Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

最高級三層フローリングMAFI(マーフィー)採用@杉並区S邸

杉並区S邸

オーストリア産の最高級三層フローリングMAFI(マーフィー)を床に張った、ユーロデザインハウスの西麻布ケーススタディーハウスを、杉並区S邸のお施主様と一緒に見学に伺って参りました。

最高級三層フローリング

以前も一度お邪魔したことがありますが、今回はS邸プロジェクトでの採用の最終段階での訪問だったので、より細かくフローリングのテクスチャー(触感)や紫外線での色の変化、メンテナンスの事まで詳しく説明して貰い、より深く納得することが出来ました。

Sさま、床に張られた実物を見て、その存在感の強さと美しさに惚れて(!)下さり、写真のカントリー・オークナチュラルカラーでブラックパテ、ブラッシド仕上げの採用が決まりました。節や割れ目ができた個所に、黒いパテを埋め込んで、力強さを強調しているところが特徴のフローリングです。

他にも幾つかの種類のフローリングをを見せて貰いました。写真中央が、コーラルオークは、より力強く、こちらの採用も検討しましたが、費用対効果などのバランスを考えて、カントリーオークに決定いたしました。

リノベーションの図面も、赤字での訂正がほぼ済んで、工務店に出して、最終的な見積り金額と工程を詰めて貰っています。

 

 

スケルトンからの花見

杉並区S邸

杉並区S邸現場へ打ち合わせと調査で伺って参りました。

ちょうど現場の窓から見える桜が満開で、スケルトン状態の内部から花見をするという珍しい体験をさせて頂きました。

現場の細かい部分もチェックしながら家具や建具との取り合いなども考えてきました。写真は、リビングの窓際のニッチですが、断熱材が吹かれた部分と、コンクリート素地見せて仕上げる部分と収納扉の納まりや、カーテンボックスの形状を考えました。

リフォーム見積り増減表

打合せでは、増減が必要な項目の打ち合わせも、ほぼ順調に進み、設計側の概算では、150万円程の金額をVEで落すことが出来そうです。来週の工事契約へ向けて、契約図と見積りの調整に入ってゆくことになります。

デコピックのキッチンショールーム訪問

杉並区S邸

杉並区S邸のオーダーキッチンにほぼ採用が決定したデコピックのショールームに打ち合わせで伺って参りました。デコピックでは、ワーレンドルフブリジッドツァィコの三種類のドイツ製高級オーダーキッチンを見ることが出来ます。

デコピックショールーム

以前はミーレキッチンとして新宿オゾンにありましたが、2年ほど前に代々木に引っ越してきたそうです。写真のようなちょっとシックでモダンなデザインから、もっとトラディッショナルなキッチンや、LEDをふんだんに使った最新式のものまで、幅広く展示されていました。

キッチン詳細打合せ@デコピックショールーム

杉並区S邸のキッチンは、上下階を繋ぐ排水管がアイランドカウンターを貫通する特殊な作りなので、設備の取り合いや寸法上厳しい個所をどのように納めるかを打合せで決定してきました。

2800×1200の大型アイランドの背面に、トールキャビネットと冷蔵庫、更に窓際までL字型で周るカウンターで構成された大型キッチンです。

オリーブの面材に濃灰のシーザーストーン のカウンターのシックでカッコ良いキッチンがどのように仕上がってくるか、今からとても楽しみです。