Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

二階構造補強工事@田園調布F邸

田園調布F邸

木造スケルトンリフォームの田園調布F邸の工事も、一階の補強は終わり、二階部分の補強に移ってきました。

2階構造補強工事

カメラのアングルのせいで、大工の棟梁の高橋さんの姿が小さく見えますが、実際には二階床に脚立を乗せて、その上で作業している状態です。2階は1階ほど大きな荷重を受ける訳ではないので、梁材や枕材はそれほど大きくありませんが、天井裏の梁を仕上に見せる部分があり、更に2階の階高がとても高いので、慎重に補強工事を進めて貰っています。

木造スケルトンリフォーム

2階床に立っている人の高さを、梁の位置を比べると、2階の天井高さが高いことが判って貰えるのではないでしょうか。

二階床のレベル調整工事

木造住宅の場合、2階は1階以上に歪んでいることが多いので(こちらの住宅では端と端で最大3センチの差があったようです)、2階床を張る前に下地で水平レベルを調整している様子です。

こちらは、上下逆さまに書かれていますが、既存の柱に記載されていた字です。栂正角と書かれています。棟梁の説明では、以前は栂材は良く柱材として使われていたそうです。芯持ち材ではないので、割れの恐れはないそうですが、その代わり歪みがあるのが問題で、最近は柱材としては使われなくなったそうです。
ということで、こちらの栂柱も歪みが大きく、壁を仕上げてゆく際には調整が大変になりそうです。

床暖房設置位置の打合せ

床暖房の実際の配置位置も細かく決めてゆきました。黒い服でしゃがんでいるのが、共同設計事務所のイン・ハウス建築計画の川野君です。これで年内の定例打合せは終わりになりますが、現場は補強を一通り年末までに終えることになりました。

平瀬有人さんと祐子さんの展覧会訪問@新宿オゾン

ニュース

新宿オゾンにて開催中の建築家、平瀬有人さんと祐子さんの展覧会「都市のミリューからマテリアルへ」に伺って参りました。

平瀬有人さん

平瀬さんとは、早稲田大学芸術学校でご一緒していた関係で、佐賀大に准教授として迎えられた以降も、連絡を取り合っていました。展示内容は、奥さまの祐子さんと一緒に主催しているyHAアーキテクツのこれまでの活動とこれからのプロジェクトを紹介する、とても興味深い展示でした。

こちらは、直接説明して頂いた、佐賀市内の古い建物の外観を活かして、横に建てる新しい建物と共に、内部をカプセルホテルへとコンバージョンする、興味深いプロジェクトの模型写真です。他にも熊本市内にて建設中の大屋根の掛かった住宅や、古い倉庫を改造したギャラリー等、プロフェッサー・アーキテクツならではの端正なデザインながら、野心的なプロジェクトが数多く展示されていました。

全体の構成も中央に大きな敷地との関連性を紡ぐ模型が展示され、周囲に図面入りのパネルと写真が展示される、とても見やすい構成でした。ただ、今回は平瀬さんが直接説明してくださったのですが、各プロジェクト毎にもう少し詳しい解説が書いてある方が、初めての方や学生さんたちにも分かりやすかったのではないかと思いました。
来年1月10日までの開催だそうですので、お時間がある方は是非見学に伺ってみてください。

「都心に住む」の取材撮影@目黒S邸

目黒S邸

リクルート社の雑誌「都心に住む」の取材・撮影で目黒S邸に久しぶりに伺って参りました。

今回は「60平米の快」とのテーマで、都心に一番多い60平米前後のマンションで、どのような快適な暮らしが展開されているかを特集しているそうで、70平米弱の目黒S邸に白羽の矢が立ったようです。建築好きなご主人さまが残念ながらお留守でしたが、奥さまが丁寧にお宅を案内してくださり、取材に対応してくださいました。

目黒のヴィンテージマンションリフォーム

Sさまご夫妻が暮らし始めてから伺うのは初めてでしたが、とてもきれいに暮らしてくださっていて、どこを撮影しても、カッコ良く写るので、撮影もとてもスムーズに進みました。

取材は榎本さん、撮影は貝塚さんのコンビで、貝塚さんには以前も都心に住むの取材でお世話になっています。

目黒S邸は北面の大型開口があるので、照りすぎると明暗のコントラストが強くなりすぎて、写真が上手く撮れません。当日は曇り空でしたが、却って撮影に適していたので、きれいな写真が撮れました。

取材撮影後の記念撮影です。前段中央がSさまの奥さまとワンちゃんのチャーミー、左右が事務所スタッフので12月から入った新人の竹田さんと渡辺さん、後段は右からカメラマンの貝塚さんと編集の榎本さん、ひょろ高いのが私、各務です。
取材に快くご協力くださり、美味しいケーキとコーヒーまで用意してくださったS様ご夫妻、どうもありがとうございました!