Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

カッシーナ&アルフレックス ショールーム巡り

六本木T邸

六本木T邸の家具打合せで、T様と一緒に青山の「カッシーナ」と恵比寿の「アルフレックス」のショールームを駆け足で回って参りました。

カッシーナ ダイニングテーブル NAAN

カッシーナでは、ダイニングテーブルのNaan(ナーン)とダイニングチェアーのCab(キャブ)を見て頂きました。ピエロ・リッソーニのデザインしたナーンは僕らが以前ショールームに伺った際に、ひとめぼれしてしまったスリムで、かっこよい食卓で、Tさまもとても気に入ってくださいました。また、食卓と合わせるダイニングチェアーは、マリオ・ベリーニのキャブです。色々な色と肘の有無があるので、すべてを並べて貰ったうえで、色とスタイルを決定いたしました。

T邸のリビングダイニングとちょうど同じような広さの空間があったので、家具レイアウトやラグの大きさ、アートのイメージなども同時に確認して頂きました。

アルフレックスではソファーとコーヒーテーブルを見て頂きました。写真は別物ですが、実際に検討していたのはSeven(セブン)のNaviglio(ナヴィリオ)というスタイルのソファです。皮の質感やソファー下部の透けている感覚、実際の座り心地を確認していただき、こちらもOKを貰うことができました。

アルフレックス ラグ候補

ラグについては、カッシーナとアルフレックスで一つずつ候補となるものを見つけることができたので、他の色味やテクスチャーと比較しながら、最終的にお願いする物を選んでゆく段階となります。

アルフレックス Molteni モルテーニ

駆け足での確認でしたが、打合せ後に少し時間ができたので、アルフレックスが今月から取り扱うことになったMolteni(モルテーニ)の家具を案内してもらいました。大柄で面白いソファーやダイニングテーブルもありましたが、実際の座り心地やシルエットなどは、まだ研究の余地がありそうに感じました。

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こちらは後日完成した六本木T邸のインテリアです。カッシーナ、アルフレックス、ミノッティの三大イタリア高級輸入家具を揃えた、ハイエンドな空間が完成しました。

 

雑誌「建築知識」・リノベーションについてのヒアリング

ニュース

設計業界のノウハウ満載雑誌「建築知識」が来年2月にリフォーム・リノベーション特集を企画しているとのことで、編集部の西山さんが事務所にヒアリングに来てくれました。

西山さんは、熱心に建築知識学校のリフォームセミナーにも参加してくださっているので、セミナーでの話題を中心に、リフォーム・リノベーションについて色々と意見を交換することが出来ました。

まだ、企画そのものの構想を練っている段階とのこと、好き勝手なことを色々と言わせていただきました。幾つかの記事については、こちらからも情報を提供して、企画がより有用で、情報がより深くなることに協力してゆく予定です。写真はどこまで提供するか、悩んでいる資料ですが、これまでのマンションリフォームの実績の費用を整理した資料や、インターネットでどのようなキーワードでどのような問い合わせがあったのかの営業資料です。

幕張S邸 マンションリフォームの相談

新規プロジェクト

ちょうど20年前に、初めてTA(教務補助)として建築を教えた学生だったS君がリフォームの相談で事務所に来てくれました。奥さまと一緒に住んでいる幕張のマンションの部分か全体のリフォームを考えているとのことでした。

二人の大男が狭い事務所の梁下で記念写真です。

幕張のマンションリフォーム

以前から奥さまが僕らのホームページを良く見てくださっていたそうで、偶然ご主人との関係が判ったことで、本日事務所で会うことになりました。しかし、会っていなかった20年間の動向を確認することに夢中になってしまい、リフォームの相談をソッチノケで3時間以上話し込んでしまいました。S君、次回は奥さまも交えてリフォームの話をしましょう!