Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

アートと暮らす BRIO記事

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先日取材して頂いたた男性生活誌「BRIO(ブリオ)(光文社)」の記事が発売されました。「アートは人を幸せにするか」という特集の中で実際にアートを購入したり、集めたりしている人の一人として証言させてもらっております。僕と妻とで持っているアート、美術作品の数は本当に大した事がありません。それでもアートを鑑賞したり、アートについて話したり、アートを集める事に興味を持っていることは事実ですので、それらの体験からの話をさせてもらいました。

インタビュー記事の中で、一番伝えたかった事は、美術館で他人のものとしてのアートを鑑賞しているのと、自分で購入したアートを、生活の一部に取り込みながら暮らしていることの違いです。身構えてアートと対峙した場合、好悪を表明したり、何らかのコメントをしなくてはならない気持ちになってしまい、どうしても堅苦しい関係になってしまうものです。
それが生活のシーンの中にあると、もっと気軽になるのです。気持ちよい休日の朝に眺めてもよいし、仕事帰りの疲れた状態でチラリと目を配るっても良い…。

アートと暮らすと、自分のその時の気分や考えていることが投影されてゆく気持ちになるのです。

特集には有名人も含む色々な方々が、それぞれの視点でアートについて語っています。読み応えがある特集ですので、どうぞ手にとってご覧下さい。

BRIOの取材 アートについて

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上質な大人の生活誌「BRIO(ブリオ)(光文社)」の取材を受けました。今月発売される号で「だから僕らはアートを渇望する」というアート特集の取材でした。アートを仕掛ける側の立場の方の取材を終え、
アートを楽しむ側(購入する側?)の代表として選んで頂いたようです。個人的にもアート好きで、休日に妻と美術館、ギャラリー巡りをしたり、絵画関係の知り合いと美術の話をするのも好きなので、喜んで取材に協力させていただきました。

アートについてのインタビューだけでなく、今回は実際に僕等が持っているアートも掲載される事になりそうです。上記写真が、数は少ない(選りすぐり?)ですが僕等が集めているアートの一部です。
新婚祝いに伯父・伯母に頂いたBialaの油絵、子供の頃から親しくしているカナダの作家・松原直子さんの版画、病院にアートを飾るプロジェクトで使ったエドガー・ホーネットシュレーガーのリトグラフ等など思い出深いアート作品ばかりです。インタービューでは、建築空間とアートの関係についても話しましたので、雑誌が発売された時点でまた詳しくご紹介いたします。
なお、撮影場所については、自宅ではどうにも恰好がつかないので、白金台K邸のKさまにお願いして撮影場所をお借りいたしました。Kさま、ご協力ありがとうございます。

別荘の耐震補強リフォームについて

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明日発売のリゾート物件を紹介する雑誌「リゾート物件情報」(レゾン)の「建築家に聞くリフォーム」というコーナーで、別荘の耐震リフォームについての記事を書きました。普段生活のベースとなる住宅では、地震に対する安全性は非常に大切な要素ですが、別荘の最重要課題は安全性ではないのではないでしょうか?
勿論震災時のシェルターとして利用したい方やリタイア後の拠点と考えているのであれば話は違ってきます。その場合は、都会の本拠以上に耐震を考え、ライフラインである電気や水道についての配慮もしておかなければならないでしょう。

別荘の耐震補強

ただ、余暇を楽しむ別荘においては、ある程度の安心感が得られるだけの耐震性があれば十分、と考えられるのではないでしょうか。つまり景色が良くて、せっかく開放感がある別荘を耐震リフォームでガチガチに固めて、窮屈な空間にしてまで安全性を確保する必要はないと考えています。

今回の連載では、このような視点で別荘の耐震リフォームについての記事を書いてみました。また、加えて、これまでの耐震リフォームの経験に基づいた、補強のアイデアや考え方を紹介しています。目からウロコとまでは言いませんが、別荘の耐震を気軽に考えるキッカケになれば良いと思って書いていますので、是非本屋で手にとってご覧下さい。