Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

リフォーム・リノベーション スーパー講座連載中@建築知識

ニュース

プロ向けの建築専門雑誌「建築知識(エクスナレッジ社)に連載中のリフォーム・リノベーション スーパー講座も第14回まで進んできました。

本屋で手に取るのもちょっと恥ずかしい萌え萌えの表紙の号もありますが、中身は硬派な専門誌です。マンションについては各務が、戸建住宅については中西ヒロツグさんが執筆するスタイルは、これまでと共通です。

リフォーム・リノベーション・スーパー講座

第12回は「工事費もデザインする」というタイトルで、リフォーム特有の見積りについて説明しています。具体的なプロジェクトの見積りも載せて、設計者側の概算見積りの作り方なども解説しています。

リフォーム・スーパー講座

 

第13回は僕の事務所も得意としている造作家具を特集した「決戦は造作家具!」です。既存の柱や梁を造作家具に取り込むデザイン手法や、設備配管を家具の内部に隠す工夫について説明してみました。

リノベーション・スーパー講座

最新の第14回では「下地+仕上げを極める」という、ちょっと地味でマニアックな特集です。ただ、リフォームと新築の違いが一番現れる個所でもあり、リノベーションでは絶対にはずせない重要なことを解説しています。これまでのリフォーム記事では、なかなか解説できない費用の事まで踏み込んだ、野心的な連載だと思っていますので、是非本屋で手に取ってご覧ください。

枠取付け開始@田園調布F邸

田園調布F邸

寒い中も着実に工事が進んでいる田園調布F邸の現場では、建具の枠が取り付けられてきました。

普段は大工さんに作って貰う造作枠を使いますが、今回は建具とセットで購入できる既成枠を使っています。枠の取付けが完成するとボードも張れるので、空間の形が見えてくることになります。写真はキッチンとパントリーを繋ぐ引き戸周辺の枠を大工棟梁の高橋さんが付けている様子です。

現場打合せ中

2階から見下ろした現場定例打合せ中の様子です。見えているのが、つい先日のリフォーム番組に登場していた中西ヒロツグさんとスタッフの川野君、現場監督の小園さんです。徐々に現場が進んできたので、大工さんの他に電気屋さんや設備屋さんも現場に来ています。ここからは少しの変更でも、色々な業種の工事が絡んでくるので、こちらも今まで以上に緊張感を持って現場に望んでゆくことになります。

こちらは玄関横のクローゼット上部に設ける分電盤と弱電用の壁内配線の様子です。右側の箱に赤いチューブが差し込まれているのが、CD管(Combined Duct:合成樹脂製可とう電線管)と呼ばれる先行配管用のパイプです。後日、光ケーブルが設置された後、ここから分岐した電話線やテレビ線を配線して貰うことになっています。

中西ヒロツグさん現場打合せ中

リビングの吹き抜け部分に設置予定の間接照明について、スケッチを描きながら打合せ中の中西さんと現場監督の小園さんです。

材料発注リスト

小園さんに頼んで見せて貰った、現場用の材料発注表です。上記のような設計側のスケッチから、現場監督が間違いが無いように材料を書き直して、材料屋さんに発注するリスト(極秘?)です。

 

 

目黒S邸が「都心に住む」に紹介されました

リノベーション

つい先日、住まいのリフォームコンクールにて優秀賞を受賞したヴィンテージマンションリフォームの目黒S邸が雑誌「都心に住む」(リクルート社)の3月号に掲載されました。

「都心60平米の住人たち」という特集で、都心の利便性を重視しながら、住まい方にも工夫をしている事例の一番手として紹介されています。

ヴィンテージマンションリフォーム 目黒S邸

近所の恵比寿や目黒、中目黒に散歩がてら出かけて外食を愉しんだり、と都心の恵まれたインフラストラクチャーを愉しむ基地として考えられた住宅についての、とても面白い記事になっています。