Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

小崎陽一シェフのイタリアンディナー@六本木T邸

六本木T邸

六本木T邸のお施主様から、リノベーション竣工祝いでイタリアンを食べようとスタッフ一同お招き頂きました。

左から時計まわりに、ちょっと緊張気味の笠原君、堂々とワインを注いでもらっている渡辺さん、出張シェフクッチーナジャンニの小崎陽一さん、久しぶりのシャンパンにのけぞり気味の岸本さんです。

こちらが素晴らしい料理の数々です。鯛と平貝と鶏レバーから始まるアンティパスト、冷製カッペリーニの枝豆のソー ス・ズワイガニ載せ、ピエモンテ州の名物パスタのアノロッティ・ダルプリンにはサマートリュフ(!)が、そして自家製サルシッチャと和牛のタリアータのメイン、そして最後はサフラン のパンナコッタとチョコレートケーキのデザートでした。アルコールが駄目な私・各務は全てパスしましたが、お酒もシャンパンから白ワイン、赤ワインと進ん で、他の皆さまは嬉しそうに飲んでいました。

小崎陽一シェフ

こちらがイケメンシェフの小崎陽一さんです。物腰もとても柔らかく、作ってくださったイタリアンもセンスにあふれ、最後まで本当に美味しく頂きました。美味しい食事を頂きながら、リノベーションの面白さや、この六本木T邸のデザインについて、そしてなぜ僕らを設計者として選んでくださったか等の興味深い話も伺わせて頂きました。

食後も素敵な音楽と六本木ヒルズの夜景を楽しみながらの会話を夜遅くまで堪能させて頂きました。アルフレックス社のソファーに寛ぎながらテレビを見ているスタッフ三人、右奥のキッチンではTさまが小崎さんと打合せをしている写真です。Tさま、お招きくださりどうもありがとうございました。本当に楽しい夜でした!

法政大学 構法スタジオの事前打ち合わせ

法政大学 構法スタジオ

今年後期から法政大学デザイン工学部建築学科で非常勤講師として教えることになりました。網野禎昭教授からのお誘いで、構法スタジオを受け持つことになり、その事前打合せで、市ヶ谷の法政大学に伺ってまいりました。

デザイン工学部のある市ヶ谷田町校舎は、1962年に建てられた古い校舎を2008年に大規模改修したリノベーション・リニューアル建築物です。

建物の躯体だけを残したスケルトンリフォームで、アルミパンチングと硝子の縦ルーバーを使って、上手に外装を刷新していました。

左から、網野禎昭さん、売れっ子住宅作家の飯塚豊さん、友人であり尊敬する建築家である溝部公寛さんに、私、各務で、これに本日参加できなかった、水井敬さんの5人で教えることになりました。

皆で学校で集まり、まず三年生の課題講評会を拝見しました。富永譲教授や、以前同じ早稲田大学芸術学校で教えていた下吹越武人准教授のスタジオの住宅課題でした。

先生方皆で教室を回り、面白そうな作品をピックアップして講評してゆく、ユニークなスタイルで、写真が壇上に挙げられた講評対象課題です。学生の気質や課題のレベル、教室の雰囲気等を一通り拝見した後、四人で再度集まって構法スタジオの授業の進め方を打合せました。

 

最後の写真はオマケです。打合せの横で、色々とアドバイスを下さった崔康勲先生が見せてくださった、大江宏先生の研究室の色紙(?)です。彫刻家の平櫛田中氏が揮毫したものだそうです。

白金台S邸の玄関のしつらえ

白金台S邸

以前より白金台S邸のお施主様より、玄関に置く家具を探してほしいとお願いされていました。

羽生野亜

今月頭に、西麻布のギャラリー桃居で展示されていた羽生野亜さんの家具作品が合うのではと思ってご紹介したところ、気に入ってくださり、作品をご購入下さいました。

こちらはコラージュですが、当初はこのようなアンティークの中国や韓国の家具を考えていましたが、良いサイズが見つからないのと、上部の版画とのマッチングで悩んでいました。

昨日、羽生さんの作品の搬入に立ち会ってまいりました。錆びた鉄と風合いのある木製台座を組み合わせ作品で、色々な置き方や飾り方が考えられそうだと、Sさまご夫妻も喜んだ腐っていました。壁に掛けた松原直子さんの版画とちょうどフィットして、とても良い雰囲気になったのではないでしょうか。