Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

別荘のお披露目パーティー 軽井沢中古別荘リフォーム-19

軽井沢Y邸

昨年末に完成した軽井沢Y別荘のお披露目パーティーをクライアントのY様夫妻がこの三連休に開催してくださいました。引渡しから半年以上が経ちましたが、月に2〜3度の頻度で愛用してくださっているそうです。今回はお披露目とのことことで色々な知合いに声を掛けて、広く気持ちよい空間を大いに活用したパーティーにしようとのことで、子供を合わせて総勢15人(Y様一家も含みます)もの人が集まってくれました。

別荘のお披露目パーティー

お二人が用意して下さった食事を楽しみながら、お昼から夜10時過ぎまでゆっくりとY別荘の空間での会話、遊び、(昼寝も?)を楽しませて頂きました。

Y様夫妻からは、この別荘リフォームの良い点ばかりを皆様の前で褒めて頂き、少々舞い上がってしまいました。自分達で設計した空間を、このように使って頂けるだけでも嬉しいのですが、本当に建築家冥利に尽きる一日でした。
Y様夫妻、本当に楽しい一日を、どうもありがとうございました。これからもずっとこの別荘を愛用してください。また、わざわざ来て下さった皆様も、どうもありがとうございました。

「2軒目の別荘を持つ」ことについて

ニュース

リゾート・別荘情報雑誌、ほしいリゾートの別冊「2軒目の別荘を持つ」(リクルート社)に、各務が答えたアンケート記事が掲載されています。理想の別荘を理荘と呼ぶのは初めてですが、色々な職業、年齢層の人たちから寄せられた意見という事で、アンケートに答えています。

別荘を2軒持っているわけではありませんが、これまで幾つかの別荘を設計した経験や、両親の別荘を使わせてもらってきた体験をもとに、もし2軒目を持つことになったらどのような別荘が良いのかを考えながら答えてみました。

アンケートの1つに「どこでも好きなところに3日間、別荘を持てことができるとしたら?」という質問には、「京都銀閣寺の東求堂を別荘として使ってみたい。銀閣寺の庭をひとり占めして楽しみながら、これまでの、そしてこれからの人生を静かに考えてみたい」と答えています。
他にも、ユニークな質問に、工夫して答えてみました。現在本屋に並んでおりますので、手にとって頂ければ幸いです。

日本旅館風の住宅リフォーム

日本家屋リフォーム

中野区で打合せをしてきた和風住宅のリフォームがいよいよ本格的にスタート致します。上高田の住宅街の奥にひっそりと佇むこの住宅は、以前東北地方で旅館として使われていた和風建築を30年ほど前に移築してきた由来があるとのことです。

和風住宅リフォーム

こちらの敷地に移設する前に、どの位の風雪に耐えてきたのは不明ですが、恐らく軽く築50年は超えている建物だと考えられます。旅館らしさは随所に見られ、例えば床の間の床柱は四寸半(135ミリ)角の欅材(ケヤキ)で、立派な書院も付いております。

本日は、設計開始にあたって事務所スタッフ全員で約2時半掛けてリフォームする箇所を調べて参りました。詳細に調べてみると、幾度かの増改築が行なわれており、骨太な本来の建物の周りに、どちらかといえば華奢な(あまりお金を掛けていない?)増築部分が取り付いているような状況でした。
現在はお父様の寝室、納戸として使われている部屋ですが、リフォームによってどのように変わってゆくか、どうぞ楽しみにしていてください。