緒にタイミングで相談させて貰いました。
この金属製ルーバーの質感がとてもきれいで、お客さまも気に入ってくださっているので、柱型に合わせて作るAV収納の扉に真鍮の目地棒を追加で入れる提案をしたところ、そのようなグレードアップの提案は大歓迎だとお客さまに言って頂けたので…、

真鍮目地入りの柱型AV収納スケッチ

急いでこのような立体スケッチを描いて、お見積りをお願い致しました。真鍮目地と合わせるスティッチ入りの人工レザーパネルのサンプルも依頼致しました。この作り付け家具は、デザイン的なディテールだけでなく、内部にAV機器類や照明コントローラーのルートロン、更には下部の床との隙間にお掃除ロボのルンバも入ってくるので、どこの扉がどう開いて、内部の熱をどう排熱するかも理解してもらう必要があります。

金物ディテール_ニシザキ工芸

そしてニシザキ側から上がってきたのがこの詳細製作図です。真鍮の角材とアングル材をうまく組み合わせて、目地がきれいに通るように工夫をしてくれていました。機能的にも、リフォーム工事側からAV機器やスイッチ類の寸法も出してもらっていたので、何とかうまく収めることができそうです。

レザーパネルサンプル_スティッチ

人工レザーのパネルサンプルもその後届きました。スティッチの色を2種類お願いしていたのが、一つしかなかったことと、コーナーの部分の縫い幅が変わってきてしまっていたので、その再調整をお願い致しました。

建具と建築工事との取り合い

一通りの家具打ち合わせが終わったところで、建築工事との絡みの確認をしてゆきます。造作家具を製作図レベルで詰めてゆくと、細かいディテールにまで入り込んでしまい、建築工事とのスケールギャップが生じてしまうことがあるので、建築工事と造作家具工事を同じペースに戻すために、建築と造作の取り合いを見ながら復習してゆきます。

特注の建具取っ手スケッチ検討

また、実際に人の手が触る取っ手等については、縮尺の小さい図面だけでなく…、

特注の建具取っ手実物大スケッチ検討

原寸大に起こした図面を作って、指がうまく入りそうか、デザイン的に重たく感じないかなどをチェックしてゆきます。

特注取っ手と鍵の合体ディテール

また、これまでのデザインでは、特注の金属製取っ手と鍵がバラバラになってしまっていたので、それを何とか一体化させようと、リフォームキューの坂本さんがサンプルで取ってくれた鍵を見ながら、特注取っ手に組み込む工夫を前田君が考えてくれました。
合計で5回の打ち合わせを経て、造作家具の詳細まで詰めることができました。その後は、現地を野田さんや上野さんに実測行って貰い更に精度を上げた図面を、石工事や金属工事との取り合いを微調整し、メールで3度ほど赤チェックのやり取りを経て、最終的なGOサインを出すことができました。ここまで粘り強く僕らのデザイン&アイデアを具現化するために付き合って、図面の修正も重ねてくださったニシザキ工芸チームの皆さまとリフォームキューの坂本さん、どうもありがとうございます。そしてここからの実際の製作と取り付けもどうぞ宜しくお願い致します!

 

オーダーユニットバスの設置取り付け@港区R邸

港区R邸

工事進行中のハイエンド・リノベーションプロジェクトの港区R邸の現場に、オーダーユニットバスが設置されました。

オーダーユニットバスの設置

まだ組み立てられたばかりで、タイルが張られていない箇所もありますが、大判のイタリア製大理石調タイル、アリオステア社のアラベスカート柄がスタイリッシュで、お客さまが当初お話して下さっていたイメージにかなり近づけたのではと思っております。

オーダーユニットバスの設置

特注ユニットバスの外側から見ると、このような組み立て方となっております。床からは鋼製の束を立てて洗面脱衣と床の高さを揃え(手前の洗面脱衣はまだ床下地が組まれていません)た位置にFRP製の防水パンを置き、その上に大判タイル(60センチ角と60×120センチの2種類)を張った壁パネルを立上げ、天井には白いパネルを置き、手前にはステンレス製のサッシ枠を取り付ける構成となっています。

