Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

デコピックのキッチンショールーム訪問

杉並区S邸

杉並区S邸のオーダーキッチンにほぼ採用が決定したデコピックのショールームに打ち合わせで伺って参りました。デコピックでは、ワーレンドルフブリジッドツァィコの三種類のドイツ製高級オーダーキッチンを見ることが出来ます。

デコピックショールーム

以前はミーレキッチンとして新宿オゾンにありましたが、2年ほど前に代々木に引っ越してきたそうです。写真のようなちょっとシックでモダンなデザインから、もっとトラディッショナルなキッチンや、LEDをふんだんに使った最新式のものまで、幅広く展示されていました。

キッチン詳細打合せ@デコピックショールーム

杉並区S邸のキッチンは、上下階を繋ぐ排水管がアイランドカウンターを貫通する特殊な作りなので、設備の取り合いや寸法上厳しい個所をどのように納めるかを打合せで決定してきました。

2800×1200の大型アイランドの背面に、トールキャビネットと冷蔵庫、更に窓際までL字型で周るカウンターで構成された大型キッチンです。

オリーブの面材に濃灰のシーザーストーン のカウンターのシックでカッコ良いキッチンがどのように仕上がってくるか、今からとても楽しみです。

神戸M邸リノベーション 日帰り現調

神戸M邸

日帰りで神戸M邸の現場に初めて伺って参りました。

お施主様は不在ですが、預かった鍵で現地に入って、スタッフの竹田さんと一緒にまずは実測調査を行い、その後各点検口を開けて、床下及び天井裏設備も確認いたしました。

こちらは床下の様子です。比較的新しいマンションなので、浮き床のシステムが採用されており、給水給湯はさや管ヘッダー方式で架橋ポリ管が使われていました。左に見えるのが排水管で、奥のPSに向かって耐火二層管が使われていました。

こちらは浴室内の天井点検口から覗いた天井裏です。LGS下地で天井が組まれ、塩ビ管で排気ダクトが配管されていることが確認できました。床下・天井裏共に比較的きれいな状態で、事前に手に入れていた図面ともルートがほぼ一致していたので、一安心です。

マンションリフォーム現場打合せ

知り合いの建築家やインターネットで探した地元の工務店2社にも、都合をつけて貰い、現場で簡単な初顔合わせの打ち合わせを行いました。持って行った模型や図面、そして現地を見て貰って、これからの流れを説明いたしました。

1社に手配をお願いしていた大工さんに、壁裏のスペースを確認するために、10カ所ほどの壁に穴をあけて貰っている様子です。所謂部分解体調査です。こちらについては、別途費用をお支払することになっています。

壁裏、カウンター下に隠されていたエアコンの冷媒管やドレイン管が見えて、配管ルートが判りました。ほぼこちらが推定していた通りだったので、大きな問題はなく設計を進めることが出来そうです。

リフォーム達人倶楽部に掲載

高輪I邸

ちょっと前のことですが、「第28回住まいのリフォームコンクール」にて高輪I邸が住宅リフォーム・紛争処理支援センター理事長賞を頂いたことが、リフォーム産業新聞の別冊「リフォーム達人倶楽部」に記事として掲載されました。

きちんと記者の河村さんが事務所に来てくれて、どのような考え方でこのようなリフォームになったのかを丁寧に取材してくれたことが記事になっています。

僕らの設計事例以外にも、国土交通大臣賞の「森山の家」や住宅金融支援機構理事長賞の「地産地工、床座にこだわった長期優良リフォーム」、優秀賞の「若い家族×古民家」などのコンテスト受賞作品の研究を見ることが出来ます。