Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

品川区Y邸リフォームプロジェクトがスタートしました

品川区Y邸

品川区大井町の築43年のマンションリフォームプロジェクト品川区Y邸がスタートしま した。

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中学生と小学生のお子様2人の個室を作りながら、モノが上手く片付かないという問題を解決し、冬寒く夏暑い空間を改善すべく、お風呂場以外の全体を スケルトンリフォームすることとなりました。

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マンションの現在の暮らしぶりを拝見しながら、マンション管理組合に保存してあった青焼きの図面に即興的に間取りスケッチを描きこんでみたものです。広さとしてはそれなりにあるので、壁面を立体的な収納として使えば、モノは納まるのではないかと考えています。

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窓面に取りついたI字型キッチンとその横の洗濯機のレイアウトは、確かに片づけてきれいに見せるのは難しいレイアウトです。

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早速スタッフの竹田さんと一緒に、収納の中を拝見しながら、どのようなモノがどのようなスタイルで収納、どこに収められているのかを調べて、持ち物リストを作ってみました。

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今回はスケルトンでのリフォームが得意で、調査や断熱の施工などのノウハウも提供して貰う形で、ライフデザイン社との協同プロジェクトとなります。左からライフデザイン社の小林社長、山口さん、Yさまです。どうぞこれからの5か月間、宜しくお願いいたします!

新築ですが、解体が必要です

六本木M邸

六本木T邸は、出来合上がったばかりで、お引渡しされたばかりの新築マンションですが、リフォームの為にはやはり解体が必要です。

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勿論、お施主さまも僕らも、施工のライフデザイン社も勿体ないという気持ちは強くあります。ただ、新築で気に入ったマンションだからこそ、デベロッパーが作ったままのお仕着せではなく、自分のイメージに合わせたデザインの中で暮らしたいというお施主さまMさまご家族のイメージを実現するため、今回のリフォーム計画に踏み切ることになったのです。

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図面通りに施工されているので、精度の高い解体が可能ですが、それでも図面では読み切れない個所があります。写真は照明ボックスを仕込むために天井に開けて貰った開口部ですが、スプリンクラーの配管が予想より3センチ程下を通っていたので、計画通りの照明ボックスではフラットに納めることが出来ないことが判った個所です。

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こちらはテレビを壁埋め込みで納まる予定の個所です。背面に弱電盤がある事は判っていましたが、躯体のRC柱の位置と動かせないLGS下地がある事で、テレビのサイズが限られることが判明しました。お施主様にも状況を見て貰ったうえで、新しいテレビ収納のデザインを考えることになりました。

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テレビ収納の裏の弱電盤の配線状況です。裏側のこちら側にはSIC(シューズ・イン・クローゼット)を作る予定なので、なるべくコンパクトに配線を納める工夫を考える必要がありそうです。

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超高級マンションですが、まるで石のように見えた玄関タタキも、良く見ればタイルだったので、こちらも本物のトラバーチンに張り替えることになっています。タイルを壊しながらハツリ、下地のベニヤ板を剥がしている様子です。

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キッチンも使い勝手を真剣に考えると、レイアウトに問題がありそうだったので、L字型の調理カウンターは残しながら、背面の冷蔵庫置き場とカウンター収納は取り壊し作り直すこととなりました。この解体状況を確認することで、現場での変更工事を上手くコントロールすることできるので、僕らにとっても大切な時期だと考えています。

ミノッティ(Minotti)の2つのショールームで家具購入

代官山T邸

代官山の高級マンションリフォームプロジェクトT邸のお施主さまと、夏前に完成予定のリフォームお引渡し時に間に合うようにと、リビング・ダイニングの家具探しに、青山の高級輸入家具ミノッティに伺って参りました。

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Minottiは現在青山に2つのショールームを構えています。こちらの写真は、新しいMinotti Tri-Angle店で、住宅に合わせたスケールで、リビングダイニングの家具が一通りそろえてあり、とても見やすい構成になっています。

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事前に青山のショールームに伺って、サイズと色味を確認していたので、それに沿って提案して貰い、それぞれの座り心地や大きさ、素材の質感などを最終確認して頂いている様子です。トライアングル店でソファーとダイニング横のチェスト、寝室のチェアーを見て頂いた後に、近所にあるもう一つのショールーム、ミノッティ・コート店に移動しました。

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Minotti Court(コート)店では、ダイニングチェアーとリビング床に敷くラグ、センターテーブルを見て頂きました。こちらのショールームには、ソファーやダイニングが幾セットも置かれており、比較しながら選ぶのに適したショールームになっています。

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最終的に決めて頂いた素材を全て並べて、最終確認をお願いしている様子です。お施主さまのTさまは、ミノッティは初めてだったそうですが、ほぼご提案した家具は、全て気に入って頂けたようでホッとしております。

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図面に従って、家具のサイズもここで確認して、そのまま発注させて頂きました。家具以外のリフォーム提案は、現在工務店に概算見積りを依頼中で、その概算をみた上で、リフォーム工事の細かい内容についても詰めてゆく予定となっています。

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今回のミノッティーショールームで、ダイニングテーブルだけはサイズとデザインで気に入ったものがなかったので、その後アルフレックスのショールームに伺って、写真のダイアモンドテーブル(デザイン:パトリシア・ウルキオラ)を購入して頂くことになりました。カッコ良いハイ・デザインの高級家具を沢山決めることができて、こちらもちょっとハイになっております。Tさま、短い期間の中での沢山のご判断、どうもありがとうございました!

こちらが、その後完成した代官山T邸のインテリア‐1代官山T邸のインテリア‐2です。ミノッティのクールでハードなイメージにぴったりの空間が完成しました。