Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

家の時間-13 高級マンションリノベーション

白金台S邸

毎月「建築家リフォーム」についての記事を寄稿しているウェブマガジン「家の時間」に、高級マンションリノベーション_窓と天井編が掲載されました。

白金台S邸を題材に、日本のデベロッパー(不動産会社)が好んで作る窓が多く、折り上げ天井がある高級マンションの問題点を指摘しています。

パッと見はリノベーション前の方が明るくて、天井も高く、気持ちよさそうに感じるのですが、床面までの全面窓のせいで家具のレイアウトが難しく、折り上げ天井の位置によって、部屋の中心が定められて閉まっていることが問題だと感じました。

ダイニングとリビングの空間が分かれていることも、高級感と思われる項目ですが、独立したダイニングを活かすためには、家族がリラックスして食事ができるイートイン・スタイルのキッチンが必要なので、以前の間取りではうまく使い分けが出来ませんでした。それらの問題を、リビングダイニグを一体化し、窓を一面つぶし、折り上げ天井をなくすことで解決した様子を紹介しています。

床埋込みLEDアッパー照明の研究

六本木T邸

六本木T邸に使用予定の、床埋込みのLEDアッパー照明の研究で、照明メーカー・FLOS(フロス)のショールームにお邪魔して参りました。

エントランスからリビングへと延びるモルタル塗りの壁を照らす予定の照明ですが、間違って踏んでも熱くないことや、デザインの美しさ、消費電力の少なさなどからフロスのLEDアッパー照明を採用させて頂く予定です。

壁からの離れの距離やライトの角度、色温度などについて色々な実験を行わせて頂きました。お付き合いくださった照明デザイナーの三橋倫子さん、フロスの高橋さん、色々と教えてくださりどうもありがとうございました。

最近のご相談案件 2010年12月

その他

六本木T邸の着工に向けての準備で忙しくしている事務所ですが、その間にも幾つかのリフォームのご相談を頂いております。

西麻布の160平米の木造三階住宅の全面リフォームのご相談や、

田園調布では築100年以上の戸建住宅のリフォーム相談は、スケジュールや予算の考え方が合わなかったため、残念ながらお断りさせて頂きました。

成城の100坪の敷地に戸建新築住宅を建て、その内装を設計して欲しいとのご相談は、住宅メーカー/建設会社を選ぶところからか、内装だけをお手伝いすべきか、その方法も含めて継続ご相談中です。