Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

専門家向けリフォームセミナー、お陰様で満員御礼でした!

学校・セミナー

リフォーム産業新聞社主催の「リフォーム産業フェア BARS2011」 の一環で、「高額リフォーム受注のためのヒアリング・プラン・プレゼン術」というセミナーを講義して参りました。

リフォームセミナー

朝一番のセミナーで、どれだけ人が集まってく れるか不安でしたが、幸いなことに満員御礼で、立ち見が出るほど盛況でした。皆さま、メモも一生懸命取ってくださり、こちらも話に熱がこもってしまいました。

一月以上前から、この日の為に準備を行い、パワーポイント資料も全面的に作り直していたので、昨晩は少し緊張致しましたが、本日の講義では緊張することなく、何とか時間内で上手く話すことが出来ました。

朝には受け付けに掲示板がでて、僕が担当するセミナーが満席になっていることを知り、嬉しくなりました。遠くは奈良や新潟から聴講に来てくださった方もいたそうです。

セミナー以外の展示会もとても賑わっていて、今の建設業界でのリフォームの勢いを感じました。今夏のような貴重な機会を作ってくださった、リフォーム産業新聞社の福田さん、金子さん、川村さん、そして加覧社長、お蔭さまで何とは無事終えることができました。また、朝早くからセミナーに来てくださった方々、熱心に聞いてくださり、どうもありがとうございました!

リフォーム達人倶楽部

また、セミナーと連動したわけではありませんが、リフォーム産業新聞社が出している情報誌の「リフォーム達人倶楽部」にもリフォームのヒアリングについて取材して頂いた記事が掲載されています。

人気建築士に理由ありというコーナーで、提案プレゼン時の資料について、色々な事例を掲載して貰っています。

田園調布F邸 ご自宅打合せ

田園調布F邸

戸建住宅リフォームプロジェクト・田園調布F邸のFさまのご自宅(リフォーム予定のお宅とご自宅は別です)に、共同設計者の中西ヒロツグさんと打合せで伺って参りました。

三人の子供たちに歓待されながら、耐震診断の結果のIs値がどの程度になるのかをまずご説明いたしました。因みにIs値とは耐震指標の数値のことで、その値が大きければ大きいほど耐震性が高いと判断されます。1.0であれば新耐震以降の基準レベルにほぼ合致していることになります。補強は色々な方法で可能ですが、Is値の目標を1.0にするのか、それ以上にするのかによって、リフォームのプランにも影響が出てくることをご説明しました。

その後は、最新版の間取り図と、細かい水廻りの使い勝手や各部屋の収納や窓位置などのデザインを相談させて頂きました。スケッチは全て中西さんが書き起こして下ったものです。

打合せ後は、キッチンや寝室等を見せて頂き、引っ越し後に使う予定の家具の採寸や洋服と書籍などの量を実測させて頂きました。UちゃんとHちゃんが採寸のお手伝いをしてくれました。どうもありがとう!

採寸データをノートに纏めている中西さんの横で、Uちゃんがレゴでリフォームプランを検討(?)してくれています。

六本木T邸 補修・追加工事

六本木T邸

先回の補修工事に続いて、再度六本木T邸に工事で入らせて頂きました。

壁掛けテレビ横のオーディオ収納は、以前は完全にオープンでしたが、CDなどをおいて置くと、見栄えが悪いとのことで、ガラス扉を付ける事になりました。

上部のアンプとブルーレイはリモコンが作用するように透明に、下部の収納部分は見えないように半透明のフィルムを張ったガラスです。全く違和感がないように仕上がりました。

書斎の収納のガラス扉は手直しです。使い勝手を考えて、左には動くようになっていましたが、右にも動くようにして欲しいとのことで、レールについていたストッパーを外し、調整して貰いました。手前の青い作業服が現場監督の寺井さんで、奥のイケメン(?)が家具屋の森村さんです。

手直ししてもらった収納に、お施主様のクラッシックギターのコレクションを収納した様子です。他に細かいフックの位置の変更や、棚板の追加なども同時に行って参りました。