高級女性誌「家庭画報」の取材・撮影で箱根C別荘に伺って参りました。本日の取材・撮影は、編集の浦田さん、カメラマン、スタイリスト、アシスタント2人、うちのスタッフの岸本さんに笠原君それに私、各務を合わせて、総勢8人の大所帯です。あいにくの雨のなかでしたが、ちょうど週末に箱根の滞在中のお施主様にご協力いただいて、朝の9時からお昼過ぎまで、4時間弱で撮影を行って参りました。
まだ、使い始めてあまり時間が経っていないので、家具も少ない情況でしたので、伺った時点では、さっぱりした状態でした。それを、スタイリストとカメラマンが、家中のものや植栽を、撮影アングルに合わせてアチコチと移動させ、食器や食べ物などの小物まで駆使しながら、美しいシーンを演出してゆく様は、見ていてとても楽しく、勉強になるものでした。
撮影している様子を拝見していると、光の具合がやはり一番重要なポイントのようでした。こちらのお宅では、ほとんど全ての照明が、調光可能になっており、トラックライトも移動と向きの調整が可能なので、ほぼ全ての照明を調整しながら撮影が進められました。特に、大きな屋根裏に光を配りながら、手前を少し暗めにしながら、強調したい部分にスポットを当てて微調整するテクニックは、さすがだと感心しました。
取材は、カナダ人のご主人さまに、
- どのように設計者である、私、各務(カガミ)に出会ったのか?
- なぜ段階的にリフォームをしたのか?
- デザインや設備的なポイントは何か?
- 約半年使ってみての感想は?
などを私が通訳しながら丁寧に伺ってゆきました。雑誌の発売は8月1日予定です。どうぞ楽しみにしてください。ご協力くださったお施主様、どうもありがとうございました。
写真は参加者全員の記念撮影です。