Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

リフォーム相談@練馬Y邸

新規プロジェクト

リフォーム&増築のご相談を受けていた練馬Y邸にお邪魔して参りました。

建てられた当時は建築雑誌でも話題になった野心的な住宅だったそうです。これまでにも二度ほど大きく手を入れてきたそうですが、もっぱら不満を解消する形のリフォームで、全体を見通しての計画がなかったので、今回はきちんと建築家に入ってもらった上でリフォーム計画を考えてゆきたいとのご相談でした。

こちらは、Google mapからキャプチャーした上空写真です。今はつぶしてしまったそうですが、中庭部分にはかつてはプールがあったそうです。時間を掛けて色々とお話させていただき、今後直ぐに大規模なリフォームは必要ないのではとの結論に至りました。

相談に乗ってくれたお礼にと山形県産の美味しいサクランボを頂きました。

キッチンジャーナリスト・本間美紀さんのキッチントーク

ニュース

新宿のリビングデザインセンターオゾンで昨日から開催された展示「あこがれのキッチン&バス Ato Z」のオープニングにスタッフ一同参加して参りました。

従来のキッチンのように、単なる料理を作る機能に特化した設備と考えず、コミュニケーションのスペースやライフスタイルのシンボルとして捉える新しいクライアント層が増えていることに注目した展示でした。

展示はリアルな物ではありませんでしたが、その分新しい方向性を示唆する、おしゃれでスタイリッシュで、それでいてDIYや趣味の世界が反映された、イキイキとした展示になっていました。写真のタイルカウンターのキッチンの脚がイーゼル状の軽いもので作られたところや、ユーティリティーにスタルクの超高級シンクがさりげなく使われているアイデアなど、とても新鮮に感じました。

展示のコンセプトとプロデュースを手掛けたのは、以前からの知り合いのキッチンジャーナリストの本間美紀さんでした。本間さんの オープニングトークは、立ち見どころか、吹き抜け越しの二階席からの視聴もあって、大人気でした。

ミラノサローネの最新キッチントレンドと、日本のキッチン実例を比較しながらの話はとても興味深く、中でも、カルディーやインテリアショップの陳列方法とキッチンのトレンドがシンクロしている話や、お施主様の食事に対する思い入れが、ユニークにキッチンの形態を生み出そうとしている話など、聞き所満載の話でした。

リフォーム産業新聞 手描きプレゼンテーション

ニュース

いつもお世話になっているリフォーム産業新聞の「リフォーム達人倶楽部」のコーナーで、カガミ・デザインリフォームのプレゼンテーション手法を取り上げてもらいました。

タイトルは「世界の一つのプラン、手描きで想いを一枚に凝縮」。クライアントの生活視線に立った動線や収納計画までを考慮したプレゼンスタイルが、リフォーム業界の中でもユニークだと記事にしてもらいました。

 プレゼン図面のポイントとしては、

  • 設計手法を事前に伝えるコト
  • 施主に同化するコト
  • 95%の力をプラン作成に割くコト

を挙げて貰いました。他にも細かいポイントとして、見える景色まで想像できるスケッチであるコトや、人影でリアリティーを演出するコト、細かな物入れまで提案しているコトなども取り上げてもらいました。

リフォーム産業新聞

今回の新聞には、他社のプレゼン手法や写真の撮影方法、リフォームショールームの作り方など、リフォーム業界で活躍してゆく上でのお役立ち記事が満載でした。