田園調布F邸も連日の現場となりますが、本日はFさまご夫妻に立ち会って頂き、内装・外装の色決めを行いました。
床のフローリング材の色がまず決まっているので、それと比べながら各部屋のベースとなる塗装とクロスの色を決め、今度はそのベース色と比べながら寝室のアクセントクロスを決めていっている様子です。写真は男の子の部屋なので、ちょっと渋めのブルーとグリーンを見て貰っています。
階段室や吹き抜けに見えてくる古い構造材に付ける色を相談しています。古材は一度サンダーを掛けて、汚れを落としてから天然系染色剤のオスモかリボスで染めます。
こちらは外構アプローチ・階段部分のタイルです。サンプルを実際の場所に並べて、周りを見回しながら雰囲気を確かめて頂きました。その他、外壁塗装色なども一緒にご相談しながら選んでゆきました。
色決めが一通り終わったところで、キッチンのコンセント位置や細かい使い勝手を確認して頂きました。こうやって、きっちの場所に人が立つと、キッチンの様子がより具体的に想像できるようになりますね。
最後はおまけで、古い天井の梁をどのようにボードに呑み込ませるか、苦心してくれている大工さんの様子です。出来上がると、なにも特別に見えない納まりでも、作っている最中は大変なのです。