「お茶室リフォーム」のアーカイブ

高輪S邸茶室 聚月庵の移設

5年前にリフォームが完成し、これまで荒井宗羅先生のお茶教室として活躍してきた聚月庵=高輪S邸お茶室が、故あって移設することになったとのご連絡を頂き、扁額の取り外しに立ち会わせて頂きました。

聚月庵

まずは久しぶりの訪問でしたので、幾枚かお茶室の写真撮影をさせて頂きました。

お茶室の床と床脇

真正面から床と床脇を撮影したアングルです。

こちらは雪見障子の外側からお茶室を覗いたアングルです。

扁額の取り外し

いよいよ扁額取り外しの際は、ちょっとセンチメンタルな雰囲気になってしまいましたが、宗羅先生とリフォーム工事を担当した大工の伊藤さんと三人が集まったことで、当時を懐かしみながら銘木選びの楽しさや、色々の難しかった工事を懐かしむ為に、近所の鉄板焼き屋さんで同窓会(?)をすることになり、結局夜遅くまで楽しく話し込んでしまいました。

以下おまけです。ホームページでも公表しておりませんでしたが、実はこの高輪S邸ではキッチンと浴室のリフォームもお手伝いしていました。当初のデザインは別の建築家でしたが、こちらも故あって各務が監理をすることになった事が宗羅先生との出会いでした。

高輪S邸キッチン

大使館と見紛う大きな洋館の中に、このようなヴィヴィドなオレンジとステンレスを使ったキッチンが入っているのです。

ハイカロリーバーナーの設置や、窓周りのステンレス板の納まり、扉内に収まっている洗濯機の排水など、このキッチンリフォームでも苦労したことを思い出します。

こちらは、三階の浴室です。屋上に置いた給湯器からの距離の問題で、お湯が温まりにくかったことや、米国ジャグージー社の大型浴槽だったので、お風呂にお湯を張るのに時間が掛かることが問題になった事など、やはり色々な苦労を思い出します。考えてみれば、高級住宅のリフォームで問題になりそうなことを、この工事で大分勉強させてもらったようです。宗羅先生、どうもありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

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2011年03月30日 | 高輪S邸茶室 聚月庵の移設 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: お茶室リフォーム その他

リフォームコンクール優秀賞受賞! お茶室リフォーム-17

ずっとこのシリーズで掲載してきた高輪・S邸茶室のリフォームが、財団法人リフォーム・紛争処理支援センター主宰の第23回すまいのリフォームコンクールで優秀賞(居室部門)を受賞いたしました。お施主さまのS夫妻、そして施工を担当した小宮工務店の伊藤さん、どうもありがとうございました。

リフォームコンクール優秀賞受賞

これまで、住宅やリフォームの設計は、お施主様が満足してくだされば、それ以上何も必要ないと思っていました。しかし、日本のリフォームの現状を知れば知るほど、まだ日本にはリフォームという文化が根付いていないことが実感できました。床や壁紙を貼り替えたりする模様替え的なリフォームと、間取りや使い勝手にまで踏み込んだデザインリフォームが、同じ土俵で語られている現状には、問題があると思っています。

このコンクールに毎年応募する事で、自分達なりのリフォームの考え方を世に訴えかけてきた積りですので、この受賞は何よりの励みになります。これからも「建築士が真剣に取り組むリフォーム」をモットーに頑張ってゆきたいと思いますので、応援の程、どうぞ宜しくお願い致します。

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2006年10月31日 | リフォームコンクール優秀賞受賞! お茶室リフォーム-17 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: お茶室リフォーム

茶道教室に飛入り参加 お茶室リフォーム-17

お茶室リフォーム終了後に先生の茶道教室の様子を写真撮影させて頂くお約束で、初レッスンの日にお茶室を訪問させて頂きましたた。始めは障子の影や先生の後ろから写真を撮っていたのですが、先生のお誘いで茶道教室に飛入り参加させて頂くことになりました。

知識としての茶道は、今回のお茶室の設計で勉強いたしましたが、頭ではそれなりに分っているつもりでも、実際は手足バラバラで本当に恥ずかしい限りでした。

でもお陰様で、何故畳の目の数や、畳の縁の位置が重要なのか、実際に参加させていただくことで、体感することが出来ました。先生の教室はとても華やかで、和やかで、参加した人たちも皆優しくて、とても楽しい経験でした。
これからも折々参加させてください。どうもありがとうございました。そして、これからも宜しくお願い致します。

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2006年08月04日 | 茶道教室に飛入り参加 お茶室リフォーム-17 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: お茶室リフォーム

扁額取付け お茶室リフォーム-16

茶室の建築工事終了後しばらくして、高輪S邸茶室に扁額が掛けられました。

扁額取付け

北海道産黒タモの無垢板に鎌倉は建長寺の管主さまが書かれた「聚月庵(じゅげつあん)」の字が渋く光っています。取り付けはお馴染みの、小宮工務店の伊藤さんでした。これで後は茶室開きを待つばかりです。

 聚月庵

これまで内緒にしてきましたが、お茶室の師範は、実は表千家不白流正師範の、荒井宗羅先生です。宗羅先生どうぞ今後とも宜しくお願い致します。

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2006年07月25日 | 扁額取付け お茶室リフォーム-16 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: お茶室リフォーム

完成そして竣工パーティー お茶室リフォーム-15

長い時間が掛かりましたが、ついにS邸のお茶室リフォームが完成しました。その引渡しに合せて、お施主様のS様夫妻が
カガミ建築計画のスタッフ一同と、施工の小宮工務店をドリンクパーティーに招待してくださいました。

記念写真は完成した茶室でのもので、左から設計担当の後藤さん、お馴染みの大工の伊藤さん、小宮工務店の社長小宮さん、S先生とSさま、後列は事務所スタッフの岸本さんと私、各務です。

S邸2階のダイニングで、ビールにおいしいワイン、生春巻きとサンドイッチを用意してくださり、施工途中の写真を見ながら皆でワイワイガヤガヤ設計や施工途中の苦労話に華が咲きました。最後は残った人たちで麻布十番にまで繰り出して、夜の2時まで楽しませて頂きました。本当に愉快な夜でした。
S様ご夫妻、どうもありがとうございました。

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2006年07月19日 | 完成そして竣工パーティー お茶室リフォーム-15 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: お茶室リフォーム

畳の敷き込み お茶室リフォーム-14

畳が入って、お茶室リフォームもいよいよ大詰めです。クリーニングが入り、最後の仕上げ職人として、畳屋さんが畳の敷きこみにやって来ました。

畳の敷き込み

50年以上畳職人一筋の高橋さんは、横浜市から「横浜マイスター」という称号を貰っている畳工さんで、座っただけで畳の中身が何かわかるとか、床の間の薄縁畳の縁の柄合わせに職人の技が出るという話を伺いました。

これで、お茶室の工事は一通り完了しましたので、記念に大工の伊藤さんと、設計の担当の後藤さんも交えて、皆で記念撮影をしました。

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2006年07月14日 | 畳の敷き込み お茶室リフォーム-14 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

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