建築家が考える上級リフォーム・リノベーション

「世界にひとつだけのプレミアム・リノベーション」発売!

僕らのこれまでのマンションリフォーム&リノベーションの実績を纏めた書籍「世界にひとつだけのプレミアム・リノベーション」(エクスナレッジ社)が8月3日から発売になっております。

表紙

全頁カラー印刷で、とにかく写真が豊富なリノベーション事例集となっています。
因みに、表紙は千代田区一番町Y邸のリビングの写真です。

リビングダイニング-7

大きな写真(ほぼ全て自分で撮影した写真ばかりです)に簡単な説明文、そしてリノベーションのポイントなっている図面(平面やディテール)、そして写真に写っている仕上げ材や家具、備品等のリストまで掲載しておりますので、リフォーム・改築だけでなく、インテリアの本としても、参考にできるのではと思っております。こちらは六本木N邸のリビングです。

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ブログでは掲載しておりますが、カガミ・デザインリフォームのHPにはまだ未掲載のプロジェクトも、こちらの本では惜しみなく紹介しております。こちらは中央区のサービス付き高齢者向けアパートメントS邸のリビング事例です。

キッチン-6

リビング・ダイニング、キッチン、玄関、廊下、寝室、その他諸室と項目分けして、それぞれに特徴のある事例を掲載するスタイルの本となっています。キッチンでは、この写真の南麻布T邸のような、超大型キッチンから、よりコンパクトなキッチンまで幅広く紹介しております。

水廻り-12

トイレでもバリエーションある事例をなるべく多く掲載するようにしております。

建具

全てが事例紹介の写真だけでは、退屈になるので、建具や家具、照明計画等のコラムやビフォー&アフターを比較できるページも設けています。

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読者対象として、高級マンションのリフォーム&リノベーションを検討していらっしゃる方、ハイエンド・インテリアに興味がある方、これから高級リフォームに取り組みたいと考えている若手建築家、家具やファブリック類の実例を色々と見てみたいインテリア・コーディネーターの方々などと想定して、僕らのこれまでの取り組みを紹介する本となっています。
一般本屋でもインターネットでも、税込2,592円で絶賛発売中ですので、是非本屋で手に取ってみてください!出版に関連して、セミナーやサイン会(誰がサインを欲しいのか疑問ですが…)の企画も考えておりますので、その節には是非ご参加頂ければ幸いです。

 

 

 

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部分解体調査結果を受けて、浴室と洗面を交換リフォームすることに

千代田区一番町の高級マンションリフォームプロジェクトA邸で、一番大きな決断が必要だったのは、浴室と洗面所を交換する工事を実施できるかどうかでした。

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現場にて、工事をお願いすることになったリフォームキューの岩波さんと森井さんに来てもらい、お施主さまのAさまと不動産でお手伝いして下っているNさん立ち合いの元、どのような問題があり得るのか、そのリスクを最小にするためにこちらがすべきことが何かをご説明させて頂きました。

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こちらは、事前に主寝室のクローゼット内にあった点検口を外してPS(パイプスペース)内の排水竪管の位置と、横引き排水管の接続位置を確認した際の様子です。

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天井裏の点検口は二カ所で確認することができて、排気ダクトルートを変更することは問題がないことはわかっておりましたが、排水管のレベルによっては、洗面床と浴室床をフラットに納めることができるかが、まだこの段階では判断できない状態でした。

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当日のご説明で、点検口内部の目立たない箇所で、簡単な破壊調査を実施させていただく許可を頂き、別日に洗面カウンター下のベニヤ板を開けさせていただきました。

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トーチライトで照らして、床下のスラブとの段差寸法、排水管のレベルを測量して、以前確認したPSの様子と、Nさんが事前に入手しておいてくださった竣工時の図面を照らし合わせて、何とか床レベルをフラットにするユニットバスを設置できるだろうとの判断に至りました。

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浴室床の調査後に別日程で、お施主さまと不動産のNさま、そして工事会社の二人を交えて、仕上げ材のデザインと予算の考え方についてご説明させて頂きました。

