Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

新築完成引き渡し直後からのリフォーム-ザ・ライブラリー

ザ・ライブラリー

マンションの竣工お引渡し前のタイミングで、A様と南青山A邸のリフォーム工事契約を無事結ぶことができました。新築マンションでお引き渡し前にリフォーム工事の契約を結ぶことで、お引渡し直後すぐに(と言ってもリフォーム工事申請をして受理してからとなりますが…)工事に入ることができることになりました。お引き渡し時に関連業者の方々と一緒に最後の現地調査に伺ってきました。

ザ・ライブラリー南青山A邸図面チェック

新築マンションでは、完成お引き渡し後3か月ほど経たないと管理組合が発足しないので、お引渡し直後にリフォーム工事申請をすると、マンションデベロッパー(開発業者)が管理組合に代って申請を受理してくれることになるのです。

ザ・ライブラリー南青山A邸解体工事

無事工事申請が受理され、お引き渡し後2週間後には解体工事を始めることができました。
ここから先、詳しくはザ・ライブラリーのホームページ内のブログ記事をご覧ください。

ジャクソン・Tフォルム・セラ・リネアタラーラ・アルクリネア

渋谷R邸

渋谷R邸のお客さまご夫妻と一緒に、水回り設備とキッチンのショールーム巡りを行いました。

ジャクソン浴槽ショールーム

まず最初に行ったのは、南青山にある高級アクリル製浴槽のジャクソンのショールームです。大きな浴槽のメリットとデメリットの話をさせて頂きました。
メリットとしては、体を伸ばしてストレスなく入浴できること、お子さまが生まれた後も複数人数で一緒に入浴できること等となります。それに対してデメリットは、お湯を入れるのに時間が掛かること(浴槽サイズによっては自動給湯で30分以上掛かることも)、入れた途端からお湯が冷めてしまうこと、浴槽の掃除が大変なことなどがあります。とはいえ、折角広い浴室を実現できるのですから、楽しみのある大型浴槽を検討すべきだとお勧めしております。

ジャクソンのマイクロバブル体験

ショールーム内には、実物展示としてマイクロバブルの実演浴槽があるので、そちらもお二人に見て頂きました。マイクロバブルは、体が温まりやすい、体を擦らないでも体の汚れが取れやすくなるなどのメリットがあると言われています。浴槽下に専門の機械を入れる方式と、給湯器自体にマイクロバブル機能をつける方式があります。奥さまはとても強い興味を持たれていました。

ジャクソン一人用浴槽

それに対して、こちらの超コンパクトな一人用の浴槽にご興味を持たれたのはご主人さまでした。先回のブログで書いたサウナに強いこだわりがあるので、この一人用浴槽を設置できれば水風呂に入れるのではとのお考えがあるようです!

Tフォルム水回り設備ショールーム

次に伺ったのは、元麻布にあるTフォルムのショールームです。こちらは輸入物の水栓やボウル、便器などを扱う会社ですが、ドイツ製の鋼製ホーロー浴槽のカルデバイを多数展示しています。

鋼製ホーローのカルデバイ浴槽

鋼製ホーローは傷に強く、対候性もあるので、ショールームの奥の坪庭に沢山の浴槽が置かれているのです。

カルデバイ浴槽体験

僕らが良く採用しているこちらのメガデュオは柔らかい形と、体にフィットする感覚が良いとお二人とも気に入ってくださいました。

Tフォルム水回り設備ショールーム

水回り設備以外にもスタイリッシュな建築金物のフォルマーニなども扱っているので、一通りご案内頂きました。

セラ水回り設備ショールーム

次に訪れたのは乃木坂のセラ・トレーディングです。TOTOの子会社で欧州や米国の輸入水回り設備を多数扱っている会社です。

セラ水回り設備ショールーム

こちらでは、水栓と洗面&手洗いボウル、シャワーなどを体感して頂きました。

リネアタラーラショールーム

こちらは別日ですが、世田谷の用賀にある高級オーダーキッチンのリネアタラーラのショールームもご一緒しました。

リネアタラーラショールーム

電気調理器機や小物類をうまく隠せる仕組みはとても喜んで見てくださいました。

リネアタラーラショールーム

ご主人さまはとにかくカッコよいキッチンを、奥さまは使っていても整理整頓しやすく、生活感を隠せるようなキッチンが良いとのご希望でした。ゴミ箱の収納方法は沢山のバリエーションが展示されており、どれが良いかアーダコーダとお話ししながら見比べさせて頂きました。

