Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

ハンプトンホームのショールーム最終セール

ニュース

高感度インテリア・家具ショップのハンプトンホームが西麻布のショールームを閉じるとのニュースを聞いて、ハンプトンのそして北村暁夫さんのファンでもあるスタッフ一同でお店に伺って参りました。

ハンプトンホームショールームのインテリア

相変わらずの遊び心に富んだ素敵なインテリアと飾りつけをゆっくり堪能してきました。

ハンプトンホーム@西麻布

諸般の事情で急きょお店を閉じることにはなったそうですが、今後は店に縛られずにより自由にインテリアやリフォームなどのコーディネートを中心に事業を展開してゆくとのお話しでした。

北村暁夫さん

こちらはオーナーの北村暁夫さんとの記念撮影です。却って元気な北村さんに励まされてしまいました。

とはいえ、小物から照明、壁の色から展示された絵や、座り心地抜群のソファーにお目に掛かれなくなってしまうのは本当に残念です…。
因みに、年末は31日まで、新年も10頃までは50~80%引きの売り切り大セールをやっているそうです。まだソファーやダイニングテーブルが残っているようでしたし、照明や小物はまだまだ在庫があるようでした。

グループ講評会&打ち上げ@法政大学構法スタジオ

法政大学 構法スタジオ

9月から授業が始まっていた法政大学デザイン工学部建築学科の構法スタジオの年内最終授業で、グループ内でのミニ講評会を行いました。

構法スタジオ グループ講評会 

まだ未完成の学生が多かったですが、各務グループだけが手書きでの図面提出となっているので、気持ちのこもった力強い表現の図面が多く、迫力がありました。

年明けの図面提出と最終講評会に向けて、足りていない図面や補足すべき情報などを具体的にアドバイスいたしました。

ミニ講評会の後は、キャンパス近くの飲み屋でプチ打ち上げを行いました。グループの学生全員参加で大いに盛り上がりました。学生の皆さん、ここまで良く頑張ってくれましたね。年明けの提出まで、気を抜かずに頑張ってください!また幹事役の堀TA、どうもお疲れ様でした。

二階構造補強工事@田園調布F邸

田園調布F邸

木造スケルトンリフォームの田園調布F邸の工事も、一階の補強は終わり、二階部分の補強に移ってきました。

2階構造補強工事

カメラのアングルのせいで、大工の棟梁の高橋さんの姿が小さく見えますが、実際には二階床に脚立を乗せて、その上で作業している状態です。2階は1階ほど大きな荷重を受ける訳ではないので、梁材や枕材はそれほど大きくありませんが、天井裏の梁を仕上に見せる部分があり、更に2階の階高がとても高いので、慎重に補強工事を進めて貰っています。

木造スケルトンリフォーム

2階床に立っている人の高さを、梁の位置を比べると、2階の天井高さが高いことが判って貰えるのではないでしょうか。

二階床のレベル調整工事

木造住宅の場合、2階は1階以上に歪んでいることが多いので(こちらの住宅では端と端で最大3センチの差があったようです)、2階床を張る前に下地で水平レベルを調整している様子です。

こちらは、上下逆さまに書かれていますが、既存の柱に記載されていた字です。栂正角と書かれています。棟梁の説明では、以前は栂材は良く柱材として使われていたそうです。芯持ち材ではないので、割れの恐れはないそうですが、その代わり歪みがあるのが問題で、最近は柱材としては使われなくなったそうです。
ということで、こちらの栂柱も歪みが大きく、壁を仕上げてゆく際には調整が大変になりそうです。

床暖房設置位置の打合せ

床暖房の実際の配置位置も細かく決めてゆきました。黒い服でしゃがんでいるのが、共同設計事務所のイン・ハウス建築計画の川野君です。これで年内の定例打合せは終わりになりますが、現場は補強を一通り年末までに終えることになりました。