Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

驚異のリフォーム・リノベーション術 明日発売!

ニュース

始めてリフォーム・リノベーションについて書いた書籍「驚異のリフォーム・リノベーション術」が明日出版されます。

驚異のリフォーム・リノベーション術

思えば、約一年半に渡って雑誌「建築知識」に締切に追われながら連載してきたのも、良い思い出です。

エクスナレッジ社の編集の西山さんと記念写真

一緒に本を書いて下さった中西ヒロツグさん、建築知識編集部の西山さん、リフォームについての技術的な知識をチェックさせてもらった青の片岡さんをはじめとした工務店や職人の皆さんには、本当に感謝しております。写真は事前に本を持ってきてくれた西山さんとの記念写真です。西山さんなしでは、この本は存在していなかったほどのキーマンです。

そしてカラーページで大々的に取り上げさせていただいた田園調布F邸や高輪I邸をはじめとする、これまで僕らに設計を任せてくださったお施主様の皆様方、本当にありがとうございました。

リフォーム・リノベーション設計術の紹介記事 

こちらは、今月号の建築知識に掲載して頂いた、紹介ページです。どのようにして中西ヒロツグさんとこの本を書くことになったかが、詳しく紹介されています。そして最後になりますが、ここまで協力してきてくれた歴代のスタッフたち(渡辺さん、竹田さん、笠原君、穂坂君、板倉さん、中西さん、後藤さん、杉田君、公文君、そして岸本さん)にも感謝・感謝です。明日から書店の建築コーナーに並ぶ予定です。プロ用の超専門書ですが、どうぞ手に取ってご覧ください!

リノベーション工事着工 既存設備の撤去完了

杉並区S邸

杉並区S邸リノベーション工事が着工しました。これまで近隣挨拶や管理組合との交渉、工務店やお施主様とのスケジュール確認などを慎重に重ねてきたことで、ようやく工事に取り掛かることができました。

リノベーション工事着工

普通の工事であれば、まずは設備を取り外してからすぐに解体プロセスが始まるのですが、今回は最初からスケルトン状態になっているので、全ての設備業者さんが集まって、一気に各種設備の取り外しがスタートしました。

マンションインターホンの取り外し

こちらは、マンション管理組合側が呼んでくれたインターホンの専門業者と、工事側の電気屋さんが現物を見ながら話している様子です。共通玄関の鍵の開閉と絡むインターホンは、マンションの仕組みを知らない業者が触ると、問題が発生するケースが多いので、管理会社に業者さんを紹介して貰うのが一般的です。

ガスと水道の取り外し

手前では、ガス屋さんがガス配管を張り外し中で、奥では水道屋さんが水抜きをしてから、給水給湯管を外そうとしています。

ファンコイルユニット取外し

天井裏についていたファンコイルユニットは、今回のリノベーション工事で全ての既存機器を撤去して、新しいものに交換することになりました。併せて、冷温水管とドレイン管も交換することになっています。

空調設備屋さんは技術者2名に職人さん4人で入ってくれたので、午後3時頃までにはすべての機器が取り外されました。

こちらは、電気配線を通していたCD管です。不要なCD管は全て外されました。奥に見えている黄色いスポンジ状のものは、空調の冷温水管をカバーしていた断熱材です。夕方までにはほぼすべての機器類が撤去されました。

給水ヘッダーの取付け

既存機器の撤去だけでなく、こちらは水道屋さんたちが、給水と給湯のヘッダーを組み立てている所です。今回は給水・給湯システムも全てやりかえるので、壁裏にヘッダーを隠し、浮き床の下にさや管方式で配管することとしています。

子ども部屋インテリア家具のビベル(VIBEL)の青山ショールーム訪問

神戸M邸

神戸M邸リノベーションの打ち合わせで、フランス発の子供部屋インテリア家具の専門店、ビベル(Vibel)の青山ショールームにお施主様と一緒に伺って参りました。

青山ビベル(VIBEL)ショールーム打合せ

ビベルの中島さんと基本的な情報を確認しながら、どのようなことがビベルで可能かを説明して貰っている様子です。幼児心理学も学んだという中島さんの子供部屋の話しは、とても説得力がありました。

子供部屋インテリアの提案

事前に、担当スタッフの竹田さんから情報を伝え、ピンクが大好きな2歳のKちゃんの部屋の造作家具のアイデアスケッチや、壁紙やファブリックなどのインテリア仕上げ材、小物などの提案を見せて貰いました。実際に使う予定のフローリング材に合わせて、ビベル側で用意できる素材を重ねて、相性も確認させてもらいました。

女の子の部屋のインテリア素材

ビベルは元々はフランスの会社ですが、壁紙やファブリック類はイギリスやアメリカなども物も集めていて、本当に豊富な選択肢の中から選ぶことが可能です。ただ、あまりにもチョイスが多いので、普通のお子様では迷って決めることが出来ないので、ヒアリングでどのような色、物(動物や植物、食べ物やおもちゃ等)が好きかを聞いて、それらにマッチした柄を再度提案して貰うことになりました。

ビベル青山ショールームのインテリア

写真のように、ビベルは子供用の小さな家具(お化粧鏡や小物入れ)や、小物など子供部屋の空間作りのアイデアもいっぱいで、見ているだけでも幸せな気持ちになります。

女の子の部屋のインテリア

ベッドにちょっとした天蓋を付けるだけで、想像力が膨らんで、色々なシチュエーションでの「ごっこ遊び」のアイデアが生まれそうです。

男の子の部屋のインテリア

ビベルには、女の子の部屋だけでなく、当然ながら男の子の部屋のインテリア提案もあります。青と緑をベースにした2段ベッドの空間は、男の子の冒険心をそそってくれそうです。本日はKちゃんは一緒ではありませんでしたが、可愛らしいイメージスケッチやきれいな素材はきっと気に入って貰えそうです。