Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

リノベーション竣工食事会@港区R邸

港区R邸

先々月にリノベーション工事が完了しお引渡しをさせて頂いた港区R邸ですが、お客さまから施工会社のリフォームキューと設計監理の僕らを竣工祝いの食事会に招待したいとのありがたいお誘いを頂きました。

竣工祝い食事会@港区R邸

お招きいただいたのは、リフォームキューの設計・営業担当の坂本さん、現場監督の織田さん、そしてうちからは担当者の前田君、インテリア担当の間瀬さんと僕の5人で、Rさまご夫妻とお嬢さまと一緒に食事をさせて頂きました。

竣工祝いお寿司パーティー@港区R邸

Rさまが行きつけの銀座のお寿司屋さんの大将とスタッフをご自宅に呼んでの美味しい海鮮三昧のお食事でした!大将から、アムスタイルにお願いしたキッチンレイアウトがうまく、使いやすいと褒めて頂きました。

リノベーション竣工祝いのお寿司パーティー

銀座の一流寿司屋さんとのことを事前に聞いていたので、一同お腹を空かせて伺いましたが、お造りとツマミ、そこに握り寿司や押し寿司がこれでもかと並んで、最後は美味しそうな大トロの群れを見ながら、撃沈となってしまいました…。各務は酒を飲まない(飲めない)のですが、焼酎やワインもRさまとっておきのものを出してくださったようです。

超高級マンション港区R邸の夜景

食事をしているうちに、すっかり外も暗くなり、テラスから見える東京タワーを拝見させて頂きました(外の景色は、東京タワーも含めてモザイクを掛けております)。

竣工祝い食事会後のテラスでのお茶風景

夕食の後は暑さも和らいだので、テラスのテーブルに座って美味しいコーヒーとマカロンのデザートを頂きました。Rさまご夫妻は、リノベーションの出来、そしてここまでのプロセスやメンテナンスにも大満足して下さっているとのことで、設計当初からの思い出話に花が咲きました。

超高級マンションリノベーション港区R邸テラス夜景

リラックスしてこの家の空間を楽しんで欲しいとのお言葉で、代わる代わるにテラスのコーナーに置いた回転式のラブシートのORBITに座ったり、

超高級マンションリノベーション港区R邸の夜景

家具調度品、設えが揃った室内を見学して回ったり、

主寝室のウォークインクローゼット

きれいにジャケット類が収納された主寝室横のクローゼット内などを拝見させて頂きました。

アレキサンダーラモントの百合の彫刻

こちらは、竣工のお祝いにカガミ建築計画からプレゼントとして差し上げた、アレキサンダーラモントの百合の彫刻です。ちょうどサイズが合ったので、飾り棚の特等席に飾らせて頂きました。
ダイニングの壁に使ったストローマルケタリーパネルもアレキサンダーラモントのものでしたが、ちょうど2018年の新作紹介で、日本の代理店のエルクリエーションに伺ったので、その時にプレゼント用とし購入させて貰ったものでした。

竣工祝いお寿司パーティー@港区R邸の記念撮影

最後にRさまご夫妻とお嬢さまと一緒に撮影させて頂いた記念写真です。心尽くしのおもてなしと、美味しいお食事とお酒、どうもありがとうございました!どうぞ今後とも宜しくお願い致します。

 

 

玄関床タイル張りと浴槽塗装@白金台E邸

白金台E邸

白金台E邸の玄関床に大理石調タイルが張り始められました。

当初は天然の大理石で検討しておりましたが、既製の大理石タイルやスラブから切り出すスタイルでサンプルを取り寄せて比較した結果、色味や柄のクセ、更には遮音材との厚みの兼ね合いから、大理石調のタイルに変更しています。

大判60センチ角のマーベルプロ・グレー(ダイナワン)のタイルを選定しています。

このタイルは玄関ホールに隣接している来客用トイレの床まで張り伸ばされています。

タイル同士の目地部分に赤と白、そして黒のプラスチックが挟まれていますが、これらは床に張るタイル同士の段差をなくし、目地幅を均一にする特殊な工法の道具です。これまでは更に職人の腕と感覚に任せられていた張り方を、効率的にかつ正確に張るために開発されたアド・クリップ工法です。

端部の壁との取り合いの部分は慎重に型を使って切り抜いたタイルを最後に張る段取りとなっていました。

浴室の既存タイルの上から張った薄型タイルも終わっていました。

浴室塗装

上張りタイルが終わったところで、既存浴槽の塗装職人さんが入ってきました。

まだ、下地のシーラー段階ですが、既存浴槽の上に塗装が落ちないような下地を作っています。この下地シーラーをサンドペーパーで滑らかになるまで削ってから、最後の塗装で仕上げる段取りです。

現場には複数の工程の職人さんが入っているので、リビングは職人さんたちの場所の取り合いになっていました。

腰壁とモールディングのある壁も塗装が仕上がっていました。天井に張った塗装調クロスと色味を合わせているので、どちらか塗装でどちらがクロスか、パッと見では見分けられないほどです。

キッチン横の建具枠、クロス張りの壁下地、インターフォン等を収めたスイッチボックスも仕上がってきています。

奥のプライベートゾーンでは、壁紙屋さんのクロス張りが続いていました。

クロス張りがすでに終わった廊下部分では、シューズインクローゼットと納戸の建具の吊り込みが行われていました。扉には四角い穴が空いていますが、これは僕らがデザインした特注取手を取り付けるための欠き込みです。

