Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

生まれ変わった別荘-1 箱根別荘リフォーム-06

箱根C別荘

箱根の中古別荘のリフォームもようやく、第三期工事が終了し、お施主様への引渡しを行なって参りました。第一期工事では、お施主様のDIYで解体工事が行われ、第二期工事では構造補強を行ないましたが、今回の第三期工事では、内装仕上げの基本と、電気や設備工事を行いました。 具体的には床フローリング張りに、壁の羽目板貼りとボード貼り、それに電気(照明とコンセント、分電盤の取付)工事に設備(給排水のひき直し、浴室、トイレのやり直し)工事に加え、薪ストーブの設置と石壁と石床の施工工事も行ないました。

リフォームで生まれ変わった箱根別荘

 大きなアイランドキッチンも入りましたが、まだ内部の造作はまだですし、ガスレンジが入る予定のカウンターも工事途中です。 それでもリフォーム前とは大きく変わった空間の姿を確認して、お施主様も大喜びで、大変感謝されました。 デザインリフォームの特徴 リフォームのデザインのテーマは以下の点でした。

  • 各個部屋として分割されていた空間を大きな空間に結び付ける
  • 木質を中心として、無垢で肌触りの良い素材で空間を仕上げる
  • キッチンや薪ストーブ等は、家具のように扱い、空間の中にレイアウトする

その他にも、大きなテーマの裏に、隠れてしまうような小さなテーマも幾つもありますので、そちらはまた、次回以降説明したいと思います。

こちらの写真は、ブリッジに登ってロフトを望んでいるお施主様のCさまを下から撮ったものです。

建前の定点観測写真

新築住宅

大田区久が原の三世帯住宅の建前工事が無事行なわれました。木造住宅の骨組み部分を、ほぼ丸一日掛けて組み上げる工事を建前工事といいます。上棟(じょうとう・むねあげ)と同じ言葉で説明されることが多いのですが、今回は日柄の問題で、建前工事を事前に行い、上棟式は後日執り行う事になったので、このように分けて使い分けているのです。工事当日は快晴に恵まれた一日で、約250平米の広さの住宅の骨組みが、無事組みあがりました。

建前の定点観測写真-1

当日はカガミ建築計画のほかのスタッフや早稲田大学芸術学校の学生さんたちも何人か見学に来てくれて、とても賑やかな現場でした。施工を担当している河津建設及び関係者の皆様、無事工事が終わり、どうもお疲れ様でした。

建前の定点観測写真-2

そしてN家の皆様、どうもおめでとうございます。これからも宜しくお願い致します。写真は、定点観測で朝の8時から約30分おきに夕方の5時まで撮った写真(2ヶ所分)を合成したものです。

すっかり塗り替わった外壁 軽井沢中古別荘リフォーム-20

軽井沢Y邸

先週末、新しく計画中の別荘の敷地視察で軽井沢に行った際、近くを通ったので、軽井沢Y別荘の様子をを覗いて参りました。お施主様のYさまにはお話していなかったので、今回は建物の外からのみ確認して参りました。

塗り直した軽井沢Y別荘

外壁と屋根は、元々痛んでいたので、第1期のリフォームの時から、塗り直しの見積りを取っていたのですが、全体の予算調整の中で、次期工事にまわそうとのことで、二年前には実施していませんでした。Yさまから、第二弾のリフォームとして、塗り替えを行なった話を伺っていたので変わっているであろうことは頭では理解していましたが、すっかり塗り変わった様子には驚ろかされました。

ウッドデッキの拡張

当初は古さが残ったリフォームでしたが、塗り変わった今は、すっかり新しい別荘のようでした。さらに浴室の外側に、ウッドデッキが拡張されていました。こちらも洗濯物を乾かす場所が欲しいとのことで、当初から計画していたことです。意図したデザインではなかったかと思いますが、古いデッキと新しいデッキの取り合いがとてもきれいだったので、写真を撮ってきました。