Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

真鶴の別荘の現調

新規プロジェクト

真鶴の築39年の古い別荘のリフォームのお話があり、お施主様とスタッフの笠原君と三人で現地調査に伺って参りました。

真鶴の中古別荘リフォーム計画

海に面した崖地で、素晴らしい景色と緑にに恵まれた土地ですが、あまりメンテナンスをなさっていなかったとのことで、所々がひどく傷んでおりました。

屋根瓦が割れており、二階からその箇所を見下ろすと、木造躯体の中まで覗き込めたので、雨が降れば確実に躯体まで水が沁みてしまう状態でした。

中でも一番ビックリしたのがこの二階の和室です。パーゴラに乗った藤のツルが室内に入ってきてしまっています。リフォームの設計者としては、何とかしなくてはいけませんが、とてもシュールで美しい風景で、思わず見とれてしまいました。

書斎のリフォーム ビフォー&アフター

白金台S邸

白金台のマンションS邸のリフォームの様子を工事前と後で比較しやすい写真に纏めたシリーズの第三弾です。もしかしたら、今回のリノベーションで一番変わったのが、この書斎かも知れません。

プランを比較してもらえれば判りますが、かつては長い廊下と、それに沿った細長い個室がありました。単調な長い廊下と細長く、使い勝手があまり良くない、変なプロポーションの部屋は、どのように使うべきか、お施主様も迷われていらっしゃいました。そこで今回リフォームしたのは以下のポイントです。

  • 廊下との間仕切り壁と建具を撤去し、一室として使えるようにしたこと
  • 間仕切り壁があっ箇所にベンチを兼ねた本棚を設置したこと
  • 廊下の幅が1.1メートルあったので、奥行き150の本棚を壁に沿って作ったこと
  • かつての廊下の両端に引き込み戸を設けたこと
  • 造作(作り付け)の机をL字型に設置したこと

以前お住まいだったお宅でも、比較的大きな書斎があったのと、ご主人の仕事場にあった本も持ってきたいとのお話で、大容量の本棚が必要とされていました。結果として、6〜80センチ幅の本棚が18本で、総長さ約70メートルの棚(!)を持つ書斎となりました。

現在では、本棚には本だけでなく、置物や写真立てをレイアウトし、パソコン・プリンター、読書灯も設置し、嬉しいことに、居心地がよく、で一番落ち着く空間になったとお褒めの言葉を頂くことができました。

キッチン・玄関のリフォーム ビフォー&アフター

白金台S邸

白金台のマンションS邸のリフォームの様子を工事前と後で比較しやすい写真に纏めたシリーズの第二弾です。まず、キッチンのリフォームで大きく変わった事は以下のポイントです。

  • お施主様の背丈に合わせた二段カウンターに変えたこと
  • 扉を開けた時に、リビングダイニングと違和感がないように素材を変えたこと
  • 窓周りの変な位置にあった吊戸棚を纏めたこと
  • 小さなシンクを大きく変更し、”スポンジや洗剤の収納”を作ったこと
  • 石張りだった壁を掃除が楽な”キッチンパネル”と、”塗装壁”に変えたこと
  • カッコはよいが使いにくかったガゲナウのガスレンジを、使い勝手が良いハーマンのガスレンジに変更したこと

キッチンリフォーム ビフォー&アフター

リフォーム前のキッチンは、機器類の交換などのミニリフォームでもまだ使えるキッチンでしたが、シンクの小ささや、カウンター高さの違和感のために、全面的に交換することとしました。ガスレンジやシンクの位置は変わっていないのですが、吊戸棚を左側の壁に纏め、窓の右側を空けたことで、空間のスッキリ度が随分変わったことが判ると思います。

小さなポイントですが、壁を石から塗装に変更した際、窓周りの段をなくし、スッキリした木製の枠に造り替えたことも、スッキリ見える理由かも知れません。

因みに、ガゲナウのレンジは、つまみがカウンターの上部にあり、高齢者の方が扱うには力が入りにくく、着火しにくいという不便さがありますが、若い方であれば全く問題はありません。

玄関およびホールでリフォームした部分は以下の項目です。

  • ピカピカしていた靴収納を木目調の靴収納に造り替えたこと
  • 靴収納に合わせてベンチ(座って靴を履く)を作ったこと
  • 同じ素材でプライベートゾーンへと続く建具扉を作ったこと
  • 折り上げ天井をふさぎ、フラット天井として、埋め込みの照明をつけたこと
  • 内部床仕上げをフローリングに変え、靴脱ラインを明確にたこと
  • コート掛けの収納扉を鏡とし、姿見にしたこと(この写真では見えません)

以前は小さな空間の中に、白いピアノ塗装、木目調の扉、アンティコスタッコの壁など色々な素材が整理されない状態で並んでいましたが、靴収納とベンチと扉を全て同じオニグルミの突き板としたことで、空間の統一感が生まれたのではないでしょうか。

使い勝手上も、ご年配のお施主様が靴の脱ぎ履きに便利なベンチや手摺り棒を設け、以前はなかった姿見の鏡を設けたことで随分使いやすくなったハズです。