先月号から連載が始まった「リフォーム・リノベーションスーパー講座」の第2回目が掲載された雑誌建築知識(エクスナレッジ社)が発売されました。
今回は「ビジネスモデル・法規」がテーマで設計事務所がリフォームに取り組む上での注意点や、最近色々と変更されているリフォームに関連した法規を纏めてみました。
工事費が1000万円以上になるプレミアムリフォームの特徴、新築戸リフォーム工事を比べた際の設計事務所としての収支の差、リフォームを推進するために変更された関連法規についての説明などをしています。
Architects think of Premium Reform & Renovation
2011.01.26
[ニュース]
先月号から連載が始まった「リフォーム・リノベーションスーパー講座」の第2回目が掲載された雑誌建築知識(エクスナレッジ社)が発売されました。
今回は「ビジネスモデル・法規」がテーマで設計事務所がリフォームに取り組む上での注意点や、最近色々と変更されているリフォームに関連した法規を纏めてみました。
工事費が1000万円以上になるプレミアムリフォームの特徴、新築戸リフォーム工事を比べた際の設計事務所としての収支の差、リフォームを推進するために変更された関連法規についての説明などをしています。
2011.01.21
[六本木T邸]
約2週間かかって、ようやく六本木ヒルズレジデンスのT邸の解体が終わり、現場を確認して参りました。とにかく、音がする工事(塗装とクロス張り以外のほぼ全て!)が11時から17時までの間と厳しく決められたマンションのルールがあるので、非常に時間が掛かりましたが、何とか一つの難関を乗り越えることができたようです。
写真は森ビル側のメンテナンス会社にお願いしている、スプリンクラーと自火報とインターフォン関係の移設位置を打合せしている様子です。
特にスプリンクラーは、ステンレス製のフレキホースで、ちょっとの移設は簡単なのですが、撤去することになると、ホース内の水を全て取り除く作業もあるので、そのルート確認も行いました。
ステンレスホースは、雑に扱うと水漏れする可能性が高く、水漏れしてしまうとそのまま下の階へ漏水してしまうので、扱いも細心の注意が必要な要素です。
SRC(鉄骨入りのコンクリトート)柱や既存壁の位置を基準に、オーダーユニットバスや既存を転用するキッチンのレイアウト寸法等を見比べながら、現場監督のTさんが出してくれた墨出しのチェックも行いました。床に記された黒い線と青い文字が墨出しの表示です。水回り部分の床は元々排水管のルートと為に一段落とされていますが、その段差との関連も重要な墨出しチェックポイントでした。
2011.01.19
[白金台S邸]
建築家リフォームの記事を連載しているウェブマガジン「家の時間」に、高級マンションリノベーション_寝室・玄関・書斎編を寄稿しました。
先回の記事-高級マンションリノベーション 窓と天井編に続き、再び白金台S邸を題材にさせて貰っています。
寝室のしつらえでは、壁や建具、造り付け収納や間接照明だけでは、快適な空間は完成せず、置き家具やベッドのリネン、カーテンや小物のレイアウトまで考えて、初めて気持ち良い空間が完成するという内容です。
長い書斎では、廊下を活用したちょっと不思議な空間構成を説明しています。
単調な長い廊下を書斎に取り込んで、以前とは違った位置に間仕切りの建具を取り付けたことが判るでしょうか?
色々なものが収納され、家の交差点ともいえる玄関についても、的確な収納の配置計画や、パブリックとプライバシー動線を考えた建具などについて記事を書いてみました。