特注ユニットバスの設置

床下を覗き込むとこのようになっています。右下から伸びている灰色の管が50φ(内寸で直径50ミリ)の排水管で、水色と濃いピンク色の管がそれぞれ給水と給湯管となっています。今回は、洗い場の左右に天井付けのレインシャワーがあり、さらに浴槽への給湯もあるので、給水と給湯管がそれぞれ3本ユニットバスに繋がっています。

特注ユニットバスの設置

浴槽はJAXSON社の大型浴槽Rose 2089 C(1980ミリ×890ミリ)のジェット(背面や側面からの水流)とブロー(底面からの泡)付きを入れて貰っています。ジェットとブローのための配管が浴槽デッキの下を縦横に走っています。タイルが抜けている面を設計用語ではエプロンといいますが、この部分は後々のメンテナンスのために、タイルを剥がせるようにして貰っています。
因みに、ジェットやブローはマンションによっては騒音や振動のことで禁止されていることがありますが、こちらのマンションでは問題がないことを確認し、さらに床下に防振ゴムを採用たうえで採用しております。

大判タイル張りの特注ユニットバスの設置

メインの水栓側の壁と入り口側の壁の様子です。入り口横には、シャンプーや体を洗うスポンジ等を置くためのニッチを作っています。ご家族4人それぞれの用具を置くために、このニッチには後ほど3枚のガラス棚板を入れる予定となっています。

特注ユニットバスのタイル壁の裏側

お嬢さまの部屋側から見た、オーダーユニットバスの背面壁です。手前の壁下地用のLGSの裏側がタイル壁の背面で、白い部分がケイ酸カルシウム板で、木のベニヤ板が張ってある箇所は、水栓などの器具の取り付けや、将来的に手すりなどをつけたいときのために木製下地を取り付けた箇所となっています。

特注ユニットバスのサッシディテール

洗面脱衣側にはガラス扉とガラスの窓が付きますが、両方ともステンレス鏡面仕上げの枠仕様となっています。建枠が扉と窓の仕切りで、溝のように見える箇所にガラスを挟むみ込むことになっています。通常のオーダーユニットでは、浴室内から見るとステンレス枠ですが、洗面側から見ると建築工事で木製塗装枠になってしまうことが多いのですが、港区R邸では洗面側にも同じグレードのステンレス枠を取り付けて貰う予定となっています。
こちらのオーダーユニットバスの東京バススタイルでのお打合せ時の様子はこちらで紹介しております。

置床システムの組み立て

その他の部屋の工事も着々と進んでいます。こちらはリビングダイニングですが、遮音置床の組み立てが進んでいます。

置床システムの組み立て

束の上にパーチクルボードを敷き、その上に黒いマット、さらにその上にエコボードを張って床下地が完成となります。

天井隠蔽型エアコンの吊り込み

ダイニングの天井には、新しい隠蔽型のエアコンが2機設置されました。従来は天井カセット式エアコンでしたが、どうしても大きなフェース(吹き出し口と清掃口が一緒になった大き目のパネル)が天井に見えてしまうので、なるべくそういった設備類は隠したいとのことで、居住空間からは空気の吹き出し口と吸い込み口、そして清掃用の目立たない点検口だけしか見えないこの機種に変更しました。屋外機は既存を再利用し、室内機もお客さまが持っていらっしゃる他の事務所で使いたいとのことで、大きな無駄はなくすように努力しています。

壁LGS下地と置床下地が組み上がった主寝室

主寝室か壁・床共に下地が終わっています。息子さんとの間仕切壁(写真左側壁)は遮音仕様の壁を一枚立てた上で、さらにその手前にLGS下地を組んで、壁掛けテレビを埋込めるような作りにしています。床については、室内に大理石張りの部分とフローリング部分があるので、下地の面材も変わっています。

