Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

インテリアお引渡し&食事会@神戸M邸

神戸M邸

先日来の家具・アート搬入が無事終わったタイミングで神戸M邸のお施主さまに、二度目のお引渡しをいたしました。先回はリフォームのお引渡しで、今回はインテリアのお引渡しというイメージです。

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家具が入る前の段階でも何度か泊まって 下さっていましたが、インテリアが整ったことで、以前以上に素敵で、思い入れが強くなったと褒めて頂きました。

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照明デザイナーの三橋倫子さんにも来て貰い、最終的な照明の調整(シューティング)をお願いしました。

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新しく届いたテーブルでシール遊びをしている、左からKちゃん、うちの娘と岸本さんです。昨年の建物お引渡しの際に、娘を連れた行ったところ、お施主さまのお穣ちゃんのKちゃんとすっかり仲良くなっていたので、今回もお言葉に甘えて連れて行かせて貰いました。

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先回は怖がって登れなかったロフトにも、二人仲良く登って遊んでいました。

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ピンクのお気に入りの子供部屋で遊ぶ二人です。
子どもネタばかりですみません…。

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M様ご家族と、カガミ建築計画の竹田さん、岸本さん、各務、そして照明デザイナーの三橋さんで記念撮影です。

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夜には、お施主様のご招待で、不動産の北野坂商会の玉邑さんと越智工務店の金平さんを含めた皆が中華料理の正餐にお招きいただきました。不動産探しでの出会いの話しや、リノベーションデザインプロセスの話しや、工事中の大変だったことなどで、大いに盛り上がり、とても楽しい竣工記念食事会になりました。娘までお招きくださったMさま、どうもありがとうございました!
そして、どうぞこれからも宜しくお願いいたします。

コーディネートした家具&アートの搬入・据付け@神戸M邸

神戸M邸

昨年末にお引渡しを終えていた神戸M邸に、 家具等搬入と据え付け、アートや置物などのスタイリングに伺って参りました。

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それぞれ、沢山の家具や備品の候補から吟味してバランスを調整して、特注でお願 いしたものや、外国からの輸入品もあるので、1日での搬入調整ができず、二日間に渡っての作業となってしまいました。始めの頃は、余裕で箱をアンパックしながら、組み立てていましたが…。

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徐々に荷物が増えてくると同時に、箱や発泡スチロールのゴミも増えてきて、バタバタとし出しました。

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最初に届いた大物家具はAIDEC社のソファーCORでした。写真では判り難いのですが、ベースとなる部分とクッション部分の色をツートーンにお願いしていたので、出来上がりを楽しみにしていたものの一つでした。

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こちらは、食卓に置くダイニングチェアーです。アルフレックス社のJKというイスの木部を特注色で床フローリングに合わせて作って貰ったものです。

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次の大物は主寝室のベッドでした。あまり大きくない寝室で、ベッド下を掃除するのが困難なので、自動掃除ロボのルンバが通れる高さを確保するために、ベッド脚下寸法が9センチ以上あるものを探して、日本ベッドの製品となりました。木部の色は、ヘッドボードに使っているウォールナットと合せるために特注色でお願いしています。

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ベッドマットは、寝心地を重視して、シモンズの高級マットをお願いしました。

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ベッドサイドのテーブルと照明が入った後で、アートを掛ける位置をスタイリング致しました。二日間とも越智工務店の金平さんにフルに手伝って頂き、仕事をスムーズに進めることができました。ありがとうございます。

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アートは洗面とダイニングにもお願いしていたので、こちらも位置を指定して金平さんに撮り付けて貰いました。

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洗面とダイニングは同じ作家の白をベースとしたシリーズ作品です。Mさまの奥さまとお嬢様が気に入って下さったアート作品です。

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二日目には、リビングのラグが届きました。もっとも日数が掛かったのがこの敷物でした。マナ・トレーディングにお願いして特別なサイズでアンティーク風に織ってもらったものです。ザックリした風合いに見えますが、脚心地も良く、とても素晴らしい出来でした。

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ラグの下に滑り止めシートを敷く前に、ソファー横の照明が届きました。FUGAS社にフランスから取り寄せて貰ったもので、わざわざ社長の川合征一郎さんが、東京から車で持ってきて、搬入と設置をしてくれました。

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ある程度ゴミを捨てて、現場をきれいにした後で、リネン類をセットしてゆきました。ベッドリネン、羽毛掛け布団、ピローなどは信頼するインテリア事務所でもあるスイートインスタイルの橘田さんとサルメラさんにチョイスして貰ったものです。

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書斎の飾り棚にも、幾つかのアート小物を選ばせて頂きました。ここはこれからMさまご夫妻が旅行する度に、なにか思い出に残るようなものを探して、飾っていってくれることを願っています。130408koubeM_kaguhannnyu-12

徐々に空間にお施主様の ライフスタイルが反映されてゆくようで、僕らにとってもとても楽しく充実した2日間になりました。貴重な機会を作って下さったこと、感謝しております!

空間の分節化とディテール@代官山T邸リフォーム

代官山T邸

いよいよ工事着工まで秒読みの代官山T邸では、施工をお願いすることになったリフォームキューの 現場監督・岩波さんと家具屋さんとで、建具や造作家具、壁の取り合いなどのディテールの打ち合わせを行いました。

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造作家具屋さんは初めてお願いすることになる業者さんなので、これまでに僕らが設計してきた高級マンションリフォームの事例のポートフォリオを見せて、デザインの方向性をまずは理解して貰いました。

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リビングのコーナーに作るワンちゃんのケージの取り合いや、寝室に設置する壁からの片持ち書斎机の補強の仕方等の難しい部分は、こちらの考えをスケッチで表現しながら、実際の取付け方法や寸法などを一緒に考えて貰いました。

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図面だけのやり取りだと、どうしても設計の意図も伝わらず、何を重視しているのかが判って貰いにくいので、このように現場で関係者が集まって、顔を見ながら打合せをすることを重視しています。

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既存はまっ白い壁が玄関からリビング、廊 下から寝室へとダラダラと続いていましたが、今回のリフォームでは、空間を分節化して、明暗や壁色、家具などで区切って行く予定なので、どのように空間の 見切りを作るかを現場で詰めてきました。このスケッチが玄関から廊下へと曲がるコーナーの巾木の納まりです。

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玄関ホールからリビングへの扉は、枠のないフロアヒンジとしています。向かって右側には透明ガラスが入り、左側にはほぼ対称な形で鏡を張ることとしていますが、その取り合いを打合せさせて貰いました。

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打ち合わせの後は、お施主様に以前から指摘されていた、床石の傷のチェックを全員で行いました。ヒビやカケがどのような状態で入っているか、補修するのか交換するのかの範囲を皆で検討致しました。