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浴室と洗面のエリアを交換する手間や費用については、メリットと合わせてデメリットもご説明させて頂きましたが、めでたく(?)お施主さまからのご承認を受けることができました。Aさま、ご理解ありがとうございます。

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浴室については柱型があって、どうしても整形の浴室を作ることができないことから、既製品のユニットバスは使えないので、僕らが良くお願いしている特注オーダーユニットバスの東京バススタイルにお願いすることになりました。お施主さまのAさまと白金台の東京バスのショールームで担当の和久田さんと打合せをさせて頂きました。

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こちらは、最初の日にキッチン裏にあるPS内部を点検口からチェックした際の写真です。狭い点検口から何度もiPhoneを指し込んでフラッシュモードで撮影したものをチェックしながら竪管の位置やその他の配管を確認することができました。必要以上に大きなPSであることが判ったので、うまく造作家具を作って、テレビ関連のAV機器を指し込むことを考えています。

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2016年08月02日 | 部分解体調査結果を受けて、浴室と洗面を交換リフォームすることに はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリフォーム 一番町A邸

原宿K邸の竣工写真 多用な素材とディテールが織りなす空間

先日、無事検査を追えてお引渡しをしたオーナーマンションのオーナー邸リノベーション、原宿K邸の竣工写真撮影に伺ってまいりました。

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何よりも料理に情熱を燃やしていらっしゃる奥さまが、一番満足してくださっているのが、ダイニングの奥に見えているアイランドカウンターのあるキッチンです。

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奥さまと、オーダーキッチンのアムスタイルの宮本さんと僕等設計の三人二脚で、途中の紆余曲折を経ながらここまで進めてきた、回遊性のある大型キッチンです。ビジュアル的には、ガスレンジ正面の壁に張ったイタリア・フィアンドレ社の大理石調大判タイルが一番の特徴でしょうか。機能的には、何度もショールームの調理実演に参加したうえで、ご決断くださったドイツ・ミーレ社のスチームオーブンでしょう。写真左手の濃い灰色のトール収納の一部に、アイレベル(目線の高さ)で据え付けられているものです。

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キッチンから、モルテーニのダイニングテーブル越しに見えている、大理石張りの壁周辺が、ご主人が最も期待してくださっているテレビ・オーディオのコーナーです。実は、まだテレビの壁掛け用金物が現場に届いていないことで、テレビを吊ることができず、壁掛けのB&Oのスピーカーも未設置な状態なので、本来は竣工「一歩手前」なのです…。

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この大理石張りの壁に、大型のテレビが掛かり、奥さまがご主人さまにプレゼント予定のリクライニング・チェアが届けば、ご主人が楽しみにしていらっしゃった臨場感のあるオリンピック観戦ができるのです。実は、この大理石壁の裏の左側には、AV機器類が収納されており、当初リフォームのご希望を伺った際に、奥さまが強く「テレビやステレオ関係の配線が汚く見えないように隠して貰いたい」とのご要望が適うための仕掛けとなっております。また、右手には主寝室への扉がありますが、その左手前にはワインセラーとグラス置きのミニバーコーナーが隠されています。

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テレビ前からダイニング側を見返すと、このようなインテリアが広がっています。左手側の壁は、ビニールクロスを巻いた壁から、トイレと洗面へ通じる引き込み扉があり、その奥には造作収納棚が続いています。部屋の中央には、構造的な柱が立っていますが、その下部には、自動掃除機の基地ともなり、テレビのリモコンや携帯の充電器を置ける小さなカウンター収納が取り付けられています。

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玄関ホールからの扉横に立って、テレビ側を見返すと、上記で説明した、造作棚と塗装仕上げの引き込み扉とパネル壁が、色味は揃えながら、質感を徐々に変えて、一直線に繋がっているのが判るでしょうか。特に造作家具と建具は、全体が絡むような難しいディテールの連続で、作り手側も相当苦労したと思いますが、その苦労の分だけディテールが洗練されて、きれいに仕上がっていると思っております。お引越しとの残工事の兼ね合いで、まだ寝室や水回り、玄関ホールなどが撮影できていませんが、またタイミングを見計らって撮影をさせて頂く予定ですので、追ってブログで公開させていただく予定です。

