Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

構造材の金物固定中

田園調布F邸

防蟻処理が終わり、床の下地となる大引き材が敷かれ始めた田園調布F邸の現場に定例打合せで行って参りました。

防蟻フィルム敷き

地面を均して、独立基礎の周りをカットした状態で防蟻フィルムが張られています。下地には防蟻材が撒かれ、構造材も地上1mの範囲まで防蟻材が散布されています。手前の基礎廻りのフィルムには隙間が見えていますが、奥の基礎のように、防蟻材を混ぜた砂で隙間を埋めてゆく工法だそうです。

リビングの様子です。写真では先週と大きな違いが判りませんが、今の時点で地震が来ても崩壊しないように、仮の筋違が取り付けられ、クローゼットがのってくる小梁も設置されています。他にも耐震診断と補強計画に基づき、筋違も取り付けられ始めています。

こちらはかつて和室だった空間です。収納をはめ込むヶ所にあった以前の床柱は撤去され、その分天井の梁下に枕材で補強してあります。

細かく、金物で構造材が固定され始めています。

構造補強梁の架け替え

田園調布F邸

田園調布のF邸リフォームの現場では、構造の山場とも言える、補強梁の設置工事が行われました。

かつて和室だった部屋をダイニングキッチンとしてリビングと繋げるため、柱を3本抜くことになり、上部の二階寝室の荷重を支えるために、この大きな梁を据え付けることになっていました。打合せテーブルの背後では、大工さんたちが梁を架け替える準備をしています。

大工さん4人掛りで、他の梁をサポート(支保工(シホコウ))で支えながら、屋根を支える桁材からチェーンを吊っての大掛かりな作業です。写真手前に2本見える鉄製の丸柱のようなものが支保工です。これでジャッキアップして、足場を掛けた小梁を支えています。

1時間半ほど掛かって慎重に微調整しながら梁を架け替えた時点の様子です。まだ、金物での固定が終わっていないので、梁を上から吊っているベルトは外せません。

梁の両端部を金物で固定できた時には、大工棟梁の高橋さんから「これがこの家の上棟だね!」と喜びの声が上がり、現場にいた他の職人さんたちからの拍手が起こりました!

他の柱の盛り替えや、枕材での梁補強等は、この前に終わっていたので、イン・ハウス建築計画の中西さんたちと一緒に確認して回りました。

こちらは1階北側の外壁です。当初は、モルタル下地を残して、窓を交換する部分だけ補修する予定でしたが、補修する範囲が当初の想定より大きくなったので、広範囲にモルタルを剥がして、やり直すこととなった部分です。

こちらは、床下の土間部分に設置するシロアリ防止システムのアリダン(フクビ)です。防湿を兼ねた防蟻シートと接着剤とテープを床下に敷き込むシステムとなっています。このほかにも、防蟻業者に、地盤から1メートルの高さまでは、防蟻材を塗布、必要カ所には注入して貰うことになっています。

久が原H邸の一年点検

新築住宅

昨年12月に完成お引渡しを行った新築住宅の久が原H邸に、共同設計者の谷村悌君夫妻、施工会社の河津建設と一緒に伺って参りました。

地震による大きなヒビなどの問題もなく、細かい個所で補修が必要な個所をチェックしてきました。

壁と床がタイル張りで、天井がヒバの木張りの浴室・洗面室はホテルのように気持ちよさそうでした。ただ、浮かせたデザインの洗面カウンターが不安に感じるとのことで、追加で脚を付けることになりました。

松材で作った玄関扉です。こちらは、滑り止めと段差注意の為にタイルに埋め込んだ金属鋲が足に当たるとのことで、削ってみることになりました。

外観や外構は大きな問題はなく、Hさまは、「一年間、快適に暮らしてきました」との嬉しいお言葉をくださいました。帰り道に、やはり近所で3年前にお引渡しをした三世帯住宅の久が原N邸にご挨拶に伺って参りました。

すっかり暗くなっていたので、フラッシュで玄関周りを撮ってみましたが、植栽も育ち、上手く素材が馴染んで、落ち着いた雰囲気になっていました。

突然伺ったにも関わらず、ご家族皆さまで歓待してくださり、二階の親世帯のお宅で温かいお茶を頂いた後は、3階の子世帯で、お子様たちのピアノ演奏を聴きながら、冷たいお茶を頂きました。Nさまご一家の方々、どうもありがとうございました。駐車場部分に屋根を掛けたいとのご相談も頂き、早速工務店に連絡を取ることになりました。