Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

オザワデザインの自宅オープンハウス

見学記

大学からの親友、尾沢俊一、敦子夫妻が主宰するオザワデザインが設計した、彼らの自宅のオープンハウスに伺って参りました。

横浜ランドマークタワーを見下ろす、急勾配の崖地の敷地に、二つの箱が重なったような構成の住宅が立っていました(写真はオザワデザインより借用)。コンクリートの箱でしっかりとベースを固め、その上部に鉄骨造のスマートな空間が乗っている構成でした。

オザワデザイン 自邸

外建築家の自宅というと、変に懲りすぎたり、実験的(野心的?)なディテールばかりで、これでもか!という住宅になっていることが多いのですが、外部の明快な構成がそのまま内部へとうつされた、とても素直な住宅となっていました。下部の箱が、天井高のある彼らの設計事務所空間で、上部の切り口鮮やかな明るい箱が自宅でした。

このオープンハウスには大学の同級生や、設計の仲間、共通の知り合いなどが招かれており、尾沢邸を肴に建築談義に花が咲きました。次回はゆっくり伺って、仕事をしながらの自宅設計の苦労や、彼らのこだわり、ディテールの工夫など、じっくり話を聞きたいと思っています。

改めて、尾沢夫妻、ご自宅の完成おめでとうございます!

ワールドビジネスサテライトの取材

広尾K邸

テレビ東京の深夜報道番組ワールドビジネスサテライト(以下WBS)で二世帯住宅のリフォームについて、取材・撮影を受けました。WBSでは、日本の住宅事情について、シリーズで報道をしているそうですが、今回の特集は、「集まって暮らすことで省エネを実現」することがテーマだそうです。

ワーフロビジネスサテライトの取材

二世帯住宅といっても、色々な住まい方があり、玄関から先、全てが完全分離型の二世帯住宅から、寝室だけが別で、あとはキッチンや浴室、トイレまで共通の2世帯住宅があります。

更に二世帯住宅でも、新築とリフォームがありますが、最近は30年ほど前に建てた、大きな戸建住宅に、お年寄りが一人か二人で寂しく暮らしている家も多いそうで、そんな住宅を二世帯住宅にリフォームする可能性について、探っているとのことでした。そこで、二世帯住宅のリフォーム事例が比較的多い、私共の事務所にに取材の白羽が立ったようです。

約7年前に住宅の全面リフォームをお手伝いした広尾K邸が、今回の取材対象になりました。久しぶりの訪問でしたが、リフォーム時と同じようにきれいに暮らしていらっしゃるKさまご一家が、取材・撮影に全面的にご協力くださいました。

リフォームしたことで良かった点として、

  • 段差をなくしたバリアフリーにしたこと、
  • 耐震補強をしてくれたので、安心して住めること、
  • 二世帯の住人全ての意見を、うまく取り入れてくれたこと、
  • 時間を掛けてリフォーム内容を説明してくれたので、
  • 失敗が少なかったこと、
  • インテイリアについてもアドバイスをもらえたので、安心して任せることができたこと
  • 良い大工を紹介してくれたので、工事中も不安がなかったこと、
  • 予算の配分をうまくしてくれたので、バランスよいリフォームができたこと、
  • 家のリフォーム以降、掛かり付けの医者のように、何かと相談できること、

など、褒めまくって頂きました。

反対に、後悔している部分としては、

  • 二階の廊下が曲がりくねっているので、家具の搬入が大変だったことを

挙げて頂きました。

短い時間を有効に活用しながら、上手に取材・撮影してくださったテレビ東京の岩城さま、そして取材・撮影に全面的にご協力下さった、K家の皆様、本当にどうもありがとうございました。なお、この様子は12月3日(木)の夜11時から放映される予定だそうです。

撮影後の記念写真です。テレビ東京の岩城さま、そして取材に全面的にご協力くださったKさま、どうもありがとうございました!

遮音等級LL45下地に三層フローリング張り

白金台C邸

工事が始まってほぼ三週間経った白金台のマンションリフォームC邸では、床のフローリング張りがスタートしました。最近のマンションの管理規約では、下の階への音の伝達を考えて、遮音等級でLL45(エルエルヨンジュウゴ)以上を確保することと決められていることが多いようです。現在同じマンションの三階にお住まいのお施主様のご自宅は、踏むとフカフカするクッション材付きの遮音フローリングの仕上げとなっています。

フローリング張り

当初のリフォームのご相談時から、このフワフワした感覚がイヤなので、もっとしっかりした踏み心地のフローリングに出来ないかとのご要望がありました。そこで採用したのが、サイレントトライマットという製品です。吸音材と衝撃吸収材の上にパーチクルボードと遮音制振材を組み合わせた、厚み22ミリの板状の製品で、これを下地に敷くことで、その上には無垢フローリングを張っても、LL45(実験値)が確保できるというスグレモノです。

サイレントトライマット

今回フローリングを張る箇所全体へ、サイレントトライマットの敷きこみが終わったので、本日からフローリング張りが開始されました。パーチクロボードが下地に入っているので、どの箇所でも釘打ちが可能で、大工さんにも評判が良いようです。マットの厚みと既存のカーペットの厚みの差の分だけ、床の仕上がりレベルが高くなってしまうので、全ての建具をアンダーカットしたり、キッチンや洗面などの仕上がりが違う部分のレベル調整もありますが、こちらも順調に進んでいるようです。因みにフローリングは三層フローリングのチークを張っていますが、フカフカすることもなく、とてもきれいな仕上がりになっています。