Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

プラスターボード張り作業中

田園調布F邸

毎週の現場定例打ち合わせで行っている田園調布F邸も工事が大分進んできました。

木造スケルトンリフォーム現場

リビングの吹き抜けの見上げた部分にある、階段の開口と主寝室の窓のデザインが見えてきました。一階正面に見ているのはキッチン手前のカウンターです。

こちらは階段室側から見た、吹き抜け上部の開口です。古い柱(と言っても、塗装用に削ってもらったところ、新品のようにきれいに日程ますが…)が間に立って、デザイン的にもちょっと面白くなってきました。ハイサイドライトからの光もきれいです。

1階の子供たちのプレイコーナーから階段やキッチンを見返した様子です。右に見える四角の開口は、階段側から覗けるようになっています。きれいに天井がフラットに続いているところが気持ち良いですね。

二階の寝室部分もボード張りがほぼ終わってきました。2階の二人のお嬢さまたちの部屋です。将来二つに分割できる平面になっています。

先回の工事の時に、大工さんが苦労していた既存の梁が天井に刺さる箇所の細工も、上手くできていました。

代々木上原のフラワーアレンジメント教室訪問

ニュース

代々木上原にある、フローラルデザイナー野崎由理香さんが主宰するフラワーアレンジメント教室の「THE FLOWER HOUSEフラワーハウス」の展示会に伺って参りました。

THE FLOWER HOUSE

実は、こちらの教室はちょうど7年程前に僕らがリフォームをお手伝いした空間なのです。かつてはお祖母さまが暮らしていた部屋を、教室として使えるように、大々的にリフォームしたいとのことで、その頃はまだ似顔絵で作っていた僕らのホームページを見て、初めて声を掛けてくださったお客様がこちらの野崎さんでした。

6年振りに伺った教室は、明るく清潔感にあふれ、とても大事に使ってくださっていることが良く判りました。壁際に設けた長いカウンターや、天井の高さでデザインを変えた工夫、間仕切りを兼ねた造作家具など、野崎さんと一緒にリフォーム計画を進めた頃の思い出話に華が咲きました。

こちらは大人数のお客様がいらしても、困らないように大きく作られた玄関です。正面の飾り棚にも子供達が作った作品が可愛らしく飾り付けられていました。

普段は大人用のフラワーアレンジメント教室ですが、5年程前から子供たち(5才~小学生)相手にした教室もとても評判が良く、沢山の子供たちが楽しくアレンジしているそうです。展示されたものは、どれもオリジナリティーにあふれた力作揃いで、見ごたえのある作品ばかりでした。
野崎さま、本日はお招きくださりどうもありがとうございました。

リフォームセミナーの下打合せ@住まいの学校

ニュース

昨年末に、一緒にプロ用のリフォームセミナーをやろうと、お声掛けして頂いた、一般財団法人・住まいの学校の事務所に打合せに行って参りました。こちらの「住まいの学校」はまだ一般的にはあまり知られていないようですが、学校長が内田祥哉先生(東京大学名誉教授)で理事長が伊藤滋先生(東京大学名誉教授)という建築・都市計画業界では知らない人のいない超ビッグネームを配した一般財団法人です。

一般財団法人 住まいの学校での打合せ風景

そもそもは、クロス張替やシロアリ駆除業者から、今はやりのリノベーション会社、大手のリフォームチェーンまでが全て「リフォーム」という言葉でくくられているが、その理念や技術レベルにはあまりに差が大きいことに強い危惧感を持っていた理事の石原秀一さんのお誘いで始まったお話です。以前にも一度ラフな打合せはしておりましたが、本日はより具体的な下打合せをとのことで、このブログではいつもお馴染みのイン・ハウス建築計画の中西ヒロツグさんと一緒に伺い、どのようなセミナーが必要とされているかを打合せ致しました。中西さんが戸建住宅のリフォームについて、各務がマンションリフォームについてと役割分担して、まだ内容の詳細は詰めているところですが、5月23日(水)に新宿のTOTO東京センターショールームで行うことがほぼ決まりました。
また詳細が決まったところで、告知してゆく予定ですので、ご興味のある方は是非セミナーにいらしてください。なお、写真は色々な法人や団体が行っているセミナーやリフォームについての教本を持ち寄って、皆で情報交換している様子です。