大学・大学院時の先輩、石川利治さんの設計事務所、3*D(スリーディー)を訪問して参りました。大学院の時は先輩として、そしてその後石川さんが恩師である池原義郎設計事務所に勤務した後は設計の先輩として、色々とお世話になってきた方です。
お互いが設計事務所を主催するようになってからは、お目に掛かるの本当に久しぶりです。今年の年賀状のやり取りから、声を掛けて貰って、石川さんの赤坂の事務所を訪問してきました。赤坂の草月会館の裏、建物最上階の公園が見える一角が、彼の事務所でした。自分で壁を塗ったり、間仕切りや棚を作ったとのことですが、とてもスマートでかっこよい事務所の中で、素敵な模型に囲まれながらの話で、すっかりリラックスしてしまい、長居をしてしまいました。事務所経営の苦労、今後の方針など かつての研究室の先輩たちの噂もしましたが、やはり話しの中心は、この厳しい時代にどうやって設計事務所を経営し、今後どのように設計活動を展開してゆくかの相談がもっぱらでした。お互い、色々な苦労もしてきているので、以前のような単なる先輩、後輩として以上に、建築設計の仲間として、正直な話が出来るようになったことが何より嬉しかったです。
上の写真は事務所内の石川先輩とスタッフの木村君(彼は僕の以前の教え子です)、そして二枚目は説明して貰った住宅プロジェクトの模型の写真です。3時間ほど話し込んだ後は、赤坂のお勧めの中華料理屋さんで、美味しい中華の夕食をご馳走になりました。石川先輩、どうもありがとうございました。そしてご馳走様でした!