Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

神戸M邸リノベーション 日帰り現調

神戸M邸

日帰りで神戸M邸の現場に初めて伺って参りました。

お施主様は不在ですが、預かった鍵で現地に入って、スタッフの竹田さんと一緒にまずは実測調査を行い、その後各点検口を開けて、床下及び天井裏設備も確認いたしました。

こちらは床下の様子です。比較的新しいマンションなので、浮き床のシステムが採用されており、給水給湯はさや管ヘッダー方式で架橋ポリ管が使われていました。左に見えるのが排水管で、奥のPSに向かって耐火二層管が使われていました。

こちらは浴室内の天井点検口から覗いた天井裏です。LGS下地で天井が組まれ、塩ビ管で排気ダクトが配管されていることが確認できました。床下・天井裏共に比較的きれいな状態で、事前に手に入れていた図面ともルートがほぼ一致していたので、一安心です。

マンションリフォーム現場打合せ

知り合いの建築家やインターネットで探した地元の工務店2社にも、都合をつけて貰い、現場で簡単な初顔合わせの打ち合わせを行いました。持って行った模型や図面、そして現地を見て貰って、これからの流れを説明いたしました。

1社に手配をお願いしていた大工さんに、壁裏のスペースを確認するために、10カ所ほどの壁に穴をあけて貰っている様子です。所謂部分解体調査です。こちらについては、別途費用をお支払することになっています。

壁裏、カウンター下に隠されていたエアコンの冷媒管やドレイン管が見えて、配管ルートが判りました。ほぼこちらが推定していた通りだったので、大きな問題はなく設計を進めることが出来そうです。

リフォーム達人倶楽部に掲載

高輪I邸

ちょっと前のことですが、「第28回住まいのリフォームコンクール」にて高輪I邸が住宅リフォーム・紛争処理支援センター理事長賞を頂いたことが、リフォーム産業新聞の別冊「リフォーム達人倶楽部」に記事として掲載されました。

きちんと記者の河村さんが事務所に来てくれて、どのような考え方でこのようなリフォームになったのかを丁寧に取材してくれたことが記事になっています。

僕らの設計事例以外にも、国土交通大臣賞の「森山の家」や住宅金融支援機構理事長賞の「地産地工、床座にこだわった長期優良リフォーム」、優秀賞の「若い家族×古民家」などのコンテスト受賞作品の研究を見ることが出来ます。

引っ越し作業の中での竣工お引渡し

田園調布F邸

田園調布F邸は無事竣工お引渡しを行いました。

リフォーム工事竣工お引渡し

Fさまご夫妻、施工の参創ハウテックの小園さん、共同設計のイン・ハウス建築計画の中西ヒロツグさんと担当の川野君に各務が立ち会って、粛々と所要の手続きを踏んでゆきました。

先日のチェック項目の確認、お引渡し関連の書類にサインし、鍵をお渡しして無事お引渡しを行いました。

本来はその後から引っ越しが始まるのが通常の流れなのですが、施工側の都合で引き渡し時間がお昼になってしまったので、引き渡しが済む前から引っ越し作業も始まっており、どんどん荷物が運ばれる中での変則的なお引渡しになりました。お引渡し前に、大物家具のソファーや食卓も既に運び込まれていました。

ロールスクリーン取付け

同時に、お施主様のご依頼でこちら側からお願いしたカーテンやロールスクルーンの取付けも行われました。写真はシックなパープルの壁紙を使った主寝室に、アクセントとなる薄いグリーンのロールカーテンを付けている様子です。


大人が色々と作業をしている間、Fさまのご長男のS君はとても良い子で、床暖房の効いたキッチンのコーナーで、電車のムービーを楽しんでくれていました。
Fさま、長い時間お待たせいたしましたが、素敵な住宅になったのではないでしょうか。どうぞ今後とも宜しくお願いいたします!