Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

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ニュース

カガミ建築計画株式会社は、新型コロナウイルスの影響を考えて、在宅勤務にシフトしております。

メールについては各スタッフとも個人のメールアドレスに転送を掛けておりますので、これまでとほぼ同様にやり取りをさせて頂きます。工事が動いている現場については、施工会社と連携を取りながらチェックを進めてゆきたいと考えております。お客さま等とのお打合せは、なるべくメールや電話を使って、非接触の形で進めてゆきたいと考えております。

新型コロナウイルスの問題が早期に解消することを願いつつ、まずは近々の事務所の方針を報告させて頂きました。

モルテーニ壁面収納の組立てプロセス

麹町K邸

麹町K邸の現場では、イタリアのハイブランド家具モルテーニ社製の壁面収納の組立てが始まっています。

モルテーニ壁面収納505の組立て

こちらはほぼ組み上がった段階ですが、、まず最初は…、

モルテーニ壁面収納の部材

このように梱包された部材が室内に搬入され、

Molteni壁面収納505の組立て

開梱荷解きをしながら、材料が分からなくならないように整理して、各所に於いてゆきます。

モルテーニ壁面収納の組立ての様子

ちょっと時間が飛んでしまって、箱がほぼ組み上がってしまっていますが、まずは幾つかの箱に分けて床で組んだものを、墨に沿って組み立ててゆきます。

モルテーニ壁面収納の組立図

こちらがその組立ての設計図(施工図?)になります。今回採用しているのは、モルテーニ社の505シリーズです。

モルテーニ壁面収納の組立て

箱が組み上がった所で、モルテーニ社が金物メーカーと共同で開発したオリジナルな金物を取り付けてゆきます。

モルテーニ壁面収納のフラップダウン金物

フリップダウン扉用の金物や、

モルテーニ壁面収納の組立て_引き出し金物

非常に滑らかな動きをする引き出し金物、

モルテーニ壁面収納の組立てディテール

枠付きガラス扉用の非常にコンパクトな専用金物、

モルテーニ壁面収納の組立てディテール

普通に見える観音開き用の扉の金物も扉側の取り付け方法は特殊な金物となっています。

モルテーニ壁面収納のディテール

間接照明が事前に組み込まれている棚板も、このようにぴったりサイズで作られています。

モルテーニ壁面収納の組立て_背面コンセント穴

テレビやAV機器を組み込む設定となっているので、それらの配線が見えない箇所に隠され、後でAV機器を設置する時に問題なく接続できるような工夫もばっちり組み込まれています。

モルテーニ壁面収納の金物類

細かい金物や接続部材も数多くあり、それらを間違えないように慎重に取り付けてゆきます。

モルテーニ壁面収納の組立て_ガラス扉調整

最後に扉のつり込みや引き出しの設置となってゆきます。ただ、そこからも微妙な調整作業がずっと続き、

Molteni壁面収納の組立て

何度も扉や引き出しを外しては取付けを繰り替えしながら、全体を纏めてゆきます。

モルテーニ壁面収納の組立て

一応一通り組み上がった状態です。パッと見ると扉がガタガタになっているようですが、実は扉の厚みが2種類あるので、このガタガタもデザインなのです。

モルテーニ壁面収納の組立て確認

最後に、弊社担当の小牧さん(アルフレックス社)と一緒に各扉や引き出しの動作性能や傷の確認しました。幾つかの傷の指摘や、フィラー材(造作家具と建築工事の隙間を埋める材料)の問題が見つかりましたが、今後材料を取り寄せて対応してもらう手はずまで整えてくれるとのことでした。

モルテーニの壁面収納の完成後の養生

検査完了後にはすぐに養生されてしまいます。実は今回はモルテーニだけでは組み込めない機能があるので、似たような材料を使って、その左右にルンバの収納や、書斎機能を補助する引き出し類、インターネットのルーター基地などを作っています。

モルテーニの壁面収納の組みあがり

最終的に他の工事が終わって養生も取れて、間接照明をオンにしたのがこちらの様子です!

ハイブランド家具屋巡り-3@代々木I邸

代々木I邸

代々木I邸のお客さまとのハイブランド家具のショールーム行脚が続きます。ここまでは、僕が良く採用させて頂いてきたイタリアの高級家具が中心でしたが、これまでの傾向から、もう少し違った雰囲気の家具もお好きなのではと感じて、すこし趣向を変えております。

最初に伺ったのは銀座のアルマーニ・カーザです。こちらもイタリアの家具ですが、家具主体の家具屋がデザインしたものではなく、ご存じイタリアンアパレル界の重鎮、ジョルジオ・アルマーニ氏が自分用にデザインした家具を販売するスタイルとなっています。

Iさまはアルマーニの洋服も数多く持っていらっしゃるとのこと、ショールームに入った最初からこの世界観がとても好きだと言ってくださいました。

特に、このファブリックのライブラリーは、どの生地にもインスピレーションを感じるととても喜んでくださいました。

一つ一つのファブリックを手に取りながら、どこにどのようなものを使えるか、ここにいるだけで一日中想像していることができると仰ってくださいました。

こちらの椅子やその他の家具についても、どれも素敵なので、幾つかをこの場で購入して、その使い道は後で考えて欲しいとまで言って頂きましたが、まだ家具ショールーム巡りの最初の段階なので、もう少し待って欲しいとこちらからストップを掛けさせて頂きました。

次に伺ったのは、イギリス系のハイブランド家具を集めているオーセンテリア(旧サロン ドゥ ファヴォリ)の青山ショールームです。

こちらには、大理石製のマントルピースのチェズニーや、

スタイリッシュなイタリア製ハイブランド家具のトム・フォークナなどを扱っています。この幾何学的で不思議な脚のテーブルは、多様な金属塗装で仕上げを変えることができるそうです。

このような脚の仕上げのパレット、3つを見せて頂きました。

テーブルの天板も多様な大理石が可能とのことで、まずはショールームに在庫してある天然大理石を見せて頂きました。

こちらは青山のマンションの一室にあるショールームなのですが、レーリング装飾と塗装でとてもシックに纏められており、ショールーム空間の雰囲気もとても好きだとIさまが気にいってくださったようです(この写真はまだファボリの頃の物です…)。

この日の最後は、イタリアの高級家具ではありますが、これまであまり採用の事例がなかったポルトローナフラウでした。

Iさまが大好きな素材でもあるレザーが得意なハイブランド家具で、ショールームに置かれている家具のほとんどにレザーが使われています。

このアーチボルトという椅子は大振りなイメージなのですが、座ってみると包まれるような座り心地なので、Iさまにも座って体感して頂きました。
ここまでそれなりの数の家具ショールーム巡りをしてきて、なんとなくIさまのテイストが分かってきた気がして参りました。ここまでのお付き合い、どうもありがとうございます。