Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

神戸M邸 東京のご自宅での打合せ

神戸M邸

神戸M邸のお施主様は東京にご在住なので、スタッフの竹田さんと一緒にご自宅に打合せに伺って参りました。

都心の一等地の高級マンションにお住いのM様邸では、2歳のお嬢様はいらっしゃいませんでしたが、ワンちゃんのレモンちゃんが迎えてくれました。神戸を使う際の暮らし方から、キッチンや洗面の使い方から、東京から持ってゆく備品や将来的な使い方に至るまで、約2時間半ゆっくりと時間を掛けて奥さまと打合せさせて頂きました。

先回の打合せから、この打合せまでの間に、立体的に考えたり、設備のルート取り合いなどを検討しているうちに変更することになった項目について、後で見ても記録として判るように工夫した変更図面もザッとご説明いたしました。

神戸M邸展開図

設計内容がより分かりやすいように、展開図もご用意して、詳しく説明させて頂きました。

照明器具点灯@田園調布F邸リノベーション

田園調布F邸

竣工お引渡し直前の田園調布F邸に、照明器具が取り付きました。

これまで何度も見ていた、リビング吹き抜けやダイニングの奥に見えるキッチンの見え方がとても新鮮に感じられます。見る角度によって、吹き抜け上部に設けられた階段と主寝室への開口が不思議な形に見えてきます。でも、とても良い感じです!

間接照明で照らされたキッチンです。タイルカウンターの上部には、仮に工事用照明が取り付けられていますが、これはお施主様支給のペンダントライトに変更されます。

廊下側から見返したキッチンです。左側奥には建具の先にトイレが見えています。

洗面所のガラスモザイクタイル

洗面所にはお施主様が悩みに悩んで決めてくださったガラスモザイクタイルが、間接照明にきれいに照らされていました。

洗面隣のの浴室は、タイルも張られ、鏡の到着を待つばかりです。こちらもやはり間接照明で、照明器具自安価なものですが、きれいに光が回り込んで上質な空間になってきました。

玄関の靴収納上部の二つでペアになったブラケットライトも点灯しています。一つは斜め天井を照らし、もう一つが天板の丸穴から下に明かりを落しす役割となっています。

一番後回しになっていた、玄関横の書斎スペースもクロス屋さんが入って、一気に完成に向かっています。照明器具が入って、グッと大人っぽくなった空間を拝見して、設計者としても嬉しくなってきました。

リノベーション設計打合せ@杉並区S邸

杉並区S邸

先月から始まった杉並区S邸のリノベーションプロジェクトですが、お施主様との2度目の打合せに行って参りました。

変更項目を書き加えたリノベーション平面図

先回の現地での設備調査と採寸で判ったことを、手直しした図面を見て頂きながらご説明いたしました。赤字記された個所が、大きな変更点になります。

設備調査による変更点リスト

こちらは、設備の問題点をリストにした調査リストです。左側に現調で判った事、右側にその対応策や懸念している点を書いています。事前にお施主様にはお送りしてありましたが、専門的な内容なので、改めて打合せの中でご説明いたしました。

ユーロデザインハウスの最高級幅広フローリング

また、新しく取り寄せたフローリングやタイルなどのサンプルも見て頂き、イメージを固めてゆく作業をお施主様と一緒に行いました。写真はユーロデザインハウスのオーク幅広フローリングです。表の単板を乾燥させる際に生じた割れ目に色を付けたパテを埋め込んで、ラフでちょっとアンティーク色のある力強い仕上げになっています。24センチ幅の超幅広な分、価格も超高級ですが、お施主様は一目で気に入ってくださいました(ただし採用できるかは、費用と納期の問題になります…)。

スケルトンリノベーション@杉並区S邸

打合せ後には、夕暮れで暗くなった現場に寄って、先日の調査で整合性があっていなかった場所を再度測量致しました。

スケルトンリフォーム@浜田山S邸

今、デザイン上一番問題になっているのが、写真の正面に見えるコンクリート壁の扱いで、GLボンドの跡をある程度削ってみた上で、ラフな表情を見せるのか、この上から左官で補修してきれいな壁に補修するか、あるいはボードを張って塗装壁に変更するかで、悩んでいます。