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2016年07月29日 | 原宿K邸の竣工写真 多用な素材とディテールが織りなす空間 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: オーナーマンションリノベーション 原宿K邸

横浜O邸 施主検査後のお引渡し

横浜市の大型高級マンションリノベーションプロジェクト、横浜O邸の工事が無事終わり、お引渡しを致しました。

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こちらは、お引渡しに先立っての施主検査の様子です。通常のマンションリノベーションの流れでは、設計検査から施主検査、それらの是正工事を終えてから竣工お引渡しとなるのですが、今回はスケジュールがタイトで、住みながらのリノベーションであったこと、そして何より、奥さまがご妊娠中でもうすぐお子さまが生まれる予定とのことで、ご出産の前から住み始めて、家の使い方に慣れてきたいとのご希望を伺っていたので、検査はするけれどもその是正工事は、後々落ち着いた時に行うという変則的な流れになりました。

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僕らも設計としてチェックしているように見えますが、今回はデザインアドバイス業務で、現場監理は仕事の範疇から外れおり、あくまでもお施主さまの代理として現場を見るという契約でのお仕事でしたので、これも施主検査のお手伝いをしているという形になっています。とはいえ、実際には僕らが検査をしてお施主さまにご説明しながら施工をお願いしたリフォームキューに是正箇所を伝えていく形になってしまっていますが…。

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僕らのデザインアドバイス契約では珍しいのですが、今回は家具も搬入設置しての検査で、お施主さまご夫妻は施工状況をチェックすることより、お子さまが生まれてから、どのようにこの空間で暮らしてゆくかに思いを巡らしてくださっているようでした。写真正面奥に見えているキッチンは、本体は既存再利用ですが、背面収納はアムスタイルのオーダー品です。

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一通りの検査の後に、リーバのダイニングテーブルを使って、竣工お引渡し書類の受け渡しをしている様子です。奥さまはミノッティのソファーに座って、家具レイアウトが良いので新しい家族が増えてからも楽しい生活がおくれそうだと喜んでくださっておりました。

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ダイニングテーブルの上に、新しくペンダント照明を設置なさりたいとのことでしたので、こちらで幾つかの候補となる照明器具のカタログを持ってきておりました。

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以前にもブログでご紹介いたしましたが、ペンダント照明のカタログを原寸に拡大したシートを現地に持ってきて、それらをダイニング上に吊るして、サイズやデザインがうまくマッチするかを確認して頂きました。いくつか良さそうな候補が見つかったのですが、これからのご出産を控えて、忙しくなることが予想されているので、照明についても落ち着いた頃に再度検討することに決まりました。

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照明ついでですが玄関ホールが暗く感じるとのことでしたので、天井のユニバーサルタイプの照明(首振り可能なダウンライト照明)を大理石(ダークセルベ)張りの壁に当ててみたところ、部屋の明るさの体感照度が上がったので、大丈夫だとのことになりました。照明を照らす位置を調節することをシューティングといいますが、改めてその重要さを再認識いたしました。

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最後はお決まりの、お施主さまと工事関係者揃っての記念写真です。左から、リフォームキューの現場監督の織田さん、営業・設計の坂本さん、Oさまご夫妻、うちの担当スタッフの前田君、そして僕、各務です。背面のテレビ収納家具は、僕らのデザインスケッチをもとに、坂本さんが一所懸命に図面化して作り上げてくれた大作です。
お施主さまからはデザイン的には大変満足がゆくマンションリノベーションになったこと、そしてギリギリではありますがご出産の前に何とか間に合ったこと、内装デザインと一緒に選んだ家具やラグがマッチしていることを褒めて頂きました!これからフレッシュなメンバーを迎えて、新しい生活が始まるOさまご夫妻、どうぞここでの生活を存分にお楽しみください。

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2016年07月26日 | 横浜O邸 施主検査後のお引渡し はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリフォーム 横浜市O邸