イタリア最高峰キッチンのアルクリネアショールーム

僕らはご一緒できませんでしたが、先日出来たばかりのショールームを見学して感銘を受けたイタリア最高峰のオーダーキッチンのアルクリネアも予約してみて来て頂きました。
まずは手始めに、最高級品からコストパフォーマンスが良いもの、使い勝手優先なのか、デザイン優先なのか、多種多様な水回り設備ツアーをさせて頂きました。ここから提案と見積りを比較しながら、お二人の考えを伺って、取捨選択してゆく作業となります。

インテリア雑誌「I’m home.」114号に渋谷区Q邸掲載!

渋谷区Q邸

昨日発売になったインテリア雑誌「I’m home.」114号(2021年11月号)に弊社の設計のマンションリノベーション事例渋谷区Q邸が掲載されました。

インテリア雑誌「I'm home.」に掲載

「色と素材が導く、心地良い暮らし」という特集の巻頭に「素材が響きあうシックな空間にブルーが際立つ」というサブタイルでの掲載となっています。

インテリア雑誌「I'm home.」に渋谷区Q邸掲載

背中が見えている2脚のラウンジチェアは、お客さまが一目で気に入って購入が決まったモルテーニのケンジントン、ソファのクッションは奥さまがナショナルインテリアで誂えて下さったもの、ラグはサイズ違いで大変苦労したジャイプール、壁の海の絵は以前からお手持ちのアートで、それらがリビングのブルーの要素となっています。

インテリア雑誌「I'm home.」に渋谷区Q邸掲載

色と素材の特注とのことで、バイオエタノール暖炉とテレビを纏めた壁周りのハイテグラ(フッコー)とサルバトーリ(インテリアーズ)、床材メーカーの望造に特注オーダーしたヘリンボーン・フローリングのアップ写真も載せて貰っています。

インテリア雑誌「I'm home.」に渋谷区Q邸掲載

キッチン周りは、お客さまもとても気に入って下さっているピール加工のエンペラドールダーク(大理石・日本辰華)のキッチンカウンターと、家具&壁面に使ったリストネジョルダーノ(ADワールド)のフローリング材の組み合わせを中心に紹介してくれています。キッチン本体は、オーダーキッチンのリネアタラーラにお願いしましたが、部分的には造作家具の現代製作所が入り、2社共通で日本辰華に大理石を頼むという変則的なチーム編成で作り上げたキッチンです。

インテリア雑誌「I'm home.」に渋谷区Q邸掲載

これまでブログでもあまりご紹介できていなかった寝室周りもブルーのイメージでとても上手に撮影してくれています。

インテリア雑誌「I'm home.」に渋谷区Q邸掲載

最後のページは玄関ホールから廊下を経て、キッチン、ダイニングへと一直線に抜ける写真です。お客さまが選んでくださったジノサルファッティの照明と、弊社副所長で担当だった竹田さんデザインの姿見が素敵にマッチした空間となっています。

インテリア雑誌「I'm home.」2021年11月号

こちらが雑誌の表紙です。密かに表紙も狙っていたのですが、適いませんでした…。

インテリア雑誌「I'm home.」に渋谷区Q邸掲載

最後のデータ欄では、お知り合いの直井建築設計事務所のお隣に掲載して頂きました。担当だった竹田さんは、学生の頃から直井さんご夫妻と仲が良かったので、このデータページの偶然もとても喜んでおりました!

雑誌「I’m home.」に掲載された過去の事例ブログは以下の通りです。

・外苑前C邸_「I’m home.」リノベーション特集号掲載

・元麻布I邸_「I’m home.」リノベーション特集号掲載

・代官山T邸_「I’m home.」リノベーション特集号掲載