Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

2種類の扉について 広尾マンションリフォーム-10

広尾H邸

広尾の高級マンションリフォームの二種類の扉についての説明致します。

一枚目の写真は、ガラス格子入りの建具が三枚並んだところです。一番左の白塗り込みの建具はキッチンと中央ホールの間仕切り用です。白拭き取り仕上げの建具二枚(中央は塗装屋さんが拭き取り最中、右はまだ素地のままの状態です)は、玄関ホールとリビングの仕切りに使われるものます。全て同じデザインですが、仕上げが違うと、雰囲気も変わってきますね。

浴室ガラス扉の吊り込み

こちらの写真は、浴室のガラス扉の設置です。ガラス専用ヒンジをタイルに埋め込み、これから吊り込みを行うところです。ガラスは強化ガラスですので、現場でカットすることができません。工場で事前に寸法を合わせて、ヒンジの部分をカットして貰っています。ひとたび吊り込んでしまうと、重量を感じませんが、実際にはとても重い扉なので、大人二人掛りで慎重に取り付け貰っています。

インテリアコーディネート 家具ショールへの同行

新築住宅

現在工事進行中の三世帯住宅の大田区N邸では、住宅の設計のみならず、お施主様からのご依頼で、家具とカーテン類等、住宅全体のインテリアをコーディネートすることになりました。住宅の内装も、無垢のフローリング、織物の壁紙を使ったナチュラルな風合いですので、家具や壁紙もナチュラルモダンなものを中心に選ぶことになりました。

家具ショールーム同行

本日は、手始めに新宿にある家具のショールームに、お施主様ご家族と一緒に、見学に行ってまいりました。小さい子供が三人いる子世帯では、家具の仕上げのワックスや、とがったコーナーなどに注意を払いながらチョイスしています。お年を召した親世帯のインテリアでは、今後、足腰が弱ったりしたときのことや、長時間座っても疲れない機能を考えながら、アドバイスしてまいりました。
三世帯の家具となると、個数も多く、選ぶ家具類の個数も多数に上がります。事前に事務所スタッフの笠原君に、カタログやインターネットの情報で、ある程度目星をつけてもらい、事前にショールームの担当の方に連絡して、スムーズに必要な家具を見られるように道順まで考えておいて貰いました。

見学の間、色々な家具が沢山ある空間に五感を刺激された様子のN様のお子様たちと一緒に、あちこちの家具を見て周り、色々な椅子に座って見たり、楽しいひと時でした。カーテンもある程度事前にファブリック類を選んでおりますので、家具の雰囲気に合わせて、これから細部をつめてゆくことになります。

別荘内部にジャングルジム? 箱根別荘リフォーム-08

箱根C別荘

箱根中古別荘のデザインリフォームの第四次工事が始まりました。
ここまで、第一次から第三次のフローリング工事まで終えてきましたが、いよいよ最終段階の第四次工事です。j今回の工事のメインは、天井になりますこれまは屋根の構造が現れている形でしたが、きれいな杉の羽目板で天井を覆い、その上には、寒さにも耐えられるよう断熱材を敷きこみます。

この作業をするために、現場には大々的な足場が組まれていました。 まるで立体パズルか迷路のように、既存の梁や束を避けながら、足場が天井に向かって伸びている様は、圧巻でした。

その足場の上を、大工さんたちが軽やかに渡り歩いている様は、まるで軽業師のようです。 それに比べ、設計者と現場監督は、あまりの寒さでストーブを炊いた部屋で、震えながら縮こまっているばかりで、実に情けない状態でした。