工事契約後は家具・オーディオシステムSR見学@元麻布I邸

ここまで4か月ほどリフォーム会社も含めてお打ち合わせをしてきた元麻布I邸のリノベーション計画、ようやくデザイン内容も固まり、工事金額も全容が見えてきたので、工事着工準備に入るために、お施主さまとリフォームキューとの工事契約を結ばせいただきました。

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契約書の内容は、事前にPDFでIさまご夫妻にお送りして、疑義についても確認済みでしたので、当日はお名前と住所を記入して頂き、捺印してただくだけの簡単な手続きで終わりました。とはいえ、これでいよいよ工事の準備が始まりますので、こちら設計側も気合が入ってきます。笑いながら契約後の流れを説明してくれているのが、リフォームキューの岩波部長です。

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ちなみに、契約を結ばせていただいたのは、ソファー購入が決まったミノッティのショールームの場所を借りてのことです。

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リノベーション完成に合わせてソファを入れるために、当日ソファーの張り地も決定させて頂きました。ソファーの生地も、先日お作りした完成予想CGがあったことで、とてもスムーズに決めて頂くことができました。ソファーとして採用が決まったのはWHITEというソファタイプです。

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まだ、ダイニングチェアが決まっていないので、すぐ近くのフィリップ・セルバのショールームも続けて訪問いたしました。

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ダイニングテーブルは、サァラ麻布のもので、脚をカットして日本サイズに変更することになっているので、フィリップセルバのダイニングチェアも足カットが可能かを確認して貰うことになりました。モダンなリビングとエレガントなダイニングを空間的にどう繋げるかは、まだ悩んでおりますが…。

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別の日程ではありますが、お見せした完成予想CGの色のバリエーションを作ったものを現地に持ち込んで、実物素材の色味と合わせて、どれを採用するかの打合せもさせて頂きました。

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デザイン以上に色味は、個人的な指向が強く反映し、微妙な違いでも好き嫌いが判れるところなで、ここから何度も色サンプルを作ってもらいながら、徐々に詰めてゆくことになります。

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キッチンでは、床タイルをツヤありにすべきか、ツヤなしにすべきかを迷っていらっしゃったので、こちらもCGを2通り作ってもらったうえで、両者のタイルを並べて見比べて頂きました。こちらについては、ツヤありのタイプを採用させていただくことが決まりました。

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その後は六本木にあるB&O(バング・アンド・オルフセン)のショールームを訪問いたしました。テレビとオーディオシステムを連動させるだけでなく、照明のオン・オフや照度調整、電動カーテンのコントロールまで、iphoneかipadでコントロールできるシステムを、担当の阿南さんに説明して貰いました。

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どちらかというとテレビよりも音楽を聞くことがお好きなIさまご夫妻ですので、残念ながらB&Oの超高級テレビにはそれほどご興味を持たれなかったようですが、

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スピーカーシステムは、すべての機種を聞比べて頂いたところ、やはり安価なモデルではご満足頂けないことが判りました。リビングダイニグだけでなく、書斎、寝室に加え、キッチンでも音楽を聞けるようになさりたいとのご要望でしたので、これからB&Oにそのシステムを提案して貰い、見積りもお願いすることが決まりました。

 

 

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2016年07月22日 | 工事契約後は家具・オーディオシステムSR見学@元麻布I邸 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリノベーション 元麻布I邸

リノベーション再販マンションに高級家具を採用する理由について

中古で購入したマンションにデザインリノベーションを施して再販しようという青山P邸プロジェクトですが、当初設定した設計デザイン内容で、①LDK+玄関のリフォーム、②LDK+玄関+浴室+トイレ+ユーティリティー、③それらに各寝室まで加えた全面リノベーションの三種類の見積りが纏まりました。三者をお施主さまのPさまと比較検討した結果、③の全面リノベーションで進めようとのことで決まり、見積りをお願いしていたスタイルイズスティルリビング社(以下SISL)工事契約を結ぶことになりました。

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左から、各務、お施主さまのPさま、SISLの齋藤さんと荒井さん、うちの担当スタッフの竹田さんでの着工前の記念写真です。