壁LGS下地と置床下地が組み上がった主寝室の天井設備配管

遮音仕様は壁の仕組みだけでなく、天井や床下で壁を貫通する配管が通っていると、そこからも音が漏れる可能性があるので、配管やダクトの経路も全て変えて貰っています。写真左上には、空調機の冷媒管が隣の部屋へと貫通している箇所が残っていましたが、こちらも経路を変えて、廊下経由で室外機への伸ばして貰い、この箇所も厳重に穴埋めしてもらうように指示しています。

 

大型有機ELテレビのあるホームオートメーション計画

港区R邸

音響や高解像度のテレビに強いご興味をお持ちの港区R邸のお客さまと一緒に、渋谷の家電量販店を訪問し、最新の大型有機ELテレビを見てきました。

大型有機ELテレビ購入@家電量販店

4Kの有機ELテレビの画像の美しさは、色々な所で噂には聞いておりましたが、今回お客さまと一緒に見比べることで、その映像の鮮やかさや黒色の美しさを実感することができました。当初は100インチを考えておりましたが、受注からの製作で納期が掛かることと、それだけで600万円を超える額(!)になることをお客さまにご説明したところ、サイズの割にはCP(コストパフォーマンス)が良く感じられる77インチで進めることになりました。

大型有機ELテレビとハードディスク購入@家電量販店

有機ELテレビとの相性を店員さんに聞いて、録画用のハードディスクも選んで頂きました。今回はB&O(バング・アンド・オルフセン)六本木店でクレストロンやルートロンを組み込んだホームオートメーション・システムをリビングダイニングに組み込んで貰う予定となっていますが、テレビはオープン価格で定価設定がないことが多いので、B&O経由よりお客さまに直接購入して頂く方が明解だとのことでした。ここでまずはお見積りを取ったうえで、後日お客さまにご購入して頂くことになりました。

バングアンドオルフセンショールームでのシアタールーム体験

こちらは別の打ち合わせ時に訪問したB&O六本木店で、ステレオの音響をRさまご夫妻に確認して頂いた際の様子です。ショールーム内のシアタールームで、低音響のウーハーやサラウンドシステムの効果を体感して頂きました。

B&O六本木ショールームでのシアタールーム体験

音響だけを考えれば、写真右にあるような置き型のスピーカーが理想なのを良くRさまはご存知ですが、今回は部屋のインテリアとの相性を考えて、天井埋込のスピーカーを使うことのご了承を頂くことができました。ただ、それでもなるべく音質の良い天井埋込スピーカーをとのことで、ともにイギリス製の高級スピーカーブランドのLINNKEFを候補に挙げて、検討してゆくことになりました。

バングアンドオルフセンショールームでのクレストロンのホームオートメーションシステム体験

B&Oの営業と技術を担当してくれている阿南さんが、クレストロンのホームオートメーション機能でリビングダイニングのTV&AV、照明、エアコン、カーテンを操作するイメージを、iPhoneを使って説明してくれました。

ホームオートメーションシステムのイメージ図

実際にはiPadをご購入いただいて、そこにアプリを入れて使うので、もっと使いやすくなりますが、部屋毎やエリア毎にスピーカー範囲が違ったり、作動できる照明やカーテンなどの範疇が変ってくるので、最初に覚えるまでは大変そうだと奥さまが嘆いていらっしゃいました…。ただ、それでも沢山のリモコンを抱えて、マニュアルに沿ってボダンを押してゆくより、もっと直感的に使えるようになる予定ですので、そのことを再度ご説明させて頂きました。

 

 

 

 

突板塗装仕上げサンプル×50枚以上

港区R邸

仕上げ材について、お客さまが大きなこだわりを持っていらっしゃる港区R邸プロジェクトでは、大量の仕上げ材をサンプルを依頼したり、作って貰ったりしています。特に作り付け家具や扉については、材料や色味だけでなく、違ったツヤのサンプルも見てみたいとのことで、造作家具と建具をリフォームキューの下請けでお願いしているニシザキ工芸さんには沢山の突板塗装サンプルを作って貰いました。

