Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

工務店の紹介と3Dスケッチ

杉並区S邸

杉並区のS邸スケルトンリノベーション計画も、大急ぎのスケジュールで、何とか図面の変更、見積りの調整もほぼ完了し、次は工事契約の段階となりました。

リノベーション工事の工務店紹介

まだ紹介していなかった工務店・の片岡さんに現地に同行して貰い、Sさまご夫妻にご紹介し、工事のスケジュールや近隣挨拶等のこれからの流れを説明して貰いました。

3Dスケッチ

デザイン的に詳細を詰めていなかった部分についても、現場写真にペンで書き込み立体的に表現した物でご説明し、概ね了解して頂くことが出来ました。初めて使った手法ですが、3Dとしてデザインを捉えることが出来るので、とても分かりやすいとお施主様には大好評でした。

スケッチを携えて、すぐ近くの現場に皆で行って、天井の高さ関係や、コーナーの納まりなどを確認して頂きました。
今週中に工事契約を結び、マンション管理組合に工事申請をして、5月には工事着工となる予定です。

最高級三層フローリングMAFI(マーフィー)採用@杉並区S邸

杉並区S邸

オーストリア産の最高級三層フローリングMAFI(マーフィー)を床に張った、ユーロデザインハウスの西麻布ケーススタディーハウスを、杉並区S邸のお施主様と一緒に見学に伺って参りました。

最高級三層フローリング

以前も一度お邪魔したことがありますが、今回はS邸プロジェクトでの採用の最終段階での訪問だったので、より細かくフローリングのテクスチャー(触感)や紫外線での色の変化、メンテナンスの事まで詳しく説明して貰い、より深く納得することが出来ました。

Sさま、床に張られた実物を見て、その存在感の強さと美しさに惚れて(!)下さり、写真のカントリー・オークナチュラルカラーでブラックパテ、ブラッシド仕上げの採用が決まりました。節や割れ目ができた個所に、黒いパテを埋め込んで、力強さを強調しているところが特徴のフローリングです。

他にも幾つかの種類のフローリングをを見せて貰いました。写真中央が、コーラルオークは、より力強く、こちらの採用も検討しましたが、費用対効果などのバランスを考えて、カントリーオークに決定いたしました。

リノベーションの図面も、赤字での訂正がほぼ済んで、工務店に出して、最終的な見積り金額と工程を詰めて貰っています。

 

 

スケルトンからの花見

杉並区S邸

杉並区S邸現場へ打ち合わせと調査で伺って参りました。

ちょうど現場の窓から見える桜が満開で、スケルトン状態の内部から花見をするという珍しい体験をさせて頂きました。

現場の細かい部分もチェックしながら家具や建具との取り合いなども考えてきました。写真は、リビングの窓際のニッチですが、断熱材が吹かれた部分と、コンクリート素地見せて仕上げる部分と収納扉の納まりや、カーテンボックスの形状を考えました。

リフォーム見積り増減表

打合せでは、増減が必要な項目の打ち合わせも、ほぼ順調に進み、設計側の概算では、150万円程の金額をVEで落すことが出来そうです。来週の工事契約へ向けて、契約図と見積りの調整に入ってゆくことになります。