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ちなみ、こちらが3種類の見積り範囲を示した、見積り用の平面詳細図です。上から③、②、①と並んでいます。③と②については、各個室のリフォーム費用がそれほど高くなかったので、悩む必要はほとんどありませんでしたが、お風呂をやりなおすべきかの判断が絡む①と③では、リノベーション後の再販に於いての商品性ということでPさまと一緒に随分悩んだうえで、立地性やライバルとなるであろう付近の新築マンションとの比較などから③の全面改装という判断を下していただきました。

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工事契約は、当初設定した仕上げ材の内容で入っていますが、まだ工事着工まで少しの猶予があるので、本当にその内容で良かったか、他に仕上げ材を変えるとすれば、どのような候補があるかについてもPさまに見て頂きました。

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今回のリノベーション再販プロジェクトに於いては、家具も入れたうえで、ショールーム的に見せながら販売することを計画しているので、別日にPさまと一緒に高級家具屋のアルフレックス恵比寿ショールームに伺ってまいりました。家具付きで販売することができればそれで良いとしても、もし購入なさる将来のお客さまから家具は不要と言われてしまった場合には、ご自宅用としても使える家具を入れたいとのことでしたので、通常のリノベーション再販ではあり得ないほどのグレードのソファを見て回りました。
一般に新築マンションのモデルルームでも、リノベ―ション再販の販売時にも家具や調度品を設置したうえで、販売営業するのが一般的ですが、家具を入れた場合のメリットは、以下の通りです。

  • 家具が入っていることで、そこでの暮らしのイメージが湧くこと
  • 家具が入っていないガランドウの空間より、家具が入っているときの方が広く感じる
  • 販売営業する際に、ソファやダイニングテーブルがあった方が、お客さまが長時間滞在してくれる

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ひとつのモデルルームで、数十戸、あるいは数百戸の営業用に使える新築マンションのショールームでは、家具購入費にふんだんな営業用予算が使えますが、たったひとつの住戸のリノベーション販売用のケースでは、安価なリース家具を使うのが一般的です。これだけの費用をかけた家具を入れることは、商売としてはどうかということになりますが、ご自宅用をしばらくこちらに仮置きするという考えかをしてくださるPさまのフレキシブルな発想で、とても良い家具を入れることができそうで、ワクワクしております。

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こちらは、Pさまが以前ショールームで拝見して一目ぼれしてしまったという、タイム&スタイルの大型ダイニングテーブルです。

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ブリッジアクロスというユニークな名前のテーブルで、ウォールナット剥板(ハギイタ)のエッジもシャープに仕上がっていますが、一番の特徴は銅の鋳造で作られたこの脚部だそうです。部屋の仕上げ材とのマッチングも問題なさそうだったので、このテーブルで長さ2600(!)のものを図面い入れ込んだ上で全体のデザインを検討することになりました。

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ダイニングチェアについては、Pさまが以前よりお付き合いのある家具屋リッツウエルのものを見てほしいとのことで、初めてリッツウエルの青山ショールームを訪問してきました。

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ちょっと武骨なフレームデザインが、先ほどのタイム&スタイルのダイニング机と相性が良さそうだったのと、イスとしてのクオリティーの良さと価格のコストパ―フォーマンスが良さそうでしたので、座面の張地として良さそうなものを二つサンプルを頂いて、見積りをお願いしつつ、全体の色味を検討してゆくことになりました。

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最後のスケッチ図面は、SISLの齋藤さんと荒井さん、うちの担当スタッフの竹田さんが現地で打合せをして、質疑が上がっていた箇所についてのディテールや仕上げのイメージを描き込んでくれたものです。
今回もフルの設計監理ではなく、デザインアドバイスとしてお手伝いすることなっております。初めてご一緒するSISLとなるべく早くにリノベーションのイメージを共有できるように、現地での打合せ回数を増やして、やなるべく多くのスケッチを提出するようにしたいと考えております。

 

 

 

 

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2016年07月20日 | リノベーション再販マンションに高級家具を採用する理由について はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリノベーション 青山P邸