渋谷Q邸のお客さまとのキッチンの打ち合わせも続いております。
キッチンデザインの自由度、そして何より設計&営業担当をしてくれた水谷さんと奥さまの相性の良さから、世田谷のリネアタラーラをパートナー仮決定してのショールーム打ち合わせです。
僕ら不在でもショールーム訪問をして下さっているので、すでにご訪問は3回目となります。
まずは使い勝手の復習で、ガスコンロやシンクの位置関係の確認から通路幅の仮確定、奥さまがずっと気になさっているまな板置き場や細かい収納引き出しのサイズや位置などを細かく見返してゆきました。
カウンター素材を始め、まだ決まった部分がないので、こちらから持ち込んだカウンター材の候補とリネアタラーラが揃えている素材との相性を色々と試してゆきます。
こちらは、2段カウンター素材の候補をして中目黒にある石材屋のコアド&マテリアルからお借りしているセントクルーデというドイツの石材のアンティークブラシ仕上げです。水回りのシンクカウンターなどには使えませんが、その上に重ねて置くダブルカウンターであれば、使えるのではと候補として持ってきたところ、このザックリと素材力のある所を気に入って頂けたようです。
一つ仮固定の素材が決まると、そこからの色味やツヤなどのマッチングで、他の扉やメインのカウンターなどの素材が決まりだしました。
二段カウンターでは、スツールを用意して朝食などの軽食を食べれるようになさりたいとのことで、リネアのキッチンにある足台のようなものが欲しいとのことで…、
こちらの脚置き金物を参考にさせて貰うことになりました。まずは一通りの見積りを作って貰うには十分な情報を仮決めすることができたので、2時間ほどの濃密なショールーム打ち合わせを切り上げて、目黒にあるアークテックのショールームに移動致しました。
こちらでは、僕らが良く採用させて貰っているイタリア製大理石柄の大判タイル、フィアンドレの製品を見て頂きました。
白いビアンコカラーラ系の大理石柄でも、模様や素地の色味で細かくニュアンスが分かれてくるので、小さなサンプルでは見えてこない、その色傾向を確認して頂きました。
フィアンドレには、大理石柄だけではなく、御影石やコンクリート調のタイルもあるので、他の場所で使えそうなものがないか、一通りをご案内頂きました。
目黒のアークテックから、弊社に行く途中に白金台のコンフォートのショールームがあるので、急遽こちらも予約を入れて見学させて貰いました。こちらは人造大理石のシーザーストーンの大判サンプルです。
スタイリッシュなアルミ枠とガラスのパーテーションのライキも見て頂きました。
フレームのアルミの色と、ガラスの素材感を選ぶことで、色々と様相を変えて見せることができるスタイリッシュなパーテーション素材です。
こちらの左右の扉は同じアルミ枠の色ですが、ガラスを変えることで雰囲気が随分変わることが、お客さまにも分かって頂けたようです。ライキは書斎部屋の収納に使う予定です。