Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

ホッとワクワク+(プラス)の取材撮影@白金台S邸

白金台S邸

TOTOと日経デザインがユニバーサルデザインについて書いているコラム「ホッとワクワク+(プラス)」の取材撮影で、白金台S邸に伺って参りました。

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ユニバーサルデザインとは、「どんな人がどんな状況でも使える空間や製品のデザイン」という意味ですが、今回はお年を召した方でも使いや すい水廻りのデザイン工夫についての取材依頼でした。
左奥にいらっしゃるのが日経デザインのエディター&ライターの介川さんで、手前がおちゃめなカメラマンの沢田さんです。

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こちらが、そのホッとワクワク+(プラス)のインターネット記事の掲載例をキャプチャーした画像です。因みに、こちらのページでは、オン・デザイン・パートナーズの西田司さんが設計した丘の家という住宅の事例が紹介されていますが、このプロジェクトを担当したスタッフの後藤典子さんが以前からの知りあいで、介川さんを紹介してくれて、今回の取材に繋がった経緯があります。

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白金台S邸は70代後半のお施主さまご夫婦の為のマンションリフォームプロジェクトだったので、玄関のベンチやコルクタイル貼りの浴室などが上手くユニバーサルデザインにマッチすることが、取材の決め手になったそうです。小さな洗面所に皆が集まって撮影している風景で、奥にコルクタイル貼りの浴室が見えます。これは冷たい床に直接足が触ることを避けるためと、なにかの拍子で転んでも床で怪我しないための高齢者向けのリフォームのアイデアでした。

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お施主さま以外の関係者での取材記念撮影です。右から、TOTOの高田さん、同じくTOTOの片山さん、日経デザインの介川さん、カメラマンの沢田さんと各務です。取材にご協力くださったSさま、紹介してくれた後藤さん、そして取材撮影に来てくださった皆様、とうもありがとうございました!
なお、この記事は11月後半に掲載される予定だそうです。

第30回住まいのリフォームコンクール授賞式

神戸M邸

30回住まいのリフォームコンクール第(住宅リフォーム・紛争処理支援センター主催)の授賞式に出席して参りました。

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神戸M邸が優秀賞受賞とのことで、Mさまの奥さまのAさまとお嬢さんのKちゃん、施工をお願いした越智工務店の山野社長も出席して下さっての賑やかな授賞式になりました。

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AさまとKちゃんにもひな壇に上がって頂く予定だったのですが、直前にピンクのドレスから幼稚園の制服に着替えたいと言ってKちゃんが退席してしまったので、賞状を頂く際には残念ながら同席して頂けませんでした…。

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受賞後の記念撮影です。左から、審査委員長の上杉先生、うちのスタッフの竹田怜未さん、AさまとKちゃん、山野社長と各務です。上杉先生は、以前東洋大学工学部建築学科で設計製図を授業で一緒に教えさせて頂いていたので、よく存じ上げていたので、写真に一緒に写って頂きました。

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こちらが受賞作となった神戸M邸の応募用紙です。昨年は、田園調布F邸で優秀賞(中西ヒロツグさんとの共同設計)、一昨年は高輪I邸で住宅リフォーム紛争処理支援センター理事長賞と目黒S邸で優秀賞を頂いているので、三年連続での受賞となりました!

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授賞式後の懇親会の様子です。毎年連続受賞している三井リフォームの方々や、お仕事でお付き合いのあるリビタの方等と旧交を温めさせていただきました。

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懇親会の最中には、マンションリフォームマネジャー奨励賞を受賞したスタッフの竹田怜未さんは、特別にAllAboutリフォームで有名なYuuさんのインタビューを受けていました。
お忙しい中、授賞式に参列して下さったAさまとKちゃん、そして山野社長、どうもありがとうございました!

工事契約&各種打合せ@南平台N邸リノベーション

南平台N邸

長らく打合せ、図面作成、見積りを重ねてきた南平台N邸の工事契約を無事結ぶことができました。

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費用的に当初予算よりも膨らんでしまったのです、大幅な減額案も作っておりましたが、結果的には折角のデザインを実現化して欲しいとのNさまからのお言葉と、工事業者のリフォームキューの頑張り(出精値引き)でほぼ見積り通りで契約とさせて頂きました。

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後日、各種下請け業者さんたちと詳細打合せをさせて頂きました。まず最初はB&O(バング・アンド・オルフセン)で、担当の小泉さんにテレビとDVD類、ステレオと照明とカーテンまでを全てi-padでコントロールできるシステムのシステム図を見せて貰い、その工事方法や区分分けについて打合せを行いました。

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多数の電子機器を連動させるために、クレストロンというコントロール機器を中心にして、各機械を結んでゆくことになります。施工側の電気屋さんにも立ち会ってもらい、配管ルートや接続時の注意点などを確認して貰いました。

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その後は、大きな既存の浴室内にサウナを入れて貰うことになっているので、サウナユニットの施工をお願いしている東京バススタイルの眞柄さんと打合せを行いました。サウナ機器そのものは、オストコーポレーションが輸入しているティーロ(TYLO)というスウェーデンのメーカー製品を使うことになっています。
ユニット製品のサウナだとどうしても、見た目がカッコ悪いので、東京バスさんと工夫して、何とかカッコ良いサウナを作り込みたいと考えています。

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既存の浴室(在来工法)の中にユニットを作るので、周囲との取り合いが一番重要なので、どのように見せるかをこの詳細図で検討しました。

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ベランダには、目隠しを兼ねた植栽を入れることになっています。代官山T邸でもお願いした庭衆の須田さんに提案して貰った内容を検討させて貰うことになりました。