お願いした突板は、オーソドックスなホワイトオークやタモやウォールナット、それに高級突板のシャム柿や黒檀、ゼブラウッドやワンダー黒檀(人造コクタン)などで、生地のままのものだけでなく、指定色で染色してもらったり、ツヤを3分-7分あるいは5部-鏡面と塗り分けて貰っています。また、塗りつぶしの鏡面仕上げサンプルも幾つか作って貰っています。

突板塗装サンプル依頼表

こちらは、第一弾として前田君が作ってくれた突板サンプルの注文票です。お客さまが気に入ってくださっている素材と色合わせをしたり、お子さまの部屋などではダイノックシートに合わせた色味などもお願いしています。このあと追加でお願いしたものを合わせると、実に50枚以上のサンプルを作って貰ったことになります(実際にはお客さま分もあるので、その倍の100枚以上!)。

各種内装素材打ち合わせ@港区R邸リノベーション

突板染色&塗装サンプルが揃ったところで、これまでに決まった素材に、まだ最終決定していない素材と今回のサンプルを合わせて、港区R邸の現場に運んでRさまご夫妻に確認して頂きました。

各種内装素材打ち合わせ@港区R邸リノベーション

あまりに多くの素材が並んでいるのを見て、お客さまも当初は驚いていらっしゃいましたが、それだけ頑張ってリフォームキューと僕らで集めたこと、とても喜んでくださいました。まだ決まっていなかったプライベート廊下部分の壁や建具はワンダー黒檀を黒く染めた鏡面仕上げに、主寝室の建具と壁材は天然黒檀(シャチ柄)を黒く染めた鏡面で進めることに決まりました。

各種内装素材打ち合わせ@港区R邸リノベーション

これまで後手になっていた奥さまとお嬢さまの寝室についても、白の塗装色サンプルが揃ったので、現地で決めて頂くことができました。

奥さまのお好きなインテリア@港区R邸リノベーション

女性陣のお部屋のインテリアは、LDKや主寝室とは趣を変えて、白が基調となっています。お嬢さまと奥さまが一緒に考えた家具の雰囲気を確認し、造作家具で進めるか、既製品を購入して頂き、リフォームキューで同じニュアンスの白で塗り直すかを検討しておりましたが、価格差を出してもらったことで、既製品を採用する方向で決まりました。

奥さまのお好きなファブリック@港区R邸リノベーション

女性部屋はカーテンやレース、さらにベッドのリネンやスプレッド等、選ばなくてはいけないファブリック類が多いので、奥さまとスタッフの間瀬さんでナショナル・インテリアマナ・トレーディングや、FEDEフジエテキスタイルを随時廻って頂き、気に入ったサンプルを取り寄せて貰っています。

LGSスタッドと鉄骨柱が立ったリノベーション工事現場@港区R邸

リノベーション工事現場も順調に進んでいるので、お打合せの後に一緒に見させて頂きました。

LGSスタッドと鉄骨柱が立ったリノベーション工事現場@港区R邸

リビングのテレビボードには、片持ち(脚がなく、壁から持ち出して支える形式)の石のカウンターが来るので、その重さを支えるために、壁下地の中に鉄の角パイプを仕込んでくれています。大工さんの後ろに見える壁下地で、赤い柱がその角パイプです。

LGSスタッドと鉄骨柱が立ったリノベーション工事現場@港区R邸

この壁の背面にある息子さんの部屋から見ると、角パイプが仕込まれていることが良く分かります。この時点では、まだ床スラブや天井スラブにきちんと緊結されていませんでしたが…、

スラブ材に緊結された鉄角パイプの下地柱@港区R邸リノベーション

この数日後に現場を訪れた際には、このように鉄のアングル(L字型に曲がった材)金物でしっかり天井や床のコンクリートスラブに固定されていることを確認しました。

大理石と木製ルーバー壁の間接照明確認

お客さまとの打合せが終わった後、TVボードの背面壁に仕込む間接照明の設置方法と隙間寸法が決まっていなかったので、リフォームキューの坂本さんと実験をしたうえで決定いたしました。

 

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