そしてこの翌週には、お客さまの奥さまに現地確認をして頂きました。

リビングのもう一面の壁はアンティコスタッコの特殊塗装で仕上げますが、その下塗りが終わっていました。

来客用トイレには輸入物のペンダント照明を吊るす予定ですが、その原寸大切り抜き模型を作って、どのくらい高さに吊るすのが良いかを見て頂きました。

青のテープで手洗いカウンターの高さを印して奥さまに見て頂きましたが、これまでの外国人仕様に慣れていらっしゃるので、当初こちらで設定していた高さでは低すぎるのではとご意見で5センチ分全体を揚げることになりました。

カーテンの発注期限も近づいて来たので、いつもカーテンをお願いしているバウハウスの鈴木社長に現地に来てもらい、奥さまと一緒に最終確認をさせて頂きました。
いよいよ来週からはオーダーキッチンや造作家具の組み立てが始まります。

施工会社を変更してのリフォーム計画再スタート

元麻布ヒルズA邸

しばらくブログの更新が途絶えていた高層マンションの元麻布ヒルズのリフォームプロジェクトですが、この期間色々なことがありましたが、施工会社を変えて計画が進むことになりました。

建物の管理会社から紹介され、ほぼ特命(相見積もりではなく、工事業者を早い段階で絞ってリフォーム計画を進めてゆくスタイル)でここまで進んできたM社でしたが、工事契約直前の最終的な金額調整段階で条件のすり合わせができず契約が流れてしまいました。当初はスケジュール優先で特命で進めてきましたが、スケジュールの枠を取り外すことで、他社の話も聞きたいとのことで、Aさまが探してくださったN社に見積り図面を渡して見積りを取ったところ、ご希望の金額内での工事が可能とのことが分かり、M社に断りを入れて、改めてN社と打ち合わせをして計画を進めることになりました。

元麻布A邸_素材最終確認_現地打ち合わせ

M社の見積り用スケッチ図や打ち合わせメモを元に見積をしていたので、現地にて新しく施工会社として決まったN社の担当者とデザイナーさんと確認のための打ち合わせを行いました。

主寝室の最終仕上げ材確認@元麻布A邸

しばらく金額やスケジュールの打ち合わせばかりで、デザインのことから遠さがっていたので、一部屋ずつ回りながらここまで決まっていた仕上げ材を見ながら、これで問題ないかを確認してゆきました。

主寝室のテレビ位置確認

主寝室では、壁掛けテレビの収まりを検討致しました。

建具のオレフィンシート色味確認@元麻布A邸

当初のM社では既存建具と枠にダイノックシートを張る予定でしたが、新しく決まったN社では、オレフィンシート巻きで枠と建具を作ったほうが安くできるとのことで、オレフィンのサンプルを見ながら建具の色を決めている様子です。

元麻布A邸_仕上げ最終確認

玄関ホールの色味は当初想定していたものとほぼ同じ素材で進めることになりました。ただ、石張りの壁の目地については、N社のデザイナーさんからアドバイスがあり、眠り目地(目地なし)ではなく、少し色味の違う目地材を入れてより石の質感を出す方向でデザインを再調整してはとのことで、もう少し検討することになりました。

大理石とタイルと目地の関係写真_カガミ建築計画

こちらはこれまでにカガミ建築計画でお手伝いしてきた大理石やタイル張りの壁の実例写真です。目地を取ったり、眠りにしたり、色違いの目地を入れたりしてきた色々な事例をお見せしながら、どの事例の写真がお客さまのイメージに近いかを確認して頂きました。

元麻布A邸_仕上げ最終確認

リビングダイニングについても当初と同じイメージですが、細かいディテールの検討が始まっています。

リビングの折り上げ天井_立ち上がり部仕上げ確認

折り上げ天井の立ち上がり部分を金属ルーバーで仕上げるか、木製ルーバーを使うかなど、具体的な作り方の打ち合わせに入ってゆきます。幾つかの選択肢に対して、それぞれの見積りを作って比較検討しながら最終判断をしてゆくことになっています。

元麻布A邸_玄関回り仕上げ最終確認

玄関のタタキの仕上げも、既存の大理石を磨くか、全て撤去して作り直すか等の選択肢がありましたが、タイルを上張りすることで、解体範囲を最小限にして、横に繋がっているSIC部分まで一体にできそうなことが判り、金額的にも明らかにそれが安価で出来ることが判ったので、そちらの方針で進めることが決まりました。

元麻布A邸_仕上げ最終確認

洗面脱衣と浴室はベージュトーンをベースに、洗面カンターや扉などをアクセントにすることで、またイメージ写真をこちらで集めて、お客さまに確認して頂いた上で、決めてゆくことになりました。

施工会社の再選定や金額の交渉で、随分時間が掛かってしまいました。ここまで粘り強く頑張ってくれたM社には感謝ですが、最後の締めのところですれ違いが起きてしまったことは残念でした…。
改めて施工会社が変ってもデザインアドバイスのスタイルでお手伝いしてゆくことも決まり、気持ちも新たに再スタートすることになりました!

 


ページトップへ戻る