Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

造作家具・梯子・大谷石壁の取付け@神戸M邸

神戸M邸

私、各務がニューヨークに行っている間にも、神戸M邸の工事は進んでいるので、留守中に現場監督から届いた写真で、工事の進行状況を報告致します。

超ロングカウタンーのキッチン+洗面

造作家具の大物である、全長8mのキッチン+洗面カウンターです。高さや幅を変えながら、マンションの東側壁沿いに展開する、今回の造作家具の見せ場です。このキャビネットに、後で人造大理石のカウンター板が載ってくる予定です。

ウォールナットの飾り棚

こちらは、書斎コーナーの上部に取りついた、ウォールナット仕上げの飾り棚です。固定棚と可動棚を混ぜ、また、棚板や仕切り板の厚みを変えながら、書籍だけでなく、色々な物を収納・飾れるように考えています。下には、書きもの用の集成材のカウンターも設置されています。

カラフル梯子の取付け

僕らの事務所としては、ちょっと珍しくユニークなカラフルな板状のものが壁に固定されています。これは実はロフト部分へと登る梯子なのです。お嬢様が好きな色は、文句なくピンクなのですが、全てをピンクにしてしまうとあまりにガーリーな出来になってしまうので、レインボーカラーでおもちゃ的な感覚を表現したいと思っています。梯子の壁の奥はトイレになっているので、音漏れがしないように、間柱の間に断熱材を詰めて貰っています。

大谷石張りの玄関ホール

玄関ホール正面の大谷石も無事取り付けられました。この写真では判りにくいですが、3ミリほど段差を付けて貼って貰っているので、上部から舐めるような照明を当てることで、きれいな陰影が生まれる予定です。スチール製のロフト手すりも取り付いていますね。

カーブ天井のパテ仕上げ

天井のカーブ部分をきれいに塗装するためのパテ処理作業も進んでいるようです。

 

保護中: 小石川R邸 墨出し確認

小石川R邸

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ニューヨーク・リノベーション視察旅行-1

ニューヨークS邸

2週間前にニューヨークへのリノベーション視察旅行より戻ってきました。今回も、知り合いのツテを辿って、幾つかの大規模マンションリノベーション事例に加え、スケルトンリノベーションの現場も見学することができました。

ニューヨーク超高級リノベーション事例見学

こちらは、キッチンだけで20畳以上ある大型マンションリノベーションの実例です。住人のコダワリを実現化したキッチンで、ここだけで日常生活ができそうなほど良く考えられた、ユニークなキッチンとなっていました。

ニューヨーク アートコレクターのリノベーション

こちらは、有名なアートコレクターの方が、200平米強のマンションを自分のアート展示空間としても使えるようにリノベーション下事例です。1920年代に建てられたマンションを、天井高の高さを活かした活用法が勉強になりました。

ニューヨーク 建築家自邸のリノベーション事例

こちらは、建築家が自邸をリノベーションしたお宅です。昔からの知り合いですが、この30年で5度も引っ越して、その他ミニ自分たちらしいリノベーションをしてきた人たちです。

ニューヨーク 超高級リノベーション工事現場

以前働いていた事務所にもお願いして、リノベーション工事の現場も4つほど見学することができました。因みにこちらは、上下2つの階に渡たるデュープレックスですが、合計800平米以上のマンションを約10億円掛けてリノベーションしている工事現場でした。

ニューヨークS邸からのセントラルパークの眺め

最後は、以前僕らが設計をお手伝いした、アッパーイーストサイドの高層マンション37階にあるニューヨークS邸のベランダからセントラルパークを見下ろした眺めです。中央右に見える丸い形は、フランク・ロイド・ライトが設計したグッゲンハイム美術館です。
リノベーション事例の詳細は、また後日紹介したいと思いますが、まずはザッと写真だけアップしておきます。