麹町K邸の住宅部分でも工事が着々と進んでおります。こちらはリビングダイニングの2連の窓ですが、既存枠を活かしてダイノックシートを張って、一体に見せるデザインを目指しています。
二つの窓の間には、このように突板で作ったフローリング状の板を張ってゆく予定です。
お子さまの部屋の背面をアクセント色で仕上げた本棚や、
ウォークインクローゼットの棚も組みあがりつつあります。
ウォークインクローゼットは、元は洋室だった部分に組み上げているので、窓は変形な形で残ることになっています。細長い窓になってしまいましたが、それでも自然光が入る部分に奥さまの洋服入れがあることで、色味を自然光で確認することができそうです。
住宅トイレの内装も進んでいました。壁にはエコカラット(リクシル)が張られ、手洗いカウンター前の黒いガラスモザイクタイルも張られていました。
寝室の壁付けテレビを設置する壁下の造作収納も、この箱が開口部に収まって…、
このように仕上がっていました。
造作家具とほぼ同時にタイル張りの工事も進んでおります。こちらはキッチンですが、床に大理石調タイルが張られていました。
元々がオーダーユニットバスだった浴室ですが、こちらの洗い場の防水パンもタイルごと交換されています。
浴室の床タイルと同じ色味のタイル(浴室内は滑り止め仕様、壁は磨きです)が洗面室の正面壁に張り始められていました。
タイル職人さんが、タイルカッターを使って、こつこつと作業を進めてくれています。
リビングダイニングは既存の床材とその下に隠れた床暖房パネルを既存利用しながら工事を進めておりますが、床暖房範囲とキッチンが被ってしまう箇所が生じることが判りました。フローリング用の床暖房の上にタイルを張ることができないので、その箇所だけはタイルメーカーのアドヴァンから販売されているタイル柄と同じ柄のビニールタイルを張りました。光沢の具合や目地幅が違うので、今の時点ではちょっと目立ってしまいますが、キッチンカウンターが入ると見えてくるのは10センチ程度になるので、何とかごまかせるのではと期待しております(当然ながら、お客さまには事情をご説明して、このような手法で進めることはお伝えしておりますが…)。