東京も入梅して、ジメジメした日が続きますが、雨の合い間をぬって、大田区の三世帯住宅N邸の地縄張りの確認を行ないました。地縄張りとは、これから建てようとする住宅が、設計図通りに、敷地の中にうまくレイアウトできるかを確認する作業です。図面に記入されている外周周りの通り芯を、実際の敷地に当てはめてみます。地面に青や赤色の杭が打たれ、各杭を黄色い糸で結ぶことで、建物のおおよその配置を決定します。
昔は、お施主様から頂いた敷地図が古いもので、寸法がずれていたり、角度の間違いなどで、現場でビックリといった事もありました。最近は敷地測量もレーザー機器を使い、図面のコンピューターで書いていますので、共に相当な精度が出ています。今回も、5〜10ミリ程度の誤差がありましたが、杭の打ち方や糸の張りかたの誤差程度ですので、許容誤差と考えられます。
この段階での精度は、ほぼピッタリといえます!既に埋めた戻した防空壕と住宅の絡みも、予想通りでした。これからは、半地下を掘り始める工事が始まります。