Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

雑誌取材&撮影@六本木T邸

六本木T邸

つい先日、2年半点検とその補修が終わったばかりの六本木T邸ですが、リクルート社の雑誌「都心に住む」の取材と撮影で再訪させて頂きました。

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左から、カメラマン一井さん、都心に住む編集部の江原さん、ライターの森さん、そして私、各務です。補修で壁全面を塗り直すことになり、Tさまが近所にお引越しをして頂いていた合間を縫って、取材・撮影にご協力頂きました。

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今回の特集は「NY・世界のタワーマンション探訪(仮)」とのタイトルで、ニューヨークのタワーマンションと日本のタワーマンションを比較する企画とのことで、東京を代表するタワーマンションでもある六本木ヒルズレジデンスのTさま邸に白羽の矢が立ったようです。

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こちらのお宅は、日中もカッコ良いのですが、照明計画にも凝っており夜景も素敵なので、無理をお願いして、午後3時から途中一休みを入れて、夕方6時半まで撮影して貰いました。

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室内を取りながら、タワーマンションならではの屋外の景色を撮るのは非常に難しいそうで、カメラマンの一井さんもアングルや露出を色々と工夫して下さったようで、仕上がりが楽しみです。

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この写真は、各務が日中に撮影してみた写真です。5月に発売される号に掲載される予定で、ニューヨークのマンションの事例として、ニューヨークS邸も掲載されるかもしれないとのことなので、どうぞ楽しみにしていてください。

 

大理石張り@南平台N邸

南平台N邸

大工造作工事が終わった南平台N邸では、ダイニングの壁の大理石張りや造作家具の組み立てが始まりました。

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昨年アドヴァンのショールームで選んだ大理石、ドラマチックホワイトの大きなスラブ(一枚岩)を400×600にカットして貰ったものを、現場で張り始めました。

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下地には構造用ベニヤ板を張って、右手前に見える接着剤を点付けして、慎重に一枚ずつ張ってゆきます。目地なしで、逃げる個所がないので、1枚張るのに20分ずつ時間が掛かっているイメージです。

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こちらが夕方に張り終わった様子です。ドラマチックホワイトのきれいな模様が照明に映えて美しく光る様子が想像できますね。

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かたやリビング側には、沢山の造作家具の箱が届いております。

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こちらは大工造作と絡む箇所なので、事前に取り付けられていたテレビフレームの下のAV収納です。壁の背面に構造の柱が隠れているので、向かって右側の2つの箱分はAV機器類を収納する奥行きがありますが、左側はDVDなどを収納するほどしか奥行きがありません。

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こちらは洗面脱衣の壁に取り付けるメディスン・キャビネットです。フレームにチークの突板を廻して、中央部に飾り棚を設けたデザインとしています。

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背面に灰色の大理石を張った壁に、照明の線を通しながら慎重に取り付けてゆきます。一度取り付くと、全く重さを感じない棚ですが、実際には男2人でしっかり支えないと傾いてしまう重量があります。

 

 

南青山Y邸の施主検査と取扱い説明

南青山Y邸

長らく時間が掛かった南青山の高級マンションリフォームY邸は、ようやくリフォーム工事が終わり、設計検査と施主検査を同時に行うこととなりました。

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お忙しい中、お施主さまのYさまご夫妻と2歳の息子さんが現場に来てくださいました。最初から中古マンションを探して、自分たちが思ったようなリフォームをなさりたいという強い希望を持っていらしたYさまご夫妻とは、最初の等々力から、広尾、そしてこの南青山と、ちょうど約1年のお付き合いとなりました。

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リブコンテツからは担当の石井さんに加え、社長の田原さんも来てくださって、設計&施主検査にお付き合い頂きました。

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奥さまこだわりのキッチンはとてもきれいにできていましたが、クオーツストーンカウンターの継ぎ目や、棚の塗装部分の傷など、幾つかの項目を直してもらうこととなりました。

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検査に引き続いて、先日のおうちわせではまだ決定できていなかった、モルテーニのPASSシリーズのテレビボードなどの色味も打合せさせて頂きました。

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皆で揃っての記念写真です。左から、現場監督の高橋さん、リブコンテンツの田原社長、うちのスタッフの竹田さん、Y様の奥さまとK君、Yさま、リブコンテンツの担当の石井さん、そして私、各務です。まだ、新たに発注して頂いた家具の納品が沢山残っておりますが、まずはリフォームの完成おめでとうございます!そして長い間のお付き合い、どうもありがとうございました。明日には補修完了前ですが、お引越しになるとのこと、これからの新居の生活をどうぞお楽しみください。