毎週の定例で田園調布F邸の現場に行って参りました。今回は、床下地や根太、サッシや浴槽なども取り払われ、全ての構造材が確認できる状況になっていました。
構造も先回の時より、はきっりと確認できる状態になっています。因みに、ブルーシートが張られている個所は、かつてアルミサッシがあった個所です。
写真のように、1階部分は全てのアルミサッシを撤去してあります。
懸案だった白ありの被害も確認することができました。写真は、かつての浴室があった場所の土台と柱です。白ありにやられて、ボロボロになっていました。ただ、しばらく使っていなかった住宅なので、その後はカラカラに乾燥していたためか、生きている白ありが見つかることはありませんでした。当然ながら、白蟻の被害があった個所は、全て木材を撤去して新しい木材で差し替えることになります。
シロアリにやられた大引き材(床を支える材料)をカットして貰った断面です。木目の柔らかい部分を通ってゆくので、表面から見てそれほど傷んで無いようでも、中身はスカスカになっていることが多くあります。壁や柱位置の変更に伴って、構造補強も必要になるので、その打合せを行って参りました。