田園調布のF邸リノベーション工事では、塗装する壁と天井のボード張りが全て終わり、塗装屋さんが入って下地作りを始めています。
一段床が上がった子供のプレイコーナーからキッチンダイニング方向を見返した写真です。手前でしゃがんでいるのが塗装屋の親方さんで、塗装職人としての経歴はまだ30年(!)程度とのことでした。
アップでパテの様子を見ると、ボードの継ぎ目に最初のパテをあて、一度ペーパーで数ってから、コーナーガードで補強されたコーナーを中心に二度目のパテが上塗りされ、さらにヒビされやすい開口部の角周りを三度目のパテを盛っている様子が判ります。平滑な面であれば、2度のパテ、コーナーや割れやすい部分は3度のパテで下地を完成させてゆくとのことでした。
ダイニングからキッチン、そして奥のプレイコーナーまで天井はフラットですし、壁も一枚で大きく繋がっているものが多いので、塗装下地作りも相当大変なようです。キッチン奥では造作棚も作り始められていました。
<寝室のある2階ではフローリングの施工も始まっています。1階ではウォールナットとチェリーを使い分けて、2階ではバーチを採用しています。
1階の浴室にも窓が取り付き、下地ボード張りからタイルを張ってゆく準備が徐々に始められる予定です。