Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

リクシルタイアップ広告@建築知識

松濤D邸

建築家向けの専門誌「建築知識(エクスナレッジ社)」の2020年3月号に総合建材製品メーカーのリクシル社とのタイアップ広告に登場させて頂いております。

リクシルタイアップ広告@建築知識

リクシルが新たに開発&発売したフロートトイレのタイアップ広告です。
このフロートトイレ、壁から便器を持ち出し、排水管も壁出しとなるスタイルで、床に接するところがなく、浮いて見えるという代物です。

リクシルタイアップ広告@建築知識

便器で床が接する部分がないので、記事の写真のようにモップや掃除機を便器下にまで差し込めるので、清潔好きな方には喜ばれそうな製品なのです。
アメリカでは良く見かけるものでしたが、日本では公衆便所にはあっても個人のお宅では中々見かけないタイプでした。

リクシルタイアップ広告@建築知識

まだ発売されたばかりなので、僕らも使ったことは無いのですが、今回似たような事例として先日完成お引渡しをした松濤D邸のトイレとその工事プロセスが記事中でも紹介されています。
こちらは、リフォーム前は廊下からトイレの床が一段上がっていたのですが、背面抜きタイプのリクシルの便器を使うことで、床段差を解消することができた事例でした。

リクシルタイアップ広告@建築知識

こちらは、先月大島にあるリクシルの本社内にあるショールームにて、フロートトイレを体験させて貰った際の様子です。

リクシルタイアップ広告@建築知識

リクシルのご担当の中嶋さんに説明して頂きながら、こちらなりの考えやどのような時に使えそうかなどをお話しさせて頂きました。

リクシルタイアップ広告@建築知識

便器のシステムのディテールを見ている最中もカメラのシャッターが切られ、ちょっと緊張しながらの取材撮影でした。

リクシルタイアップ広告@建築知識

その数日後の、松濤D邸のトイレの取材撮影でも、プロのカメラマンの平林克己さんが撮影に来てくれました。

リクシルタイアップ広告@建築知識

リクシル社からも2名、電通から1名、エクスナレッジ社から1名に、カメラマンの平林さん、うちの事務所からは担当の前田君と僕の総勢7名でお邪魔して、Dさまも驚いていらっしゃいました。
リクシルの皆さま、今回はタイアップ広告に使って下さり、どうもありがとうございました。また、大勢での取材撮影にご協力くださったDさまご夫妻、お忙しい中どうもありがとうございました!

リクシルタイアップ広告@建築知識

専門誌としてはちょっと恥ずかしい(編集部の皆さま、失礼…)、このような表紙の雑誌です。書店で見かけましたら、お手に取って頂ければ幸いです。

現在はこちらのURLでもネット版の記事が公開されています。

造作家具設置後の仕上げ工事@品川N邸

品川N邸

先日造作家具とオーダーキッチンが入り、壁の大理石張りも終わった品川N邸では、カラーガラスや鏡などの最後の仕上げ材工事が始まっておりました。

キッチン横にある柱型の2面に白いカラーガラスを張る作業です。

先々回の記事では、キッチンカウンターに先行して張ったカラーガラスをご紹介しましたが、今回は、キッチンカウンター上のカラーガラスとなります。

吸盤を使ってカラーガラスを持ち上げて、接着剤と強力な両面テープを使って張ってゆきます。

コンロ正面側にもカラーガラスが入るので、その見切りのL字型金物を差し込んでいる様子です。

こちらは玄関横の姿見の鏡を張っている様子です。本来は、元からこの場所に姿見があって、残す予定だったのですが、解体時の手違いで取り外してしまっていたので、施工会社の負担で新たに取付けをお願いしたものです。

もう一枚、寝室の入り口横の柱型にも、姿見を設置します。壁に張られているのが、ミラーマットという鏡張り用に使う両面テープです。壁の中央上にヒョロッと線が出ていますね。

こちらの鏡(見えているのは裏面です)を張るのですが、こちらの中央上部にも穴が開いていて、そこに壁付けブラケット型の照明器具を取り付けることになっています。

こちらが出来上がり後の様子です。ちょうど梁型とラインを揃えて張って貰った鏡の上にブラケット照明が付いて、とてもきれいに仕上がりました。

その他、残りの造作家具も設置されていました。こちらはトイレ内の手洗いカウンターです。裏面にしてあるので、シンクの裏側が見えていますね。

その手洗いカウンターの取り付けの様子です。

まだ、水栓が取り付けられていませんが、ほぼ出来上がりの様子です。

他にも、僕らのオリジナルデザインの特注取っ手を建具にはめ込んでもらいました。

最後のこちらの写真は、キッチン背面カウンターの壁に張る、大理石調タイルの割り付けを、実際に使うタイルで組んでもらった様子です。柄の散らばり具合を奥さまに確認して頂いたうえで、キッチン壁に張る算段となっています。

コンセント位置&仕上げ材確認@麹町K邸

麹町K邸

工事が順調に進んでいる麹町K邸の現場にて、壁下地が出来上がってきているので、コンセントや照明のスイッチ位置の確認を兼ねて、お客さまと現地打合せをさせて頂きました。

まだ、大工工事が進行中で、現場には各種材料がきれいに纏めて置かれている状況です。

コンセントやスイッチだけでなく、インターフォンや床暖房などのスイッチ位置もほぼ決まってきています。

主寝室では、壁掛けエアコンとからで来るので、壁掛けテレビの位置も確認させて頂く必要がありました。

子ども部屋では、PS内のスペースに余裕があったので、オプション提案として小さな本棚をご提案させて頂きました。

リビングダイニングキッチンや玄関、廊下の仕上げ材量は決まっていましたが、主寝室は特にご主人さまが色や柄に拘りたいとのことで、その詰めを現場に設置された打合せテーブルでご相談させて頂きました。

こちらが、すでに決まっているミノッティのソファやモルテーニの壁面収納やダイニングセットの色味サンプルです。

まだ決まっていない各部屋を移動しながら、候補となる素材を見て頂きました。

この打ち合わせの為に、いつもお願いしているカーテン屋のバウハウスの鈴木社長がカーテンのサンプルを幾つか持ってきてくれました。鈴木さんが手に持ってくれているのが、主寝室の敷き込みカーペットのサンプルです。

全く違った雰囲気のこちらのお部屋は隣室の書斎スペースです。床のフローリングがユーティリティースペースは白木、書斎書庫スペースは黒のフローリングで張り分けています。

ユーティリティーのミニキッチンの取り付けも終わっていました。
ここからは大量の造作家具が入ってくる予定で、しばらくは慌ただしい現場になりそうです。