Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

構造チェックと詳細実測

伊豆OK別荘

現在リフォーム計画を進めている、静岡県伊東市の築36年の中古別荘OK別荘の実測に行ってまいりました。まずは、押入れの天井を開けて、懐中電灯で照らしながら、天井裏で屋根を支えている構造体をチェックしました。結果としては、きちんと通風が取られており腐った箇所もなく、ほぼ竣工時の図面通りに、施工工されていることが判り、一安心です。

中古別荘の屋根裏チェック

今回は、事務所スタッフ一同で伺ったので、二班に別れ、もう一斑は細かい部分の実測をお願いしました。サッシの納まりから、和室の詳細、浴室の窓周りや押入れの寸法関係まで3時間ほどかけて細かく実測して貰いました。また、給排水の配管や、電気コンセントの位置なども調べ、基本的な図面が書ける程度の調査も行いました。

結果としては、当初こちらが予想していたことと違う箇所はほとんどなく、これまでの想定の延長で、別荘のデザインリフォームを進められることが判りました。

真鶴半島の別荘候補地下見

新築別荘

ある方から、真鶴半島に別荘を建てたいと考えているとのことで、ついてはお手持ちの土地、二ヶ所をを見てもらいたいとのご依頼がありました。

600坪の伊豆大島を望む敷地 最初の土地は約600坪で、遠くに伊豆大島、近くに初島を望む、南側斜面の素晴らしい土地でした。傾斜部分には大きなクスノキが生い茂り、斜面下の平らな平地部分には、日をサンサンと浴びた夏みかんが鈴なりになっていました。

もう一つの土地は更に広く、約2000坪で小田原と海が一望できる絶景の土地でした。前面道路から細長く伸びる形の敷地でしたが、敷地先端部分は、左右に海を望む、ポテンシャルの高い土地でした。どちらにも海を望む、明るく開放的な素晴らしい別荘が期待できる素晴らしい土地で、どのような計画が考えられるか、これからじっくり練って行きたいと考えています。

因みに、落ちていた夏みかんを勝手に頂きましたが、日当たり抜群の土地になる、無農薬のみかんは、酸っぱさも甘さも際立った、特別な味がしました。

シンボルツリーがまとめる玄関アプローチ

新築住宅

昨年末にお引渡しをし、約一月経った、三世帯住宅の大田区N邸に植栽が植わりました。

玄関前のシンボルツリー

一番背が高いのが、シンボルツリーのシマトネリコで、手前に低く植わっているのが、石楠花(シャクナゲ)と紫陽花(アジサイ)とアセビの混植です。 まだ植えられたばかりなのでまばらに見えますが、時間と供に密度を増して行く予定です。

玄関植栽

  • 壁の薄黄色の吹き付け材
  • 屋根とポストボックスの黒いガルバリウム鋼板
  • 玄関扉とバルコニーの木
  • 手摺りの鉄(溶融亜鉛メッキ色)
  • アプローチのタイル
  • 基礎部分のコンクリート

と色々な素材や色が出会う玄関アプローチ周りですが、植栽が植わったことで、ようやく纏まって。落ち着いた雰囲気になってきました。